ページの本文へ

Hitachi

日立ソフトボール部

日本女子ソフトボールリーグ1部:第3節

2018年度 試合結果

ソフトボールリーグ1部 第3節
連敗を喫し前節から4連敗、通算2勝5敗で同率9位に後退

 5月19日〜20日にかけ、広島県福山市/福山市民球場で日本リーグ1部第3節が行われた。初日の戸田中央総合病院戦は、初回から田邊の満塁弾が飛び出すなど3回表まで6点リードするも、投手陣が踏ん張れず5回に同点に追いつかれ、7回にはサヨナラホームランを浴びまさかの大逆転負けを喫する。翌日のSGホールディングス戦は、3回に守備の乱れからピンチを招き、押し出し四球と連続タイムリーで4失点。打線はチャンスは作るものの後1本が出ず完封負けを喫し、前節より4連敗となった。この結果、通算成績を2勝5敗とし順位は同率9位と大きく後退した。
 第4節は5月26日〜27日、北海道旭川市/旭川スタルヒン球場で行われる。

 多くの皆様のご声援、ありがとうございました。

対 戸田中央総合病院戦(5月19日 通算成績:2勝4敗)

まさかの大逆転負け!田邊の満塁弾など大量6点リード守れず!

試合結果
チーム名 1 2 3 4 5 6 7
日立 4 0 2 0 0 0 0 6
戸田中 0 0 1 2 3 0 2x 8
  • 【バッテリー】岡村(3回2/3),小薗(1回),★泉(花)(1回1/3:2敗)−清原
  • 【本塁打】田邉(1回:満塁)
  • 【二塁打】林(3回),清原(3回)
  • 【盗塁】加福(1回),山口(3回),那須(3回)

試合レポート

前節で連敗を喫し同率6位に後退し、巻き返しを図りたい日立。今節初戦の相手は今季3勝2敗と上位につけている戸田中央総合病院戦。初回、日立の攻撃は一死からリーグ戦初スタメンの加福がリーグ戦初ヒットとなる内野安打で出塁、盗塁を決めて一死二塁の先制のチャンスを作る。続く林が四球を選び一死一、二塁とすると、続く那須が放った三塁ベース直撃の強烈な打球は内野安打となり、一死満塁とチャンスが拡がる。二死後、5番田邊から飛び出した大きな当たりは、今シーズンチーム初となるセンターオーバーのグランドスラム! 幸先良く一挙4点を先制する。日立の先発は、ここ2試合は好投するも打線の援護に恵まれなかった岡村。初回に4点のプレゼントを貰うと、テンポ良く三者凡退に抑える上々の立ち上がりを見せる。

3回表、日立の攻撃は先頭の林がレフトオーバーの二塁打で出塁すると、代走に山口を起用。那須の死球で無死一、二塁とすると、ダブルスチール成功で無死二、三塁と追加点のチャンスを拡げたところで奥田がエンドランを決め、山口が生還! なおも一死三塁のチャンスが続き、二死から清原の右中間への二塁打で那須がホームインし、この回2点目を挙げる。その裏、岡村は簡単に二死とするも相手1番にセンターオーバーの本塁打を浴び1点を返されるが、後続はしっかり抑え最少失点に留め5点リードで試合は中盤戦へ。

4回裏、岡村は連打を許し無死一、二塁のピンチを招く。続く打者の内野ゴロで一死一、三塁とピンチが拡がり、次の打者にライト前に運ばれ2点目を献上。松本の好返球で一塁ランナーは三塁タッチアウトで二死一塁とするも、さらに連打を浴び、二死満塁のピンチを招く。次の打者に死球を与えてしまい、押し出しで3点目を献上したところでピッチャー小薗に交代。小薗は、後続を内野ゴロに仕留めピンチを脱する。

5回表、点差を縮められた打線は林、那須の連続ヒットと奥田の送りバントで無死二、三塁の追加点チャンスを掴む。ここで初回に先制ホームランを放っている田邊の打席に期待が高まるが、勝負を避けられ四球となり一死満塁とチャンスが拡がるが、後続が断たれ絶好の追加点のチャンスを逃す。その裏、小薗はヒットと四球で無死一、二塁のピンチを招き、二死二、三塁とされたところで次打者にレフト前タイムリーを放たれ2点を失い、一点差に詰め寄られる。なおも二死二塁のピンチにライト前にタイムリーを浴び、同点に追いつかれる。更にレフト前ヒットを浴び二死一、三塁とされたところで、ピッチャーは泉(花)に交代。泉(花)は次の打者を3球で仕留めピンチを切り抜けると、6-6の同点で試合は後半戦へ。

6回表、同点に追いつかれてしまった打線は簡単に三者凡退に抑えられる。その裏、泉(花)は一死から内野安打を許すも後続を断ち、無得点に抑え同点のまま最終回へ突入。

7回表、この回も簡単に三者凡退に倒れる。その裏、泉(花)は先頭打者にレフト前ヒットを浴びると、次の打者にレフトオーバーの本塁打を浴びサヨナラ負け。まさかの大逆転負けで三連敗を喫し、チームは通算成績2勝4敗と大きく後退した。

[撮影]川村 可奈子
田邉、今季1号は先制の満塁弾!!

[撮影]川村 可奈子
必死の応援も届かずサヨナラ負けを喫する!

オーダー表&個人成績

個人成績

対 SGホールディングス戦(5月20日 通算成績:2勝5敗)

守備の乱れから大量失点!チャンスに後1本が出ず完封負けで4連敗!!

試合結果
チーム名 1 2 3 4 5 6 7
SGホールディングス 0 0 4 0 0 0 0 4
日立 0 0 0 0 0 0 0 0
  • 【バッテリー】★小薗(2回1/3:1勝2敗),岡村(4回2/3)−清原

試合レポート

昨日の敗戦で星勘定が厳しくなった日立の2戦目の相手は、今シーズンここまで3勝3敗で上位に付けているSGホールディングス。日立としてはここで勝利し、立て直しを図りたい一戦。連敗ストッパーを託された日立の先発は小薗。初回表、落ち着いた投球で三者凡退に抑えるまずまずの立ち上がりをみせる。その裏、日立の攻撃は先頭の林がセンター前ヒットで出塁するも、後続が断たれ無得点に終わる。

2回表、小薗はヒットと送りバントで二死二塁のピンチを招くが、次の打者を見逃し三振に仕留め得点を与えない。その裏、日立の攻撃は三者凡退。

3回表、小薗は先頭打者にライト前ヒットを許すと、次の打者の送りバントをファーストへ悪送球して無死二、三塁のピンチを招き、ライトへの犠牲フライで1点を先制される。更に、内野安打と四球で一死満塁とピンチを拡げてしまい、次の打者の打球は二遊間に落ちる内野安打で、2点目を奪われる。 なおも一死満塁のピンチでピッチャーは岡村に交代。岡村は次の打者にライト前にタイムリーを浴び3点目を許すと、次の打者にもレフト前に運ばれる連続タイムリーで4点目を献上する。なおも続く一死満塁のピンチは、次のバッターを一塁ゴロ併殺に仕留めピンチを凌ぐ。その裏、4点を追いかける展開となった日立の攻撃は、あえなく三者凡退。試合は4点ビハインドで中盤戦へ

4回表、岡村は二死から四球でランナーを出すも、後続を打ち取り無失点で味方の反撃を待つ。その裏、先頭の松岡がセンター前ヒットで出塁。続く山田もレフト前ヒットで無死一二塁のチャンスを作ると、4番那須もセンター前へ運び無死満塁とのチャンスを拡げる。ここで昨日満塁ホームランを放った田邉に期待がかかるが、内野ゴロに終わる。その後、走塁ミスで二死一、二塁としたところで清原が四球を選び、再び二死満塁とチャンスが拡がるが、あと1本が出ず絶好のチャンスも得点ならず。

5回表、岡村は一死からライト前ヒットを許すも、後続を抑えこの回も得点を与えず味方の反撃を待つ。その裏、何とか反撃の狼煙を上げたい打線は、快音無く三者凡退に終わりこの回も得点ならず。4-0のまま試合は後半戦へ。

6回表、岡村は三者凡退に抑え、味方の反撃を待つ。その裏、日立の攻撃は一死から山田がセンター前ヒットで出塁するも、後が続かずこの回も無得点に終わり、4点ビハインドのまま最終回へ。

7回表、岡村はこの回も三者凡退に抑え、最終回の味方の攻撃に望みを繋ぐ。その裏、後がなくなった打線だが、先頭の清原、代打の松畑、そして奥田と打ち取られ万事休す。チームは4連敗を喫し、通算成績を2勝5敗と大きく負け越す形となった。次節、旭川での奮起に期待したい。

[撮影]川村 可奈子
4回裏、三連打で無死満塁のチャンスを作るが…!

[撮影]川村 可奈子
4連敗でチームはどん底!疾風に勁草を知る!!

オーダー表&個人成績

個人成績

記録&記事:徳田 政昭,古園 敏幸,奥田 透