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日立ソフトボール部

日本女子ソフトボールリーグ1部:第7節

2018年度 試合結果

ソフトボールリーグ1部 第7節
後半戦4連敗、決勝トーナメント進出は極めて厳しい状況に

 9月22日〜23日にかけて、岩手県一関市/一関運動公園野球場で日本リーグ第7節が行われた。前節の連敗で決勝進出に向けて一試合も落とせない厳しい状況の中、初日のSGホールディングス戦は、守備の乱れも重なり4失点、田邊の3打数3安打2二塁打2得点の活躍と泉(花)の好リリーフも、最後まで追いつくことが出来ず手痛い敗戦を喫した。厳しい星勘定となり決勝トーナメント進出に向けて絶対に負けられなくなった翌日のデンソー戦は、3回の大量5失点含む計6点を奪われ、打線は沈黙で4安打完封負け。この結果、今節も連敗で後半戦4連敗。通算成績を5勝10敗とし、単独9位と決勝トーナメント進出は極めて厳しい状況となった。
  なお、次の第8節は10月6日〜7日、地元神奈川県横浜市/サーティーフォー保土ヶ谷球場(旧:神奈川新聞スタジアム硬式野球場)で行われる。

 多くの皆様のご声援、ありがとうございました。

対SGホールディングス ギャラクシースターズ戦 (9月22日 通算成績:5勝9敗)

守備の乱れも重なり手痛い敗戦!後半戦3連敗を喫する!!

試合結果
チーム名 1 2 3 4 5 6 7
日立 0 0 0 0 1 0 1 2
SGホールディングス 0 0 3 0 1 0 x 4
  • 【バッテリー】★岡村(4回2/3:4勝4敗),泉(花)(1回1/3)−清原
  • 【二塁打】松本(3回),田邊(5回,7回)

試合レポート

第7節初戦の相手は、前半戦で完封負けを喫しているSGホールディングスとの一戦。決勝トーナメント進出に向け、前節の連敗でもう負けられない状況に追い込まれているチームとしては、絶対に勝利し前半戦の借りを返したいところ。初回表、日立の攻撃は、一死から松岡がセンター前ヒットで出塁するも、後続断たれ無得点。日立サンディーバの先発岡村は、初回裏に二死から四球でランナーを許すも、後続を落ち着いて打ち取り、まずまずの立ち上がりを見せる。

2回表、日立の攻撃は一死から田邊がショートへの内野安打で出塁するも、続く清原が併殺打に打ち取られチャンスを拡げられない。3回表にも二死から松本がレフトオーバーの二塁打を放つものの、ここでも相変わらず打線が繋がらず不安な展開に。

先発の岡村は3回裏、相手打線に3連続ヒットを浴びて無死満塁のピンチを招くと、ライト前タイムリーを放たれあっさり先制点を献上。更にレフト前タイムリーと味方のエラーで、この回なんと3点を奪われてしまう。

5回表、そろそろ得点したい日立の攻撃は、先頭の田邊が左中間への二塁打で出塁し、続く清原のライト前ヒットで無死一、三塁とチャンスを拡げる。一塁には代走に山口を起用し、代打には数馬を送るが三振に倒れてしまう。続く倉本は何とか内野ゴロを放ち田邊がホームイン。ようやく得点が入るものの、この回の攻撃は1点止まり。その裏、岡村は先頭打者に内野安打を許し、二死後、レフト前ヒットがまさかの後逸となり追加点を奪われる。なおも続く二死三塁のピンチで、ピッチャーは泉(花)に交代。泉(花)は次の打者をライトフライに仕留めピンチを脱する。試合は1-4と3点ビハインドで後半戦へ。

6回表、日立の攻撃は二死から那須が四球を選び出塁するも、後続断たれ得点ならず。その裏、泉(花)は先頭打者にライト前ヒットを許すも次の打者を5-4-3の併殺打に仕留めるなど、後続をしっかり抑えて最終回の攻撃へ望みを託す。

7回表、日立の攻撃は先頭の田邊がライトへの二塁打で出塁。相手バッテリーミスで無死三塁とチャンスが拡がると、代打松畑が内野ゴロで見せた全力疾走は相手野手の悪送球を誘い、その間に田邊がホームイン! 2点差とするが反撃はここまで。手痛い敗戦を喫し、後半戦3連敗でチームは通算成績を5勝9敗と大きく負け越す状況となった。

[撮影]川村 可奈子
田邊、3打数3安打2二塁打2得点も…

[撮影]川村 可奈子
泉(花)好リリーフ!無失点で抑えるも…

オーダー表&個人成績

個人成績

対デンソー ブライトペガサス戦(9月23日 通算成績:5勝10敗)

大量6失点、打線沈黙で4安打完封負けを喫し後半戦4連敗!

試合結果
チーム名 1 2 3 4 5 6 7
日立 0 0 0 0 0 0 0 0
デンソー 0 0 5 0 1 0 x 6
  • 【バッテリー】★小薗(2回:1勝4敗),岡村(3回1/3),泉(礼)(2/3回)−鈴木,清原,鈴木

試合レポート

第7節二日目の相手は、開幕戦で1-6と完敗しているデンソーとの1戦。何が何でも前半戦の借りを返したいところ。初回表、日立の攻撃は、先頭の松本がライト前ヒットで出塁。松岡がキッチリ送り、一死二塁の先制のチャンスを作るも後続断たれ無得点。その後も何と4回裏まで三者凡退に抑えられる展開に。

日立サンディーバの先発は小薗。初回裏、先頭打者にレフト前ヒットを許すも、鈴木が盗塁を阻止するなど後続を抑え、続く2回裏も相手打線を三者凡退に抑えるなどまずまずの立ち上がり。しかし、3回裏には先頭打者にレフトオーバーの本塁打を許し先制点を許してしまう。なおもレフトへの連続安打で無死一、二塁のピンチとすると、センター前のタイムリーを浴び2点目を献上。さらにライトオーバーのスリーランホームランで5連続安打となり、一挙に5点を奪われる。ここで、ピッチャーは岡村に交代。岡村は後続を3人でピシャリと抑えるも、5点ビハインドの厳しい状況。

どうにかして反撃したい日立の攻撃は、5回表に清原の死球、6回表に松岡の内野安打でランナーを出塁させるのみ。逆に、5回裏には岡村が先頭打者にライトへのホームランを許し、更に点差が開いてしまう。6回裏の一死から、ピッチャーは泉(礼)に交代。久々の登板ながらも、不安を感じさせないテンポ良い投球で、二者をキッチリ打ち取り、前日の試合同様に最終回の反撃に望みを託す。

7回表の日立の攻撃は簡単に二死まで追い込まれたものの、そこから田邊、鈴木が意地の内野安打で出塁。連打で二死一、二塁のチャンスに代打数馬が投入されるも、力強く放った打球は三塁正面への不運なライナーとなりゲームセット。完封負けを喫した。

これでチームは後半戦4連敗で、通算成績5勝10敗の単独9位。決勝トーナメント進出への道は極めて絶望的な状況となった。

[撮影]川村 可奈子
泉(礼)、久々登板も任された二人をピシャリ!

[撮影]川村 可奈子
好天の中、大応援団の声援も空しく…

オーダー表&個人成績

個人成績

記録&記事:中山 友紀子,古園 敏幸,徳田 政昭,奥田 透