2017年度 試合結果
ソフトボールリーグ1部 第8節
地元大会1勝2敗 星の差2の単独6位
10月7日〜8日にかけて、地元神奈川県横浜市/サーティーフォー保土ヶ谷球場 (旧:神奈川新聞スタジアム硬式野球場)で第8節が行われた。地元大会とあって、両日とも大応援団の声援に見守られての試合。初戦のトヨタ自動車戦は、6点をリードされた3回、奥田の二塁打を皮切りに山田、木村のタイムリーで3点を返すも反撃はここまで。3-6で敗戦。続く伊予銀行戦は0-0でタイブレークに突入し、迎えた8回裏に木村のサヨナラ打で勝利し、決勝トーナメント進出に僅かながら可能性を残した。そして、翌日の星の差1を追うSGH戦は、2点ビハインドのまま最終回を迎え大応援団が総立ちで大声援を贈るも、思いが届かず0-2の完封負けを喫した。この敗戦で通算成績は9勝9敗となり、決勝トーナメント進出は極めて難しい状況となった。
第9節は10月14日〜15日、兵庫県豊岡市/県立但馬ドームで行われる。
多くの皆様のご声援、ありがとうございました。
序盤で大量失点!山田、木村のタイムリーで追い上げるも届かず!
チーム名 | 1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 計 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|
トヨタ自動車 | 0 | 3 | 3 | 0 | 0 | 0 | 0 | 6 |
日立 | 0 | 0 | 3 | 0 | 0 | 0 | 0 | 3 |
第8節の初戦の相手は、前半戦勝利しているトヨタ自動車との一戦。日立の先発は前半戦に続き泉(花)。連勝を飾り、地元三連戦に勢いをつけたいところ。初回表、泉(花)は三振と内野ゴロで簡単に二死とした後、次の打者にレフト前に運ばれランナーを背負うが、後続を断ち無難な立ち上がりを見せる。初回裏、先制点の欲しい打線は、一死から松岡が足を活かしたレフトへの二塁打で一死二塁の先制のチャンスを作るが、あと一本が出ず先制ならず。
2回表、泉(花)は2本のヒットと四球で一死満塁のピンチを招き、次の打者のレフトへの犠牲フライで1点を献上する。更に、次の打者のピッチャー強襲内野安打で2点を追加される。ここで、ピッチャー小薗に交代。小薗は期待に応え後続を抑えピンチを凌ぐ。その裏、3点を追う展開となった日立の攻撃はあえなく三者凡退に終わり、3点差のまま中盤戦へ。
3回表、小薗は先頭打者に左中間を破る二塁打を浴び、盗塁と四球で無死一、三塁とピンチが拡がり、次の打者にレフト前ヒットを許し4点目を献上。更に、次の打者にセンター前に運ばれ無死満塁とピンチが続き、次の打者にライト前ヒットを許し5点目を献上。ここで、ピッチャー岡村に交代。一死後、死球を与え押し出しで6点目を献上するも、三者三振に抑える好リリーフで味方の反撃を待つ。その裏、1点でも点差を縮めたい打線は奥田の左中間への二塁打と長谷川の俊足を活かした内野安打で無死一、三塁のチャンスを掴む。ここで、山田がレフト前タイムリーを放ち1点を返す。なおも無死一、二塁のチャンスが続き、二死後、二、三塁にランナーを進めと、続く木村のライト前タイムリーで長谷川、山田が相次いでホームインし2点追加。更に清原が四球を選び二死一、二塁とチャンスを拡げるが、後一本が出ずこの回3点止まり。
岡村は6回までランナーは出すものの、後続を抑え無得点の好リリーフで打線の反撃を待つが、4回以降の日立の攻撃は山田の四球のみに押さえ込まれ、3点差のまま最終回へ。
7回表、岡村はきっちり三者凡退に抑え最終回の攻撃に望みを繋ぐ。その裏、3点差を追う打線に期待がかかるが、あえなく三者凡退に終わりゲームセット。通算成績は8勝8敗となり、決勝トーナメント進出が遠のいた。
木村、追撃の2点タイムリーヒット!
岡村、5イニング ロングリリーフの力投!
1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 |
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(中) 山田 |
(二) 松岡 |
(三) 林 |
(指) 木村 走 槌谷 |
(捕) 清原 TR 林 |
(左) 田邊 |
(遊) 那須 打 松畑 |
(一) 奥田 |
(右) 長谷川 |
タイブレークの末、木村のタイムリーでサヨナラ勝ち!
チーム名 | 1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 計 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
伊予銀行 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 |
日立 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 1x | 1 |
第8節の初日、ダブルヘッダー2試合目の相手は伊予銀行戦。初戦の敗退で、決勝トーナメント進出にはもう勝つ選択肢がしかない一戦。日立の先発は小薗。初戦のトヨタ戦での悪いイメージを払拭し、リベンジを果したいところ。初回表、難なく三者凡退に抑え上々の立ち上がりを見せる。初回裏、先制点の欲しい打線は、二死から山田が四球を選び出塁するも後続が打ち取られ無得点に終わる。
2回表、小薗は先頭打者に四球を与えるも、落ち着いた投球で後続を断ち無失点に抑える。その裏、日立の攻撃は一死から田邊が四球で出塁。続く清原のライトフェンス直撃のツーベースで一死二、三塁と先制のチャンスを作り、二塁ランナーに代走の市川を起用するが、後1本が出ず先取点ならず。
3回、4回と両チームともチャンスを作れず無得点で試合は0-0のまま後半戦へ。
5回表、小薗は先頭打者に左中間を抜けるツーベースを許し、無死二塁のピンチを招くが、続く他者の送りバントを林の好判断で二塁ランナーを三塁でタッチアウト。しかし、一死一塁からライト前にヒットと盗塁で、一死二、三塁と再びピンチを招くが、ここも後続を打ち取り無失点で切り抜ける。その裏、そろそろ先取点が欲しい打線は清原と奥田の四死球で一死一、二塁と先制のチャンスを迎えるが、後1本が出ず得点ならず。ゲームは0-0のまま終盤戦へ突入
6回表、小薗は危なげなく三者凡退に切って取り得点を与えず。その裏、日立の攻撃は一死から木村が四球を選び出塁するも、後続が断たれこの回も無得点。0-0のまま最終回へ。
7回表、小薗が先頭打者に四球を与えたところでピッチャー岡村に交代。次の打者の送りバントを清原が素早くセカンドへ送球し、ダブルプレーで一瞬にして二死とする。次の打者は三振に仕留め、この回無得点に抑え最終回の攻撃に期待するが、その裏の日立の攻撃は三者凡退で無得点に終わり、0-0でタイブレークに突入。
8回表、岡村は先頭打者の送りバントがフィルダースチョイスとなり無死二、三塁のピンチを背負うが、後続を落ち着いた投球で封じ込め大ピンチを切り抜ける。その裏、日立の攻撃は二塁ランナーに代走の槌谷を起用。長谷川の送りバントで一死三塁のサヨナラのチャンスを作る。続く松岡が四球を選び、山田の故意四球で一死満塁とチャンスが拡がり、バッターは木村。木村は綺麗にレフト前に弾き返すタイムリーヒットを放ち、槌谷が生還しサヨナラ勝ち。通算成績は9勝8敗とし、僅かながら決勝トーナメント進出への望みを繋いだ。
小薗、6回2安打無失点の好投!
清原、木村のサヨナラヒットを祝福!
1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 |
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(右) 長谷川 |
(二) 松岡 打 松畑 |
(中) 山田 |
(指) 木村 |
(三) 林 |
(左) 田邊 打 倉本 |
(捕) 清原 TR 長谷川 |
(遊) 那須 打 松本 |
(一) 奥田 |
打線沈黙!散発4安打完封負け!!
チーム名 | 1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 計 |
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SGホールディングス | 1 | 0 | 0 | 0 | 1 | 0 | 0 | 2 |
日立 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 |
第8節の二日目、3試合目の相手は勝星で一つリードされているSGHとの一戦。この試合に是が非でも勝利し、決勝トーナメント進出への望みを繋げたいところ。日立の先発は、昨日のトヨタ戦のリベンジを狙う泉(花)。この試合に勝利し、地元三連戦を勝ち越して次節へ繋げたいところ。初回表、泉(花)は連続ヒットを浴び、一死一、二塁のピンチを招く。相手四番の打球は、ショート右をセンターに抜けようとするゴロを那須が飛びつきセカンドフォースアウトで、二死とする。しかし、一、三塁とピンチが続き、次の打者にレフト前にタイムリーを浴び、先制を許してしまう。なおも二死一、二塁のピンチが続くが次の打者を見逃し三振に仕留め、最少失点で切り抜ける。初回裏、1点を追いかける打線は、一死から松岡が足を活かした内野安打で出塁。続く清原は四球を選び、一死一、二塁の同点のチャンスを迎える。ここで、昨日の伊予銀行線でサヨナラヒットを打っている木村。しかし、投手ゴロに仕留められ、続く林も三振に倒れ得点ならず。
2回表、ピッチャーは昨日二試合に登板し好リリーフを見せた岡村に交代。岡村は二死後、ライト前ヒットを許すが後続を断ち無失点。その裏、奥田と那須のヒットで一死一、二塁と同点のチャンスを作る。長谷川の内野ゴロで二死一、三塁となり、続く山田は故意四球で二死満塁とチャンスが拡がるが、あと一本が出ず無得点に終わる。
3回表、岡村は先頭打者にセンター前ヒットを許すも後続を抑え無失点。その裏、三番からの好打順も三者三振を喫し無得点。
4回表、岡村は三者凡退に抑え無失点。4回裏、そろそろ追いつきたい打線だが、この回も快音無く三者凡退に終わり無得点。1点ビハインドのまま後半戦へ。
5回表、岡村は一死からセンターへのホームランを浴び追加点を許してしまう。その裏、2点を追う展開となった打線は、一死から山田が四球を選び出塁するもチャンスを作れず無得点に終わる。ゲームは2点差で終盤戦へ
6回表、岡村は四球とヒットで一死一、二塁のピンチを招くが、林のファインプレーも飛び出し後続を抑え無失点で切り抜ける。その裏、日立の攻撃は三者凡退に抑えられ2点差のまま最終回へ。
7回表、岡村は内野安打と四球で一死一、二塁のピンチを招き、送りバントで二死二、三塁とされ、次の打者に四球を与え満塁とされる。しかし、次の打者をライトフライに打ち取りピンチを凌ぎ最終回の攻撃に望みを繋ぐ。その裏、三塁側スタンドは逆転を信じ総立ちで後押し。二死から長谷川がセンター前ヒットで出塁し、続く山田の一打に期待が膨らむが、センターフライに打ち取られゲームセット。通算成績は9勝9敗となり、決勝トーナメント進出は極めて難しい状況となった。
最終回、ガンバレ!!日立サンディーバ!
逆転を信じて総立ちの三塁側スタンド!
1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 |
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(中) 山田 |
(二) 松岡 |
(捕) 清原 TR 松岡 |
(指) 木村 |
(三) 林 |
(一) 奥田 |
(左) 田邊 |
(遊) 那須 |
(右) 長谷川 |
記録&記事:中山 友紀子,古園 敏幸,徳田 政昭,奥田 透