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日立ソフトボール部

第76回国民体育大会 神奈川県予選決勝
順当に勝利し関東予選のキップ獲得

 第76国民体育大会神奈川県予選の決勝が、5月29日(土)に厚木市及川球技場で行われた。昨年はコロナ禍により中止となったが、今年は有観客での開催。今年も決勝戦から登場の我が日立サンディーバは、予選を勝ち抜いた厚木SCとの対戦。試合は、初回から坂本(結)・炭谷の二者連続ホームランなどで一挙4点を奪うと、2回には打って変わって機動力を生かした攻撃で2点を奪い、早くも試合を決める。投げては先発の坂本(実)が2回まで無失点に抑え、3回からはルーキー佐藤と交代。立ち上がりを攻められ2点を失うものの、その後はしっかり打ち取り、順当に関東予選のキップを獲得した。関東予選は、8月14日(土)〜16日(月)、栃木県足利市で行われる。

 多くの皆様のご声援、ありがとうございました。

[試合結果]国体県予選

決勝 厚木SC戦(5月29日)

坂本(結)・炭谷二者連続ホームラン!ルーキー佐藤は公式戦初登板初勝利!! 順当に関東予選のキップを獲得

試合結果
チーム名 1 2 3 4 5 6 7
日立 4 2 1 0 0 0 0 7
厚木SC 0 0 2 0 0 0 0 2
  • 【バッテリー】坂本(実)(2回)、☆佐藤(5回)−大越
  • 【本塁打】坂本(結)(1回:2ラン),炭谷(1回)
  • 【三塁打】山口(1回),大越(5回)
  • 【二塁打】那須(1回),大越(3回),山口(6回)
  • 【盗塁】那須(1回),唐牛(2回),高瀬(2回),山口(2回),坂本(結)(2回)

試合レポート

昨年はコロナ禍により中止となった国民体育大会神奈川県予選だが、今年は厚木及川球技場での開催が決定。例年通り日立は決勝からの進出となり、相手は日本リーグ3部の厚木SCとの一戦。確実に勝利し、関東予選の切符を手に入れたいところ。

その日立の初回の攻撃は、日本リーグ前半戦の好調ぶりを物語るように打線が爆発。一死からセーフティーバントで松岡が出塁し、3番山口が右中間へのタイムリー三塁打で早くも先制すると、続く坂本(結)が左中間へツーランを放ち、この日5番に座った炭谷も左中間へ二者連続のソロホームラン!一気に4点を奪う猛攻を見せる。

4点リードの状況でも攻撃の手は緩めず、続く2回表の攻撃では四死球で出塁したランナーが悉く盗塁を決めてチャンスを広げ、松岡のエンドランや相手エラーで更に2点追加。3回表にはセンター前ヒットで屋禰が出塁し、大越が初球を力強く叩き右中間へのタイムリー二塁打で更に追加点を奪い、試合中盤で大量7点を奪う展開に。ここでルーキー鈴木(未)が代打出場を果たしたが、公式戦初打席は内野安打に打ち取られる。

先発の坂本(実)は、安定感抜群の投球で初回は難なく三者凡退に打ち取り、2回裏にはライト前ヒットでランナーは出すものの全く危なげなく後続断ち切り、3回裏からは公式戦初登板となるルーキー佐藤にマウンドを預ける。

その佐藤は立ち上がりが落ち着かず、先頭打者に四球を与え、続く打者には内野安打で無死一、二塁とされると、右中間への走者一掃のタイムリー二塁打を放たれ2点を奪われる。その後も二塁打を許すも追加点は与えず、何とかこの回を凌ぐ。その後は落ち着きを取り戻したか、内野エラーもありランナーは出すものの、要所を抑えるピッチングを見せる。

その後の日立の攻撃は交代した相手投手を打ちあぐね、5回表に大越がライトオーバーの三塁打、6回表には山口がセンターオーバーの2塁打を放つなど追加点のチャンスは何度か訪れたが、得点に結びつかず。それでもこの大量リードの展開に、5回裏の守備からルーキー杉浦と2年目の山本を送り出し、若手に経験を積ませる采配も見せる。最終的に7-2で勝利を収め、順当に神奈川県代表として関東ブロック予選の切符を手に入れた。


坂本(結)、初回に豪快な2ランを放つ!


坂本(結)に続き、炭谷が二者連続ソロホームラン!


坂本(実)、安定したピッチングで2回を無失点!


ルーキー佐藤、公式戦初登板初勝利を収める!


スタメンマスクの大越が打撃で活躍!


順当に勝利し、県代表として関東予選へ進出

オーダー表

オーダー表

記録&記事:中山 友紀子,徳田 政昭,奥田 透,古園 敏幸