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Japan Diamond Softball LEAGUE:第14節(東地区)

ニトリJD.LEAGUE 2023 試合結果

ニトリJD.LEAGUE 2023 第14節(東地区)
破竹の7連勝でプレーオフに弾み!通算成績を20勝9敗とし東地区単独2位でレギュラーシーズン終了!

 10月28日〜29日にかけて、埼玉県本庄市/ケイアイスタジアムにて第14節が行われた。初日の大垣ミナモとの対戦は、2回にフリッペンの第8号ソロで先制すると、3回には山口と森山のタイムリーと山内の第5号2ランで4点を加え、5回には坂本(結)の第4号ソロでダメ押しの追加点を挙げ、投げては先発のマクイリンが相手打線を4回まで6奪三振の無失点に抑え、5回からリリーフした佐藤が守備の乱れもあり2点を失うものの、最後は田内が2回を無失点で締めくくり6-2で勝利。翌日のデンソー戦では、2回に押し出しの四球で先制すると、3回に藤森のタイムリーと女鹿田のエンドラン、5回には山内の2試合連続の第6号ソロ、6回には平田のリーグ戦初となる第1号、杉本の第2号の2者連続ホームランで追加点を挙げ、投げては先発の長谷川が3回を無失点に抑え試合を作り、リリーフの田内と坂本(実)がともに1点を奪われ2点を失うものの、最後はマクイリンが締めくくり6−2で勝利した。チームは破竹の7連勝で通算成績を20勝9敗とし、東地区単独2位でのプレーオフ進出を決めた。
 続くポストシーズンのプレーオフは、11月11日〜12日に神奈川県川崎市/等々力球場で行われ、日立は11月12日のセカンドステージで東地区3位のホンダとの対戦となる。

 多くの皆様のご声援、ありがとうございました。

チーム戦績(レギュラーシーズン最終順位)

[チーム戦績]レギュラーシーズン最終順位

プレーオフ組合せ

[プレーオフ組合せ]

対 大垣ミナモ戦(10月28日 通算成績:19勝9敗)

フリッペン、8号先制弾!山内、追撃5号2ラン!坂本(結)、5号ダメ押し弾!マクイリン4回6奪三振の好投で7勝目!3位以上でのプレーオフ進出を決める!

試合結果
チーム名 1 2 3 4 5 6 7
大垣ミナモ 0 0 0 0 2 0 0 2
日立 0 1 4 0 1 0 x 6
  • 【バッテリー】☆マクイリン(4回:7勝2敗),佐藤(1回),田内(2回)−坂本(結),女鹿田
  • 【本塁打】フリッペン(2回:8号),山内(3回:5号2ラン),坂本(結)(5回:4号)
  • 【二塁打】杉本(3回),森山(3回)
  • 【盗塁】坂本(結)(1回),藤森(2回)

試合レポート

第14節初日の対戦相手は、今季1勝1敗の大垣ミナモとの一戦。プレーオフ進出は決めたものの、少しでも優位な条件で臨む為にも必ず勝利しておきたい日立の先発マクイリンは、初回からテンポ良く相手打線を三者凡退に抑える見事な立ち上がり。その後も、4回までヒットを許すものの緩急つけた巧みな投球で相手打線を抑え込むピッチングを披露。

早い段階で先取点を奪っておきたい日立の攻撃は、初回表に二死から坂本(結)がレフト前ヒットで出塁し、すかさず盗塁を決めて二死二塁の先制のチャンスを作るも後続は打ち取られ先取点とはならず。しかし2回裏、一死からフリッペンのホームランダービートップに並び2試合連続となるレフトへの第8号ソロホームランで先取点を挙げる。

更に、3回裏には先頭の杉本が右中間を破るツーベースヒットで出塁すると、続く山口がライト前タイムリーを放ち杉本がホームイン! バックホームの間に山口は二塁へ進み無死二塁のチャンスが続くと、一死からこの時点で本塁打・打点で二冠の森山が左中間へのタイムリーツーベースを放って山口が生還。更に、森山を二塁に置いて山内が放った大きな当たりは右中間への第5号ツーランに!この回、一挙4点を挙げ5−0と大量リードで勝利を引き寄せる。

5回表、日立のピッチャーは佐藤に交代。佐藤は先頭打者に四球を与えてしまうと、次打者の内野ゴロがフィルダースチョイスとなり無死一、二塁のピンチを背負う。ここで送りバント処理が一塁への悪送球となり二塁ランナーがホームインし1点を失うと、続く無死二、三塁のピンチにセンターへの犠牲フライを許し2点目を献上してしまう。なおも一死二塁、二死三塁とピンチが続くが、何とかレフトファールフライに仕留めこの回2失点で食い止める。

3点差に追い上げられた5回裏の日立の攻撃は、嫌な流れを断ち切るかのように先頭の坂本(結)がレフトへの超特大第4号ソロで追加点を挙げ、再び突き放す。試合は6−2となり4点のリードで後半戦へ。

6回表、日立のピッチャーは田内に交代。田内は一死からヒットと四球で二死一、二塁のピンチを招くも落ち着いた投球で後続を抑え無失点。7回表にもヒットのランナーは出すも、落ち着いた投球で後続を抑え込み得点を与えずゲームセット。先発のマクイリンは7勝目を挙げ、チームは通算成績を19勝9敗とし、プレーオフ3位以上での進出が確定した。

[撮影]大木 浩
フリッペン、先制第8号弾を放つ!

[撮影]大木 浩
山内、追撃の特大第5号2ラン!

[撮影]大木 浩
坂本(結)、超特大第4号弾でダメ押し!

[撮影]大木 浩
マクイリン4回6奪三振無失点で7勝目!

オーダー表&個人成績

個人成績

対 デンソー戦(10月29日 通算成績:20勝9敗)

山内、2試合連続第6号!平田、リーグ戦初アーチ!杉本、2者連続第2号!破竹の7連勝でレギュラーシーズン終了!

試合結果
チーム名 1 2 3 4 5 6 7
デンソー 0 0 0 1 0 1 0 2
日立 0 1 2 0 1 2 x 6
  • 【バッテリー】長谷川(3回),☆田内(2回:3勝1敗),坂本(実)(1回2/3),マクイリン(1/3回)−女鹿田
  • 【本塁打】山内(5回:6号),平田(6回),杉本(6回)
  • 【盗塁】杉浦(3回),高瀬(4回)

試合レポート

第14節二日目の対戦相手は、東地区3位のデンソーとの一戦。この試合の勝敗で最終順位が決定することから、優位な条件でプレーオフに臨む為にも必ず勝利しておきたいところ。日立の先発長谷川は、初回表からテンポ良い投球で相手打線を三者凡退に抑えるピッチング。2回表には、一死から相手5番打者のライト前ヒットを許すと、打球を後逸した間にランナーは二塁へ進み一死二塁の先制のピンチを招くが、この場面でも落ち着いた投球で後続を二者連続三振に抑え込み、事なきを得て無失点で切り抜ける。

先取点の欲しい日立の攻撃は、初回表に先頭の杉本がレフト前ヒットで出塁すると、山口のセンターフライでタッチアップした杉本が二塁に進塁し先制のチャンスを作るも、後続断たれ先制ならず。しかし2回裏、制球定まらない相手フーバー投手の前に山内が四球を選び代走に山本を起用すると、藤森のレフト前ヒットと女鹿田の死球で一死満塁と先制のチャンスが生じる。すると、二死から杉本が冷静に四球を選び押し出しでまずは1点を先制する。なおも二死満塁のチャンスが続くが、ここはあと一本は出ず1点止まり。

しかし、日立打線は押し出しの1点に留まらず、3回裏には一死から森山が三塁強襲ヒットで出塁し、代走に杉浦を起用するとすかさず盗塁を決めて一死二塁と追加点のチャンスメイク。続く山内が四球を選び一死一、二塁とチャンスを拡げると、二試合連続ホームランを放っているフリッペンはショートへの内野安打で出塁。一死満塁の場面で打席に入った藤森は、期待通り一、二塁間を抜けるライトへのタイムリーヒットを放ち杉浦がホームイン!なおも一死満塁のチャンスには、女鹿田がきっちりエンドランを決めて山内が生還。なおも続く二死二、三塁のチャンスに追加点は奪えなかったものの、この回2点を追加し3−0とリードを拡げる。

先制点を貰った長谷川は、3回表に一死から右中間へのスリーベースを許し同点のピンチを招くも、粘りの投球で後続を抑え込み無失点で切り抜け、4回表からは田内に交代。田内は代わり端に相手三番打者に左中間へのホームランを許し1点を献上するが、後続はきっちり三人で抑え最小失点で切り抜ける。

代わり端に1点を献上した田内だが、5回表はきっちり三者凡退に抑える好投を魅せ流れを作ると、その裏の日立の攻撃は先頭の山内が放った左中間への弾丸ライナーが二試合連続の第6号ホームランとなり、ここに来て貴重な追加点を挙げる。試合は4−1となり、3点のリードで後半戦へ。

6回表からは、日立のピッチャーは坂本(実)に交代。その坂本(実)は先頭打者にライト前ヒットを許すと、バッテリーエラーで無死二塁のピンチを招いてしまい、次打者のライトフライでランナーが進塁すると、二死からまたもバッテリーエラーで三塁ランナーが生還し1点を献上してしまう。

再び2点差に詰め寄られた日立だが、リーグ戦初スタメンの平田にレフトオーバーのリーグ戦初アーチが飛び出し初打点を挙げ突き放すと、続く杉本も左中間へ弾丸ライナーで飛び込む第2号ホームランを放ちダメ押し。二者連続ホームランで2点を追加し、試合は6−2の4点リードで最終回へ。

7回表、4点のリードをもらった坂本(実)だが、制球定まらず四球とヒットで無死一、二塁のピンチを招く。続くバッターはサードゴロに仕留めゲッツーを奪い二死とするも、またもヒットと四球で二死満塁のピンチを招いてしまったところでマクイリンに交代。マクイリンは落ち着いた投球で最後の打者を外野フライに打ち取りゲームセット。チームは対戦成績を20勝9敗とし、東地区単独2位でリーグ戦レギュラーシーズンを終了しプレーオフ、セカンドステージへの進出を決めた。

11節から破竹の7連勝でポストシーズンへの弾みを付けた形だが、ここからはJDリーグ初制覇に向けひとつも負けられない戦いとなる。打線は上向きで投手陣も好投を続けているが、今節も守備の乱れから失点するケースが散見された。小さなミスが勝敗を大きく左右することもあり、今一つ気を引き締めて先ずは確実にプレーオフを制し、ダイヤモンドシリーズへの進出を決めて貰いたい。

[撮影]大木 浩
杉本、先制の押出四球、ダメ押し2号弾で勝利に貢献!

[撮影]大木 浩
藤森、追撃タイムリーで勝利を引き寄せる!

[撮影]大木 浩
山内、2試合連続弾は特大の第6号!

[撮影]大木 浩
平田、リーグ戦初スタメン、初アーチ、初打点!

[撮影]大木 浩
長谷川、3回4奪三振無失点の好投で試合を作る!

オーダー表&個人成績

個人成績

記録&記事:安富 隆之,中山 友紀子,徳田 政昭,古園 敏幸