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日立ソフトボール部

日本女子ソフトボールリーグ1部:第4節

2017年度 試合結果

ソフトボールリーグ1部 第4節
今節も1勝1敗、通算5勝4敗で同率5位に

 5月27日〜28日にかけ、愛知県刈谷市/刈谷球場で日本リーグ1部第4節が行われた。 初日の豊田自動織機戦では、ここまで2勝を挙げリリーフでも活躍している泉(花)を先発に据えて臨んだが、二度の満塁のチャンスを活かせず3安打完封負け。翌日のデンソー戦は打順を大きく入れ替えたことが功を奏したか、デンソーに先制されはしたものの、長谷川のタイムリー、奥田の特大スリーランホームランで逆転に成功。その後追加点を奪われたが、何とか逃げ切り勝利。この結果、通算成績を5勝4敗で同率5位となった。
 次回第5節は、6月3日〜4日埼玉県川口市/川口市青木町公園総合運動場野球場で行われる。

 多くの皆様のご声援、ありがとうございました。

対 豊田自動織機戦(5月27日 通算成績:4勝4敗)

二度の満塁のチャンスを活かせず、3安打完封負けを喫する

試合結果 試合結果
チーム名 1 2 3 4 5 6 7
日立 0 0 0 0 0 0 0 0
豊田自動織機 1 0 1 0 0 0 2
  • 【バッテリー】★泉(花)(2回1/3:2勝1敗),小薗(0回2/3),岡村(3回)−清原
  • 【盗塁】長谷川(3回)

試合レポート

今日の対戦相手は、決勝トーナメントの常連だったが昨年は7位の豊田自動織機。その先発はスタメン発表時には海部投手だったが、試合開始と同時にリケッツ投手に交代。日立は2回表まで三者凡退に抑えられるが、3回表には先頭打者の奥田がセンター前ヒット!すぐさま代走に槌谷を送り込むが、続く長谷川はサードゴロでランナーを送れず。その後、長谷川の盗塁と山田の四球、林の死球で二死満塁のチャンスに迎えたバッターは、ここ最近当たっている清原。期待感は高まるが、見逃し三振に倒れ得点ならず。

日立の先発は、先日のトヨタ自動車戦で完投勝利を挙げた泉(花)。1回裏、先頭打者を四球で出塁させると、送りバントの処理がフィルダースチョイスとなり無死一、二塁のピンチ。その後、一死二、三塁の場面で相手チームのエンドランを見破り、飛び出した三塁ランナーを見事に挟殺。しかし、二死三塁でセンター前ヒットを放たれ先制点を許す。次打者にはレフト前ヒットを打たれるも、後続をファーストゴロに討ち取りピンチを凌ぐ。2回裏も先頭打者を四球で出塁させるが、一死一塁の場面でセカンドゴロをダブルプレーに打ち取り追加点は与えない。

3回裏、泉(花)はファースト強襲のツーベースヒットでまたも先頭打者を出塁させると、送りバントで一死三塁のピンチを迎える。ここで鈴木監督がタイムをかけピッチャー交代かと思われたが、そのまま続投。しかし、次打者にセンター前タイムリーを浴び追加点を奪われ、四球で一死一、二塁としたところでピッチャー小薗に交代。小薗はいきなり不正投球を取られランナーを進塁させ、打者には四球を与え一死満塁のピンチを招くも、ファーストライナーでダブルプレー! この試合最大のピンチを凌ぐ。

4回裏からは小薗に代わり、岡村がマウンドに。二死から内野手のエラーでランナーを出すものの、次打者はセカンドフライに打ち取り、危なげなくこのイニングを終える。5回裏には先頭打者を四球で出塁させ、二死二塁でレフト前ヒットを放たれるも、ここで田邊が見事なバックホーム!! 守備にも助けられ、追加点を与えることなく打線の援護を待つ。

何とか点を取りたい日立だが、なかなか思うようにヒットが出ない。5回表には長谷川が相手内野手のエラーで出塁すると、松岡がピッチャー前への内野安打、山田はセンター前ヒットで何とか一死満塁のチャンスを生み出す。しかし、続く林は見逃し三振、清原はファーストライナーに倒れもどかしい状況が続く。6回表には代打松畑を投入するも空振り三振、この回の攻撃も三者凡退に終わる。

6回裏には、岡村が先頭打者にライト前ヒットを打たれ出塁させるも、5-4-3のダブルプレー!この流れで最終回の攻撃に望みを託すが、三者凡退でゲームセット。痛い4敗目を喫した。

[撮影]来條 美穂
清原、田邊の好返球でしっかりブロック!!

[撮影]川村 可奈子
岡村、3回無失点の好リリーフ

先発オーダー

先発オーダー
1 2 3 4 5 6 7 8 9
(中)
山田
 
(三)

 
(捕)
清原
 
(遊)
那須
打 松畑
(DP)
木村
 
(左)
田邊
 
(一)
奥田
走 槌谷
(右)
長谷川
 
(二)
松岡
 

対 デンソー戦(5月28日 通算成績:5勝4敗)

長谷川のタイムリー、奥田の特大スリーランホームランで何とか相手を突き放し勝利を掴む!!

試合結果
チーム名 1 2 3 4 5 6 7
日立 0 0 0 4 0 0 0 4
デンソー 0 1 0 0 1 0 0 2
  • 【バッテリー】☆岡村(4回:2勝2敗),泉(花)(3回)−清原
  • 【本塁打】奥田(4回:3ラン)

試合レポート

昨日の敗戦を払拭したい日立サンディーバは、打順を大きく変えて本日のデンソー戦に臨む。初回、先頭打者の奥田がレフト前への力強いヒットを放つが、その後は良い当たりながらも山田はセンターフライ、清原はライトライナーに倒れる。

先発の岡村は、1回裏に二死からセンター前ヒットでランナーを出すとデンソーの4番エドワーズ選手を迎える。ファールで粘られフルカウントから四球で二死一、二塁とするが、力強い投球で次打者をライトフライに打ち取り、落ち着いた立ち上がり。

2回表、木村がショートのエラーで出塁すると、代走に槌谷。林の打席でエンドランをかけるも槌谷は盗塁死。その後空振り三振で二死となるが、続く田邊がセンター前ヒットを放つと今季初めて8番に打順が下がった那須。打順を下げられたことで奮起したか、強烈なレフト前ヒットで二死一、二塁のチャンス! しかし長谷川はレフトフライに倒れ、なかなか打線が繋がらない。

岡村は2回裏、二死から8番打者に初球をレフトへライナーで運ばれるソロホームランを被弾。3回裏には一死からライト前ヒットでランナーを出し、相手4番打者に2度目の四球を与え二死一、二塁のピンチを招くが、続く打者を空振り三振に仕留め、最小失点のまま味方の援護を待つ。

3回表、日立は一死から松岡がセーフティバントで出塁。山田はショートゴロで二死一塁となった場面で、今日4番に入った清原。昨日はチャンスで一発が出ずに悔しい思いをしたが、ここで痛烈なセンター前ヒットを放ち二死一、三塁! しかし木村がショートゴロに打ち取られ、チャンスは作るがなかなか点に結びつかない。

流れを変えたい日立は、4回表に代打倉本を投入。ベンチの采配が当たり、センター前ヒットで無死のランナーを出したところで、すかさず代走市川を送りこむ。その後、田邊の四球、那須のショートゴロで一死一、二塁としたところに、ようやく長谷川が待望のセンター前タイムリーを放って二塁ランナー田邊が生還! 続く奥田の打球は右中間への特大スリーランホームランとなり、一気に逆転!! その裏、岡村は3点のリードで余裕が出たか、この試合始めての三者凡退に抑える。

5回裏には岡村が連打を浴び無死一、二塁の場面になると、ピッチャーは泉(花)に交代。その泉(花)は四球を与え一死満塁で相手4番打者を迎える大ピンチ。しかしチェンジアップ2球でツーストライクに追い込むと、清原は3球目もチェンジアップを要求。見事センターフライに打ち取るが、タッチアップで1点を返される。なおも二死二、三塁のピンチにまたも四球で満塁のピンチ。ここでファーストライナーを奥田がダイビングキャッチ! 攻守でチームに貢献するファインプレーを見せる。

6回裏、泉(花)は先頭打者に四球を与えると、レフト前ヒットなどで一死二、三塁とするが、セカンドフライと空振り三振でしっかり抑え、最終回もきっちり三者凡退で試合終了! 攻撃面はまだ本調子ではないものの、なんとか貴重な白星を挙げた。

[撮影]濱本 静代
長谷川、反撃の狼煙となる同点タイムリー!!

[撮影]来條 美穂
奥田、期待に応える特大の逆転スリーラン!!

先発オーダー

先発オーダー
1 2 3 4 5 6 7 8 9
(一)
奥田
 
 
(二)
松岡
 
 
(中)
山田
走 松本
 
(捕)
清原
TR 松岡
 
(DP)
木村
走 槌谷
 
(三)

打 倉本
走 市川
(左)
田邊
打 数馬
 
(遊)
那須 
 
 
(右)
長谷川
 
 

記録&記事:川村 可奈子,濱本 静代,中山 友紀子,奥田 透