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日立ソフトボール部

日本女子ソフトボールリーグ1部:第3節

2017年度 試合結果

ソフトボールリーグ1部 第3節
波乱の1勝1敗、通算4勝3敗で単独5位

 5月20日〜21日にかけ、長野県伊那市/伊那スタジアムで、日本リーグ1部第3節が行われた。 初日の日本精工戦は、投手陣が5回まで大量9失点。攻撃陣は清原の第2号ツーランや、松岡の2点タイムリーツーベースなど計13安打8得点と粘るが1歩及ばず敗戦。翌日のトヨタ自動車戦は、2回に先制を許すが3回に木村の本塁打と山田の決勝打で逆転すると、その後は先発の泉(花)が粘り強い投球で相手打線を押さえ込み、逆転勝ちを納めた。この結果、通算成績を4勝3敗とし単独5位となった。
 第4節は5月27日〜28日、愛知県刈谷市/刈谷球場で行われる。

 多くの皆様のご声援、ありがとうございました。

対 日本精工戦(5月20日 通算成績:3勝3敗)

投手陣が大量9失点! 清原の2ランホームランや松岡の2点タイムリーなど計13安打8得点と粘るが1歩及ばず敗戦!

試合結果
チーム名 1 2 3 4 5 6 7
日本精工 3 0 0 5 1 0 0 9
日立 3 0 0 3 0 0 2 8
  • 【バッテリー】泉(礼)(1回),★岡村(2回2/3:1勝2敗),小薗(3回1/3)−清原
  • 【本塁打】清原2号(4回:2ラン)
  • 【二塁打】林(1回),山田(2回),松岡×2(4回,7回)
  • 【盗塁】槌谷(1回)

試合レポート

3節初戦は今季1部昇格し、リーグ戦初顔あわせの日本精工との対戦。先発は今季2試合目登板の泉(礼)。

1回表、泉(礼)は先頭打者に初球をセンター前ヒット、次打者にも初球をライト前に運ばれわずか2球でピンチを迎えると、一死一、三塁から相手4番打者にタイムリーを浴び先制点を奪われる。続く打者のピッチャー前への犠打を泉が一塁へ悪送球。ライト方向へ転がる間に2点目を失う。更に次打者には一、二塁間を抜かれるタイムリーを浴びこの回3点を失う立ち上がり。

追いかける打線は1回裏、先頭の山田が四球で出塁すると、長谷川のセカンドゴロの間に二塁へ進塁。続く清原は相手ショートのエラーで出塁し代走にでた槌谷がすかさず盗塁し一死二、三塁。那須も三塁への内野安打で続き迎えた一死満塁から、木村のライトファールゾーンへの飛球が犠牲フライとなり1点を返すと、続く林はレフトフェンスをワンバウンドで越えるタイムリーで2点を返し、この回3点をあげて試合を振り出しに戻す。

2回表からは岡村が登板。岡村は2回、3回はランナーは出すが要所を締め無失点に抑える。しかし4回表、二死満塁から相手4番打者に左中間への走者一掃のタイムリーを喫し3点を失う。更に、四球を与えた二死一、二塁からタイムリーを浴び2塁ランナーが生還。ここでピッチャーを岡村から小薗へ交代。小薗は、二死一、三塁の場面で、ライトへのタイムリーを許し1点を奪われる。結局、この回ヒット6本を許し、一挙5点の大量リードを許す。

追いつきたい打線は4回裏、松岡がファースト強襲のツーベースヒットで出塁。一死二塁で、続く山田がライト前へのタイムリーを放ち1点を返し、更に二死二塁から清原がレフトオーバーのツーランホームラン。この回3点を挙げて、2点差に詰め寄る。

5回表は、先頭打者をピッチャー強襲ヒットで出塁を許し、迎えた二死二塁から三遊間を抜けるタイムリーを放たれ二塁走者が生還。無失点で抑え、攻撃に良いリズムを与えたい場面だったが、逆に相手に追加点を奪われ差を3点とされる。

後が無い打線は7回裏、先頭の木村がセンター前ヒットで出塁し代走に市川。一死後、田邊が今日3本目のヒットをライト前へ放ちチャンスを広げると、二死二、三塁から松岡が右中間最深部への2点タイムリー二塁打を放ち2者が生還。1点差まで追い上げる。更に山田は故意四球で歩かされ二死一、二塁とし、一打同点の場面をつくり粘りを見せるが、土壇場での反撃もここまで。投手陣の大量9失点を、攻撃陣が計13安打を放ち追撃するがあと一歩及ばず、痛すぎる黒星を喫した。

[撮影]濱本 静代
清原、追撃の第2号2ランホームラン!!

[撮影]濱本 静代
松岡、7回1点差に迫る2点タイムリーツーベース!!

先発オーダー

先発オーダー
1 2 3 4 5 6 7 8 9
(中)
山田
 
 
(右)
長谷川
打 松畑
 
(捕)
清原
走 槌谷
TR 長谷川
(遊)
那須
 
 
(DP)
木村
走 市川
 
(三)

  
 
(左)
田邊
 
 
(一)
奥田
打 倉本
 
(二)
松岡
 
 

対 トヨタ自動車戦(5月21日 通算成績:4勝3敗)

木村2号本塁打と山田の決勝打! 泉(花)2安打完投で首位トヨタ自動車に逆転勝ち!!

試合結果
チーム名 1 2 3 4 5 6 7
日立 0 0 2 0 0 0 0 2
トヨタ自動車 0 1 0 0 0 0 0 1
  • 【バッテリー】☆泉(花)(2勝)−清原
  • 【本塁打】木村2号(4回)

試合レポート

本日の相手は、リーグ戦ここまで6戦全勝で首位を行くトヨタ自動車との対戦。トヨタ自動車の先発はアボット投手。日立の先発は、今季リリーフで好投し1勝を挙げている泉(花)。接戦に持ち込み、数少ないチャンスをものにしたい所。

1回表、打線はアボット投手の速球主体の投球を前に3者三振に打ち取られる。一方、日立先発の泉(花)は緩急をつけた打たせて取る投球で無失点の立ち上がり。

しかし2回裏、先頭打者に四球を与え出塁を許し二塁へ送られる。迎えた一死二塁のピンチで、続く打者にライト線沿いへタイムリーを喫し先制点を奪われる。更にピンチが続いたが、後続は断ち最小失点で切り抜ける。

すると3回表、先頭の木村がアボット投手の速球をジャストミートし、センターオーバーのホームランを放ち同点に追いつく。これで打線に勢いがついたか、続く長谷川は二遊間を破るセンター前ヒットで出塁すると、すかさず松岡は初球を叩き三遊間を破るレフト前ヒット。更に林は、絶妙な一塁ゴロで進塁させ一死二、三塁とチャンスを広げる。続く山田が投手前へ叩きつけた打球は、相手投手がグラブではじき、手間取る間に長谷川が生還。この回、一気に逆転に成功する。

打線は、その後4回から7回までアボット投手の前にランナーを出す事も出来ず、追加点は挙げられない展開となる。 しかし、泉(花)が打たせて取る粘り強い投球を続け、3回から6回まではランナーは出すもののノーヒットピッチングで押さえ込む。最終回も先頭打者をヒットで出塁させるが、後続を打ち取りゲームセット。少ないチャンスを確実にものにした打線と、泉(花)の好投により大きな白星を挙げた。

[撮影]来條 美穂
木村、センターへの2号同点本塁打!!

[撮影]来條 美穂
泉(花)、2安打完投勝利で2勝目を挙げる!!

先発オーダー

先発オーダー
1 2 3 4 5 6 7 8 9
(三)

 
(中)
山田
 
(捕)
清原
TR 山田
(遊)
那須
 
(左)
田邊
 
(一)
奥田
 
(DP)
木村
 
(右)
長谷川
 
(二)
松岡
 
詳細

記録&記事:中山 友紀子,徳田 政昭,古園 敏幸,奥田 透