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日立ソフトボール部

第72回国民体育大会 関東予選
 代表決定戦で破れ、全国大会出場ならず

 第72回国民体育大会の関東予選が、8月19日(土)〜20日(日)にかけて、群馬県前橋市桃の木川グランド/前橋市民球場で開催された。日立単独チームの神奈川県は、一回戦を順当に突破すると、準決勝では投打がかみあい勝利し、関東ブロック一枠を掛けた群馬県との代表決定戦へ駒を進めた。 しかし、その試合では、初回に3点先行される展開に対し、田邊の前日からの三打席連続となる本塁打、林の2点タイムリー二塁打で反撃するが、失点が先行し追いつけず敗戦。惜しくも全国大会への出場はならなかった。

 多くの皆様のご声援、ありがとうございました。

[試合結果]国体関東予選

一回戦 対 山梨県(8月19日)

清原、松本、奥田のタイムリーと泉(花)の完封勝利で、順当に一回戦突破

試合結果
チーム名 1 2 3 4 5 6 7
神奈川県(日立) 0 0 0 0 0 3 1 4
山梨県 0 0 0 0 0 0 0 0
  • 【バッテリー】☆泉(花)−清原
  • 【二塁打】松畑(1回)
  • 【盗塁】田邊,清原(6回),奥田(7回)

試合レポート

国体関東予選の初戦は、大学生で構成された山梨県との対戦。初回、松畑がライト線への二塁打を放ち二死二、三塁とチャンスを作るが後が続かず。3回、4回も得点圏へランナーを進めるも、後続倒れ無得点の展開。

先発の泉(花)は、初回、空振り三振を含む三者凡退の立ち上がり。2回裏、先頭打者にライト線への三塁打を浴びるが、後続をきっちり打ち取り無失点に抑える。その後も危なげない投球内容で得点を与えず、5回まで両チーム無得点のまま試合は終盤へ。

6回表、奥田、田邊の連続ヒット等で迎えた一死二、三塁のチャンスに続く清原が、三塁前へのエンドランを決めて先制点を挙げると、更に二死二、三塁から松本が一、二塁間を抜く2点タイムリーを放ち追加点。打線が繋がりたたみ掛ける攻撃で、この回3点を挙げる。更に7回表、先頭の林、松畑が連続ヒットで出塁すると、続く奥田がライト前へのタイムリーを放ち1点を追加する。

投げては、泉(花)が6回、7回もランナーは許すが、緩急をうまく使い後続を打ち取り無失点で切り抜ける。相手打線につけいる隙を与えず、散発5安打の完封勝利。チームは順当に一回戦を突破し、準決勝へ駒を進めた。

[撮影]大木 浩
松本 一、二塁間を抜く2点タイムリーヒット!

[撮影]大木 浩
泉(花) 散発5安打の完封勝利!

先発オーダー

先発オーダー
1 2 3 4 5 6 7 8 9
(右)
長谷川
 
(二)
松岡
 
(三)

 
(DP)
松畑
 
(一)
奥田
 
(左)
田邊
 
(捕)
清原
TR 木村
(中)
槌谷
打 木村
(遊)
松本
 

準決勝 対 埼玉県(8月19日)

田邊の二打席連続本塁打と小薗の力投。投打がかみ合い代表決定戦進出

試合結果
チーム名 1 2 3 4 5 6 7
埼玉県 0 0 0 0 0 1 0 1
神奈川県(日立) 1 0 0 3 0 1 x 5
  • 【バッテリー】☆小薗(6回),泉(礼)(1回)−清原
  • 【本塁打】田邊(4回、6回)

試合レポート

準決勝は、日本リーグ一部の戸田中央総合病院で構成される埼玉県との対戦。初回裏、先頭の長谷川がヒットで出塁すると、相手投手のワイルドピッチと松岡の進塁打で迎えた一死三塁の場面で、相手捕手が後逸する間に長谷川が生還。相手バッテリーのミスにより労せず先制点を挙げる。

追加点の欲しい打線は4回裏、この試合5番に入った田邊が右中間へのソロホームランを放ち追加点を挙げると、打線に火がつき続く奥田、清原が連続ヒットで一死一、三塁のチャンスを作り、槌谷のショートゴロの間に奥田が生還。更に松本はレフト前タイムリーで続き、この回3点を追加。

先発の小薗は、初回表、一死から四球を許すが、続く打者を併殺に打ち取り無失点の立ち上がり。2回以降も力強い投球を披露し、5回までヒットを許さず無失点に抑える展開。

6回表、小薗はこの試合初ヒットを許すと、二死三塁からタイムリーで1点を返される。しかし、6回裏、先頭の田邊がライトへ二打席連続となる本塁打を放ち、相手を突き放す。

7回表、小薗は先頭打者を出塁させた所で泉(礼)へ交代。泉(礼)は後続を3人で打ち取りゲームセット。代表決定戦の進出を決めた。

[撮影]大木 浩
田邊 二打席連続本塁打を含む3安打2打点の活躍!

[撮影]大木 浩
小薗 力強い投球で1失点に抑える好投! l

先発オーダー

先発オーダー
1 2 3 4 5 6 7 8 9
(右)
長谷川
 
(二)
松岡
 
(三)

 
(DP)
松畑
 
(左)
田邊
 
(一)
奥田
 
(捕)
清原
TR 槌谷
(中)
槌谷
打 木村
(遊)
松本
 

代表決定戦 対 群馬県(8月20日)

田邊の本塁打、林のタイムリーで反撃するが、失点先行し追いつけず敗戦

試合結果
チーム名 1 2 3 4 5 6 7
神奈川県(日立) 0 1 2 0 0 0 0 3
群馬県 3 1 0 0 1 0 x 5
  • 【バッテリー】★泉(礼)(2回),小薗(3回),泉(花)(1回)−清原
  • 【本塁打】田邊(2回)
  • 【二塁打】林(3回)

試合レポート

代表決定戦は、ビックカメラ高崎と太陽誘電で構成される強豪群馬県との対戦。相手先発は上野投手だったが、藤田投手に交代し試合開始。打線は初回、藤田投手の速球に打ち取られ3者凡退の立ちあがり。一方、先発の泉(礼)は初回、二死一、二塁からスリーランを浴び、いきなり3点を追いかける展開。

追いかける打線は2回表、田邊が前日から三打席連続となるホームランを放ち、まずは1点を返し反撃を開始。しかし2回裏、泉(礼)は二死一塁からレフトオーバーのタイムリーを許し、1点を奪われまたも3点差。

打線は3回表、先頭の槌谷がヒットで出塁すると、松本が送り松岡が四球を選ぶなどした二死一、三塁から林が右中間への2点タイムリー二塁打を放ち1点差へ詰め寄る。

4回表、群馬県はこの回から上野投手が登板。打線は、速球主体の投球に真っ向立ち向かうが出塁する事が出来ず。1点差のまま試合は終盤へ。

3回裏から登板の小薗は迎えた5回裏、ヒットと死球などから一死満塁のピンチとすると、センターへ犠牲フライを放たれ1点を追加される。3回、4回は制球よく投げ込み無失点で抑えたが、追いつきたい所で逆に1点を奪われる苦しい展開。

打線は6回、7回も出塁出来ず、そのまま試合終了。強豪相手に失点が先行し、追いつく前に突き放される苦しい試合展開での敗戦となった。

[撮影]大木 浩
田邊 前日からの三打席連続ホームラン!

[撮影]大木 浩
林 追撃の2点タイムリー二塁打!

先発オーダー

先発オーダー
1 2 3 4 5 6 7 8 9
(右)
長谷川
 
(二)
松岡
 
(三)

 
(DP)
松畑
 
(左)
田邊
 
(一)
奥田
 
(捕)
清原
打 木村
(中)
槌谷
 
(遊)
松本
 

記録&記事:大木 浩,古園 敏幸,奥田 透