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日立ソフトボール部

ソフトボールリーグ1部 開幕節
タイブレーカーの末の敗戦 4年連続開幕戦黒星スタート

 3月31日〜4月1日にかけて、日本リーグ1部の全12チームが愛知県名古屋市/ナゴヤドームに集まり、2018年度のリーグ開幕試合が行われた。4月1日、昨シーズン総合7位の日立サンディーバは、同じく8位のデンソー ブライトペガサスと対戦。3回に先取点を与えるも、最少失点で切り抜け、6回に山田、松岡、那須の連続ヒットと木村の死球で同点に追いつきタイブレーカーに持ち込む。しかし、8回に相手打線の猛攻で大量5失点を喫し、引き離され敗戦。4年連続開幕戦黒星スタートとなった。
 続く第1節は、4月28日〜29日、愛媛県松山市/坊っちゃんスタジアムで行われる。

 多くの皆様のご声援、ありがとうございました。

チーム戦績(開幕節終了時点)

[チーム戦績]開幕節終了時点

対デンソー ブライトペガサス戦(4月1日 通算成績:1敗)

打線沈黙、タイブレーカーの末、黒星発進

試合結果
チーム名 1 2 3 4 5 6 7 8
デンソー 0 0 1 0 0 0 0 5 6
日立 0 0 0 0 0 1 0 0 1
  • 【バッテリー】★小薗(7回1/3),岡村(2/3)−清原

試合レポート

2018シーズンの開幕戦。昨年のリーグ戦の終盤で、痛い敗戦を喫しているデンソーとの一戦。4年ぶりの開幕戦勝利で勢いを付けたいところ。
日立サンディーバの開幕投手は、昨年に引き続き小薗。初回表、三者凡退に切って取り上々の立ち上がりを見せる。その裏、日立の攻撃は先頭の奥田が四球を選び、続く松岡の送りバントで、一死二塁の先制のチャンスを作るが、後続が断たれ先制ならず。

3回表、先発の小薗は内野安打と送りバントで二死二塁のピンチを招き、次の打者にレフトへ大飛球を放たれ、田邉がダイビングキャッチを試みるも、あと一歩届かずレフトフェンス直撃の二塁打となり、先取点を与えてしまう。その裏、1点を追いかける展開となった打線は三者凡退に抑えられ、1点ビハインドで中盤戦へ。

5回裏、日立の打線は二死から清原が四球を選び出塁するも、後続が断たれチャンスを拡げることなく無得点に終わる。1点ビハインドのまま試合は後半戦に突入。

6回表、小薗は死球と内野安打でランナーを出して一死二、三塁のピンチを招くが、その後死球を与え二死満塁と更にピンチを拡げてしまう。しかし、ここはしっかり後続を抑えて追加点は与えず、味方の反撃を待つ。
その裏、ここまでノーヒットに抑えられていた打線は、二死から松岡がライト前ヒットを放ち出塁。山田がレフト前ヒットで続き、二死一、二塁の同点のチャンスを掴むと、続く那須の内野安打で二死満塁とチャンスが拡がる。ここで木村が死球で出塁し、松岡が押し出しのホームイン。なおも勝ち越しのチャンスが続くが、あと1本が出ずこの回同点止まり。同点で最終回に突入。

7回表、小薗は一死からヒットと盗塁と送りバントで二死三塁のピンチを招くも、ここも何とか後続を断って無失点で切り抜ける。その裏、得点を挙げゲームセットとしたい打線は、一死から代打松畑が相手エラーで出塁するも、チャンスを拡げることなく同点のままタイブレークに突入。

8回表には死球でランナーを出し一死二、三塁とチャンスを拡げられたところで、センターオーバーの本塁打を浴び、一挙3点を献上してしまう。なおも連打で一死一、二塁のピンチを招くと、続く打者にレフト前に運ばれ追加点を許す。引続き一死一、三塁のピンチの場面で、ピッチャーは小薗から岡村に交代。岡村は内野安打で追加点を奪われるも、後続は打ち取り役割を果たす。
5点のビハインドで迎えた最終回、日立は先頭の松岡が四球を選び、無死一、二塁とチャンスを拡げる。何とか二死一、三塁までチャンスを拡げるも、後続が断たれゲームセット。5回までノーヒットに抑えられ、6回に何とか同点に追いつきタイブレーカに持ち込むも、試合を通して打線は殆ど沈黙を続け、痛い敗戦を喫した。

これで、チームは4年連続の開幕戦黒星スタートとなったが、2018シーズンは始まったばかり。次節、愛媛県松山大会からの巻き返しに期待したい。

引き続き多くの皆様の力強いご声援を宜しくお願い致します。

[撮影]西野 遼太
6回裏、木村の死球で同点に追いつく!

[撮影]濱本 静代
小薗、7回1失点の力投!タイブレーカーで力尽きる!

オーダー表&個人成績

個人成績

記録&記事:中山 友紀子,古園 敏幸,徳田 政昭,奥田 透