ページの本文へ

Hitachi

日立ソフトボール部

日本女子ソフトボールリーグ1部:第7節

2017年度 試合結果

ソフトボールリーグ1部 第7節
1勝1敗、通算成績8勝7敗とし、単独6位に後退!

 9月9日〜10日にかけて、岡山県新見市/新見ピオーネ球場で日本リーグ第7節が行われた。決勝進出に向けて一試合も落とせない厳しい状況での、初日の豊田自動織機戦は、チャンスは作るもののなかなか先取点が奪えない状況が続く中、ようやく4回に清原のタイムリーで1点を先制するも、5回以降、投手陣の乱調で一気に逆転を許し、1-9の大差で手痛い敗戦を喫した。絶対に負けられなくなった翌日のHonda戦は、田邊のホームランを口火に打線が爆発し、投げては小薗−岡村の完封リレーで勝利した。この結果、今節も1勝1敗で通算成績を8勝7敗とし、単独6位に後退するも僅かながら決勝トーナメント進出に望みを繋いだ。
  なお、次の第8節は10月7日〜8日、地元神奈川県横浜市/サーティーフォー保土ヶ谷球場 (旧:神奈川新聞スタジアム硬式野球場)で行われる。

 多くの皆様のご声援、ありがとうございました。

対 豊田自動織機 戦 (9月9日 通算成績:7勝7敗)

チャンスを活かし切れず一気に逆転を許し大敗を喫する!!

試合結果
チーム名 1 2 3 4 5 6 7
豊田自動織機 0 0 0 0 6 0 3 9
日立 0 0 0 1 0 0 0 1
  • 【バッテリー】★泉(花)(4回2/3:2勝2敗),小薗(1/3回),岡村(1回1/3),泉(礼)(2/3回)−清原

試合レポート

第7節の初戦の相手は、現在通算成績7勝6敗で同率5位に並んでいる豊田自動織機との一戦。勝利して頭一つ抜け出し上位を狙いたい。
日立の先発は前半戦、好投するも敗戦投手となっている泉(花)。リベンジを果したいところ。初回表、泉(花)は内野ゴロ二つと三振を含む三者凡退に抑え、上々の立ち上がりを見せる。その裏、先制点の欲しい打線は、先頭の山田がピッチャー強襲ヒットで出塁。二死ながら二塁までランナーを進めるも、後続が打ち取られ先取点ならず。

3回表、泉(花)は四球とヒットで無死一、二塁のピンチを招く。那須のフェンスを恐れない好守による一死後、外野フライで二死一、三塁とピンチが続くが、後続を内野ゴロに抑え無得点で切り抜ける。その裏、日立の攻撃は先頭の清原が四球を選び出塁。長谷川の進塁打と山田への故意四球で一死一、二塁としたところで、松岡がレフト前ヒットで一死満塁となり絶好のチャンスが生じたが、あと一本が出ず先取点ならず。

4回表、泉(花)は四球と味方エラーで一死一、二塁のピンチを招くが、続く打者をショートゴロ併殺打に打ち取り、得点を与えない。4回裏、那須と田邊が死球で出塁し、一死一、二塁のチャンスに、清原がセンター前にタイムリーを放ち待望の先取点を挙げる。なおも、一死一、二塁の追加点のチャンスが続くが、後続が断たれこの回1点どまり。

5回表、泉(花)は先頭打者に左中間の二塁打を浴び、進塁打で一死三塁と一打同点のピンチを招く。ここで、次の打者にレフトへの犠牲フライを打たれ同点に追いつかれてしまう。更に連打と四球で二死満塁のピンチを背負ったかと思うと、次の打者に死球を与えてしまい押し出しで勝ち越しを許す展開に。更に、次打者には、甘くなった初球を右中間へ運ばれる柵越えの満塁弾を浴び、一瞬にして大量リードを許してしまう。ここでピッチャーは小薗に交代。小薗はランナーは許すも追加点は与えず、打撃陣の反撃を待つ。その裏、5点を追いかける展開となってしまった日立の攻撃は三者凡退に抑えられ、ゲームは5点ビハインドのまま後半戦へ突入

6回表、ピッチャーは岡村に交代。三者凡退に切って取り得点を与えず。その裏、日立の攻撃もあえなく三者凡退に終わり、5点差のまま最終回へ。

7回表、岡村はヒットと四球で無死一、二塁とした後、ライトへのフライで一死二、三塁と更にピンチが拡がったところで、ピッチャー泉(礼)に交代。泉(礼)は、続く打者にレフト前ヒットを許しダメ押しとも言える2点を失ってしまう。更に一死二塁のピンチに、四球とヒットで繋がれ一死満塁とされたところで、続く打者にセンター前に運ばれこの回3点目を献上。なおも満塁のピンチが続くが、後続は抑え最終回の攻撃に望みを託す。その裏、8点ビハインドと厳しい状況の中、打線は先頭の清原がライト前ヒットで出塁するも、後続はあえなく打ち取られゲームセット。通算成績は7勝7敗となり単独6位に後退した。

[撮影]来條 美穂
那須、フェンスを恐れぬ好守!!

[撮影]川村 可奈子
清原、先制タイムリー!2安打1四球の活躍!!

先発オーダー

先発オーダー
1 2 3 4 5 6 7 8 9
(中)
山田
  
(二)
松岡
  
(三)

走 市川
(指)
松畑
  
(遊)
那須
  
(一)
奥田
  
(左)
田邊
打 木村
(捕)
清原
TR 長谷川
(右)
長谷川
打 倉本

対 Honda 戦(9月10日 通算成績:8勝7敗)

田邊の先制弾を口火に大量7得点!小薗−岡村の完封リレーで快勝!

試合結果
チーム名 1 2 3 4 5 6 7
日立 0 0 2 0 5 0 0 7
Honda 0 0 0 0 0 0 0 0
  • 【バッテリー】☆小薗(5回:4勝3敗),岡村(2回)−清原,鈴木
  • 【本塁打】田邊(3回)
  • 【三塁打】長谷川(5回)
  • 【二塁打】奥田(3回),木村(5回)
  • 【盗塁】奥田(3回),山田(7回)

試合レポート

昨日の敗戦で7敗目を喫し、決勝トーナメント進出に向けては一試合も負けられない試合が続く。今節、二試合目はHonda戦。下位チームにつき順当に勝利を収めたいところ。
初回表、日立サンディーバの攻撃は簡単に三者凡退に打ち取られ無得点。日立サンディーバの先発は昨日、好リリーフを見せた小薗。初回裏、二死からレフト前ヒットと死球で二死一、二塁のピンチを招くが、後続を断ち無得点に抑えるまずまずの立ち上がり。

2回裏、二本のヒットで初回に続き二死一、二塁のピンチを招く。続く打者に四球を与え、二死満塁とチャンスを拡げられるが、ここでも後続を断ち無得点。3回表、先頭の田邊が左中間に飛び込む今シーズン初ホームランを放ち先制。一死後、奥田の左中間を破るツーベースで一死二塁のチャンスを作る。盗塁で一死三塁とチャンスを拡げ、長谷川のセンターへの犠牲フライで奥田が生還し貴重な追加点を奪う。その裏、小薗は、2本のヒットを許し二死一、三塁のピンチを招くが後続を打ち取り、この回も無失点で切り抜ける。

4回表、一死から林がレフト前ヒットで出塁し、代走に市川を起用するも後続が打ち取られ追加点ならず。

5回表、追加点の欲しい打線は、先頭の清原が左中間へのヒットで出塁。奥田が送り、一死二塁のチャンスに長谷川が右中間へのタイムリースリーベースを放ち、清原がホームイン。3点目を挙げる。なおも一死三塁のチャンスに代打倉本がセンター前にタイムリーを放ち、長谷川が帰り4点目を奪う。続く山田が四球を選び、一死一、二塁とし、ここでバッターは代打の木村。木村は左中間へのツーベースで期待に応え、2点を追加する。続く林がライト前ヒットで続き、一死一、三塁とチャンスを拡げ、那須のライト前ヒットで更に1点追加。なおも一死一、二塁とチャンスが続くが後続は打ち取られ追加点ならずも、この回、長短6安打を集める猛攻で一挙5点を追加し勝利を近づける。その裏、小薗は相手打線を三者凡退に難なく抑え無失点で、7点リードの展開で終盤戦に突入。

6回裏、岡村と鈴木の若手バッテリーに交代。二死からライトへの二塁打を浴びるも、後続を断ち無失点で切り抜け最終回の攻防に突入。

7回表、先頭の山田が三塁強襲の相手エラーで出塁。二死後、盗塁を決めて追加点のチャンスを掴むが、あと一本が出ずこの回は無得点に終わる。最終回の相手の攻撃。岡村は一死からレフト前ヒットでランナーを許すも、後続を危なげなく打ち取りゲームセット。今節1勝1敗、再び白星先行とし苦しい星勘定に変わりは無いが、僅かながら決勝トーナメント進出への望みを繋いだ。

[撮影]川村 可奈子
長谷川、俊足を活かし三塁打!2打点の活躍!!

[撮影]来條 美穂
小薗、5回無失点の好投で4勝目を挙げる!!

先発オーダー

先発オーダー
1 2 3 4 5 6 7 8 9
(右)
長谷川
打 関口
(二)
松岡
打 倉本
(中)
山田
  
(指)
松畑
打 木村
(三)

走 市川
(遊)
那須
  
(左)
田邊
打 松本
(捕)
清原
捕 鈴木
(一)
奥田
   
詳細

記録&記事:中山 友紀子,徳田 政昭,奥田 透