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日立ソフトボール部

日本女子ソフトボールリーグ1部:第5節

2017年度 試合結果

ソフトボールリーグ1部 第5節
1勝1敗で通算成績6勝5敗、前半戦を5位タイで折り返す

 6月3日〜4日にかけ、埼玉県川口市/川口市青木町公園総合運動場野球場で、日本リーグ1部第5節が行われた。初日のシオノギ製薬戦は、序盤に3失点するが、山田の第2号3ランと倉本の決勝タイムリー等で逆転勝利。翌日のHonda戦は、初回の4失点に奥田と清原の二塁打などで同点に追いついたものの、終盤で勝ち越しを許し敗戦。この結果、通算成績を6勝5敗とし、前半戦を5位タイで折り返すこととなった。
 次回第6節は、9月2日〜3日、神奈川県茅ヶ崎市/茅ヶ崎公園野球場で行われる。

 多くの皆様のご声援、ありがとうございました。

対 シオノギ製薬戦(6月3日 通算成績:6勝4敗)

序盤に3失点するが、山田の第2号3ランと倉本のタイムリー等で逆転勝利!!
小薗 無失点の好リリーフで今季2勝目!!

試合結果
チーム名 1 2 3 4 5 6 7
シオノギ製薬 0 3 0 0 0 0 0 3
日立 0 0 4 0 0 1 × 5
  • 【バッテリー】岡村(2回),☆小薗(5回:2勝1敗)−清原
  • 【本塁打】山田2号(3回:3ラン)
  • 【盗塁】長谷川(5回)

試合レポート

前半戦最終節。ここまで5勝4敗同率5位、連勝して勝ち星を積み重ねたい今節。初戦は2勝7敗11位につけるシオノギ製薬との戦い。

先発の岡村は、1回表、二死一塁から次打者をショートゴロに打ち取るが、捕球に手間取りセカンドへ悪送球。ボールが二塁後方へ転がる間に二死一、三塁となると、続く打者を四球で歩かせ二死満塁のピンチ。ここは続く打者をセカンドゴロに打ち取り無失点で切り抜ける。

しかし2回表、先頭打者にヒットを許しすかさず二塁へ送られると、サード強襲ヒットと四球で一死満塁。初回に続く満塁のピンチを迎えると、ここでセンター深くへ犠牲フライを許し先制点を奪われる。更に、続く二死二、三塁からセンター前に落ちる2点タイムリーヒットを許し、この回3点を失い岡村はマウンドを降りる。

3回表からは小薗が登板。小薗は、先頭打者をセカンドゴロに打ち取ると後続も打ち取り3者凡退。悪い流れを断ち切ると打線はすぐさま反撃開始。3回裏、一死から奥田がレフト前ヒットで出塁し代走に槌谷を投入。代打の松畑は死球で出塁し一死一、二塁のチャンス。このチャンスに山田がライトへのスリーランを放ち、主砲の一振りで同点に追いつく。勢いづく打線は、続く清原が左中間、木村がセンター前へのヒットで続きチャンスを作ると、ここで今日スタメンに起用された倉本が、体勢を崩しながらもライト前へのタイムリーを放ち、二塁から代走に入っていた市川が生還。この回一挙4点を挙げて逆転に成功する。

追加点の欲しい打線。4回裏は、一死から松岡、山田が四球で出塁し一死一、二塁。5回裏は、先頭の代打鈴木が鋭いライトへのヒットで出塁すると、倉本がしっかり二塁へ送り、長谷川は相手エラーで出塁するとすかさず盗塁を決めて二死二、三塁と攻め立てるが、あと一本が無く追加点は奪えない。

しかし6回裏、一死から山田がライト前ヒットで出塁すると、続く清原がレフト前ヒット、木村のショートゴロの間に進塁し二死一、三塁のチャンスを作ると、ここで田邊が三遊間を破るタイムリーを放ち、欲しかった貴重な追加点を挙げる。

投げては小薗が、4回、5回とスコアリングポジションにランナーを進められるが、粘りの投球でピンチを切り抜け、7回表は見事3者凡退で締めてゲームセット。無失点の好投で今季2勝目を挙げた。

[撮影]川村 可奈子
山田、第2号3ランで試合を振り出しに戻す!

[撮影]川村 可奈子
倉本、体勢を崩しながらも逆転の決勝タイムリー!

先発オーダー

先発オーダー
1 2 3 4 5 6 7 8 9
(一)
奥田
走 槌谷
 
(二)
松岡
打 松畑
 
(中)
山田
 
 
(捕)
清原
走 市川
 
(DP)
木村
走 松本
 
(左)
田邊
打 鈴木
 
(三)
倉本
 
 
(遊)
那須
 
 
(右)
長谷川
 
 

対 Honda戦(6月4日 通算成績:6勝5敗)

初回4失点!一度は追いつくも終盤に勝ち越しを許し敗戦!

試合結果
チーム名 1 2 3 4 5 6 7
Honda 4 0 0 0 0 1 1 6
日立 0 0 4 0 0 0 0 4
  • 【バッテリー】泉(花),★小薗(2勝2敗)−清原
  • 【二塁打】奥田,清原(3回)

試合レポート

日立サンディーバは昨日の勝利で同率4位に浮上。このまま連勝して上位をキープし前半戦を終えたいところ。第5節2戦目の相手は昨年リーグ6位のHondaとの一戦。日立の先発は今期2勝を挙げている泉(花)。初回表、先頭打者にいきなりレフト前ヒットを許し、二死から四球を与え二死一、二塁のピンチを招く。次の打者にセンター前に運ばれ先制点を許す。更に、次の打者にはレフトへ本塁打を浴び初回から計4点を献上する苦しい展開。一方、4点を追いかける打線は初回裏、一死から松岡がレフト線へのヒットで出塁。続く山田のショート強襲ヒットと清原の死球で一死満塁のチャンスを掴むが、後続が併殺打に打ち取られ絶好のチャンスを活かせず得点ならず。

2回表、内野安打と盗塁で二死二塁のピンチを招くが、後続を抑え無得点で切り抜ける。その裏、日立の攻撃は三者凡退。相手投手を打ちあぐね得点ならず。

3回表、ピッチャーは小薗に交代。先頭打者にライトオーバーの二塁打を浴び無死二塁のピンチを招くが、後続を抑え追加点を与えず、味方打線の援護を待つ。その裏、一死から奥田が左中間へのエンタイトルツーベースで出塁すると、続く松岡の内安打で1点を返す。続く山田のレフト前ヒットで一死一、二塁とチャンスが拡がり、ここで清原の左中間への二塁打が飛び出し2点目。なおも一死二、三塁のチュンスが続き、木村のライト前タイムリーで1点差とする。更に、一死一、三塁から田邊が四球を選び、一死満塁とチャンスが拡がる。昨日決勝打の倉本は三振に倒れるも、続く那須が押し出しの四球を選び同点に追いつく。ここで代打松畑を送り一気に逆転を狙うが、内野フライに打ち取られ逆転ならず。

4回、5回と両チームともランナーは出すもののチャンスを拡げられず、同点のまま後半戦へ突入。

6回表、小薗は先頭打者にレフトオーバーの本塁打を浴び1点リードされる。その裏、1点を追いかける展開となった日立の攻撃は三者凡退に抑えられ、ゲームは1点ビハインドの4-5のまま最終回へ。

7回表、小薗は2つの四球とヒットで一死満塁のピンチを招く。ここでレフトへの犠牲フライを打たれ追加点を与えてしまう。なおも二死一、二塁のピンチにダブルスチールを決められ二死二、三塁とピンチ拡がるが、後続を打ち取りなんとか1点で切り抜ける。その裏、2点のビハインドとなった打線は先頭の山田が四球で出塁するがここまで。後続が打ち取られゲームセット。チームは今節1勝1敗、通算成績を6勝5敗となり同率5位に後退し前半戦を終了した。

[撮影]来條 美穂
清原、追撃のタイムリーツーベースを放つ!

[撮影]濱本 静代
木村、連続タイムリーで一点差に詰め寄る!

先発オーダー

先発オーダー
1 2 3 4 5 6 7 8 9
(一)
奥田
走 槌谷
(二)
松岡
 
(中)
山田
 
(捕)
清原
走 市川
(指)
木村
 
(左)
田邊
 
(三)
倉本
 
(遊)
那須
 
(右)
長谷川
打 松畑 
詳細

記録&記事:横沢 あゆみ,中山 友紀子,古園 敏幸,徳田 政昭,奥田 透