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日立ソフトボール部

日本女子ソフトボールリーグ1部:第2節

2017年度 試合結果

ソフトボールリーグ1部 第2節
1勝1敗で通算成績3勝2敗とする

 5月13日〜14日にかけ、岐阜県揖斐川町/健康広場ビッグランドで日本リーグの第2節が行われた。 初日の伊予銀行戦は、那須の先制ツーラン、木村の連続ホームランや倉本のタイムリーなどで5得点を挙げ、投げてはリーグ戦初先発となる岡村が制球に苦しみながらも最少失点での完投勝利を収めた。翌日の太陽誘電戦は、先発の小薗が先頭打者本塁打を浴びるなど序盤に2点をリードされる展開。5回に田邊のヒットと奥田のタイムリーツーベースで一点差に追い上げるものの、最後まで追いつくことが出来ず1対2で惜敗。今節、1勝1敗で通算成績3勝2敗とした。
 第3節は5月20日〜21日、長野県伊那市/伊那運動公園野球場で行われる。

 多くの皆様のご声援、ありがとうございました。

対 伊予銀行戦(5月13日 通算成績:3勝1敗)

那須、木村の連続バックスクリーン弾、倉本タイムリーなどで5得点! 岡村完投でリーグ戦初勝利を飾る!

試合結果
チーム名 1 2 3 4 5 6 7
日立 0 0 0 3 1 0 1 5
伊予銀行 0 0 0 0 0 0 1 1
  • 【バッテリー】☆岡村(1勝1敗)−清原
  • 【本塁打】那須(4回:2ラン),木村(4回)
  • 【二塁打】木村(7回)
  • 【盗塁】松岡(4回)

試合レポート

雨天のため開始時間が大幅に遅れて開始となった2節の初戦の相手は、今シーズン2勝1敗と同率3位で並んでいる伊予銀行戦。 日立サンディーバの先発は、開幕戦でルーキーながら鮮烈デビューを魅せ好投した岡村がリーグ戦初先発。 1回裏、二死から四球を選ばれ出塁は許すが、後続を打ち取り無得点に抑えるまずまずの立ち上がりをみせる。

一方、打線は2回表、先頭の那須が今期初ヒットをセンターに運び、無死一塁。木村の進塁打で一死二塁とし、先制のチャンスを迎える。ここで林の内野ゴロで那須は三塁へ進み二死三塁となるも、後一本が出ず先取点ならず。 先発の岡村は2回も二死から四球でランナーは出すも、後続を抑え無得点に抑える。

3回表、先取点の欲しい打線は、先頭の松畑がレフト前ヒットで出塁し、代走に槌谷を起用。松岡がキッチリと送り、一死二塁のチャンスを作る。山田の内野ゴロで二死三塁とするも、後続断たれこの回も得点ならず。 その裏、岡村は一死から初ヒットを許すも、落ち着いた投球でこの回も二塁を踏ませず無得点に抑え、味方打線の援護を待つ。

4回表、何とか先取点の足掛かりを掴みたい打線は、先頭の清原が四球を選び代走に市川を起用。 ここで一打席目に今期初安打を記録した那須が、豪快にセンターバックスクリーンを越える今期第一号を放ち待望の先制打で2点を先取。 続く木村も、センターバックスクリーンへのソロホームランを浴びせ3点目。更に相手エラーで林が出塁すると、田邊が送り、一死二塁の追加点のチャンスを作る。二死後、松岡が四球を選び、すかさず盗塁。二死二、三塁とチャンスが続くが、後続が打ち取られ追加点はならず。 その裏、岡村は相手打線を難なく三者凡退に抑え無失点のまま後半戦に突入。

5回表、先頭の長谷川が俊足を活かし内野安打で出塁。清原の送りバントと、那須の死球で一死一、二塁の追加点のチャンスを掴む。二死から代打倉本の内野ゴロは相手の野手の悪送球を誘い、長谷川がホームインし4点目。なおも二死二、三塁のチャンスが続くが、後続が打ち取られこの回1点どまり。 その裏、岡村は先頭バッターに四球を与え、次の打者のピッチャーゴロを二塁へ悪送球し、無死一、二塁のピンチを迎えるが清原の矢のような牽制で二塁ランナーが戻れず一死一塁。二死後相手走者が盗塁を試みるも、清原が盗塁を阻止。 この回も得点を与えない。

6回表、追加点の欲しい打線は二死から山田が四球を選んで出塁するも、後続が打ち取られこの回は無得点に終わる。 その裏、岡村が一死からヒットで出塁を許すも、次の打者を投手ゴロ併殺に仕留め4-0で最終回へ。

7回表、一死から那須が相手のエラーで出塁。ここで松本が代走でリーグ戦初出場し盗塁を試みるが惜しくもタッチアウト。二死となるが、続く木村が右中間の二塁打で出塁し追加点のチャンス作る。そして、倉本のライト前タイムリーで木村が生還し、ダメ押しといえる5点目を挙げる。

最終回の相手の攻撃。岡村のリーグ戦初勝利を完封で飾る期待が膨らむが、いきなり先頭打者にセンターへのホームランを浴び1点を献上してしまう。一死後、制球定まらず連続四球で一、二塁のピンチを招き、二死とするも、更に四球を与え二死満塁と一打同点とピンチが拡がる。しかし、後続を落ち着いて打ち取りゲームセット。岡村は、制球に苦しみながらも完投でリーグ戦初勝利を飾った。チームも三連勝と勢いを増した。

[撮影]濱本 静代
那須、木村の連続バックスクリーン弾で先制!!

[撮影]来條 美穂
岡村、リーグ戦初勝利! 初完投勝利!!

先発オーダー

先発オーダー
1 2 3 4 5 6 7 8 9
(中)
山田
 
 
(右)
長谷川
 
 
(捕)
清原
走 市川
 
(遊)
那須
走遊 松本
 
(一)
木村
指 
 
(三)

打三 倉本
 
(左)
田邊
打 鈴木
 
(指)
松畑
走 槌谷
一 奥田
(二)
松岡
 
 

対 太陽誘電戦(5月14日 通算成績:3勝2敗)

泉(花)、好リリーフ! 奥田のタイムリーツーベースも届かず惜敗!!

試合結果
チーム名 1 2 3 4 5 6 7
日立 0 0 0 0 1 0 0 1
太陽誘電 1 0 1 0 0 0 X 2
  • 【バッテリー】★小薗(2回2/3:1勝1敗),泉(花)(3回1/3)−清原
  • 【二塁打】木村(2回),奥田(5回)

試合レポート

昨日の勝利で三連勝と波に乗る日立サンディーバの二節2戦目の相手は、昨年リーグ2位で今シーズン3勝1敗と並んでいる太陽誘電。ここで勝利して上位をキープしたい大切な一戦。 初回表の日立サンディーバの攻撃は、三者凡退に抑えられ無得点。 日立サンディーバの先発は、今シーズン2勝目を狙う開幕投手の小薗。いきなり先頭打者に左中間にホームランを浴び先制点を許すと、続く打者には右中間を破るツーベースで無死二塁。送りバントで一死三塁とされるが、後続を断ち追加点は与えず、この回最少失点で切り抜ける。

2回表、1点を追いかける打線は、一死から木村がライナーで左中間フェンス直撃の二塁打で同点のチャンスを作る。 代走に槌谷を起用。林のレフトフライで果敢に三塁を陥れるが、間一髪アウトでチャンスを潰してしまい同点ならず。

3回裏、先発の小薗はヒットを許し次の打者の送りバントがフィルダースチョイスとなり、無死一、二塁から送りバントを決められ、一死二、三塁のピンチを背負う。 ここでレフトへの犠牲フライを許し、追加点を奪われる。更に次の打者に四球を与えてしまい、二死一、三塁としたところで泉(花)にピッチャー交代。 泉(花)が一球で相手打者を捻じ伏せる好リリーフで、このピンチを凌ぐ。

4回表、二死から清原がヒットで出塁するも、後続が打ち取られ無得点に終わる。 その裏、泉(花)はきっちり三者凡退に抑え、味方打線の援護を待つ。

5回表、2点ビハインドの打線は、二死から田邊がレフト前ヒットで出塁すると、続く奥田が右中間を破るツーベースで田邊が一塁から一気にホームイン。 なおも二死二塁の同点のチャンスが続き、ここで代走に市川を起用。バッターは代打松畑をおくるが空振り三振に倒れ追加点は奪えない。しかし、この回1点差に詰め寄る。 その裏、泉(花)は死球と送りバントで一死二塁のピンチを招き、次の打者のショートへの当たりはイレギュラーバウンドで一死一、三塁とピンチが拡がるが後続を打ち取り無得点に抑える。

6回表、何とか同点に追いつきたい打線だか、三者凡退に抑えられ無得点に終わる。 その裏、泉(花)は死球を与えランナーは出すものの後続を押さえ、1-2の最少得点差のまま最終回の攻撃を迎える。

7回表、後が無くなった打線は一死から木村が死球で出塁するも、後続が打ち取られゲームセット。 上位チームとの大切な一戦は最少失点での惜しい敗戦となった。

[撮影]濱本 静代
泉(花)、3回1/3を無失点の好リリーフ!!

[撮影]濱本 静代
奥田、追撃のタイムリーツーベースを放つ!!

先発オーダー

先発オーダー
1 2 3 4 5 6 7 8 9
(中)
山田
 
(右)
長谷川
 
(捕)
清原
TR 長谷川
(遊)
那須
 
(指)
木村
走 槌谷
(三)

 
(左)
田邊
 
(一)
奥田
走 市川
(二)
松岡
打 松畑
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記録&記事:中山 友紀子,徳田 政昭,奥田 透