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日立ソフトボール部

日本女子ソフトボールリーグ1部:第1節

2017年度 試合結果

ソフトボールリーグ1部 第1節
2連勝で通算成績2勝1敗 白星先行の展開に

 5月6日〜7日にかけ、千葉県習志野市/秋津野球場で日本リーグの第1節が行われた。 初日のSGホールディングス戦は、終盤の7回、清原の決勝となる本塁打と木村のタイムリーなどで3点を奪い、先発の泉(礼)が3回1/3を 無失点、後を受けた泉(花)はノーヒットリリーフによる見事な完封姉妹リレーで今季初勝利。 翌日の戸田中央総合病院戦は、初回のリーグ通算本塁打記録となる山田の先頭打者本塁打による1点を先発の小薗が最後まで守りきり、2試合連続の完封勝利。この結果、開幕黒星発進から今節2連勝で、通算成績2勝1敗と白星先行の展開となった。
 第2節は5月13日〜14日、岐阜県揖斐川町/健康広場ビックランドで行われる。

 多くの皆様のご声援、ありがとうございました。

対 SGホールディングス戦(5月6日 通算成績:1勝1敗)

清原 決勝の本塁打と、泉(花)ノーヒットリリーフで今季初勝利!!

試合結果
チーム名 1 2 3 4 5 6 7
日立 0 0 0 0 0 0 3 3
SGH 0 0 0 0 0 0 0 0
  • 【バッテリー】泉(礼)(3回1/3),☆泉(花)(3回2/3:1勝)−清原
  • 【本塁打】清原(7回)
  • 【盗塁】木村(7回)

試合レポート

今期第1節の緒戦は、開幕戦で白星を挙げているSGHとの対戦。 日立は球場へ駆けつけた大応援団の声援のもと今シーズン初勝利を目指す。

打線は1回表 長谷川がショート内野安打で出塁。続く清原のライト前へのヒットで一死一、二塁のチャンスを 作るが後続無く無得点。 2回表は、先頭の林がセンター前ヒットで出塁。代走に槌谷。続く田邊、奥田と良い当たりを放つが、相手守備の正面や攻守に阻まれ無得点の展開。

日立の先発の泉(礼)は、速球を主体に投げ込み打って取る投球で無失点の立ち上がり。 3回裏は、一死から2連続ヒットを許し一死一、二塁とピンチを迎えるが、続く打者を併殺に打ち取り先取点を与えない。 しかし、4回裏、一死からライト線上に落ちる三塁打を浴びると、続く打者を四球で歩かせるなど一死満塁のピンチを招く。ここでピッチャーを泉(花)へ交代。泉(花)は後続を見事打ち取り無失点でピンチを切り抜け、両チーム無得点のまま試合は後半戦へ。

5回以降も、泉(花)は力強い速球を主体に緩急をつけたピッチングを続け、5回を三者凡退。 6回も先頭打者は四球でだすものの、後続を3人で打ち取りチームに良い流れを呼び込む投球を続ける。 すると7回表、先頭の清原が滞空時間の長い本塁打をレフトに放ち1点を先制。 更に二死から田邊が四球で出塁すると、続く奥田は三遊間を抜けるレフト前ヒットを放ち二死一、三塁。 続く木村のセカンドへの当たりは相手野手の前で大きく跳ねてセンターへのタイムリーとなり3塁ランナー田邊が生還。 相手野手が打球の処理にもたつく隙をついて、1塁ランナーの奥田も生還。この回チャンスをものにして3点を挙げる。

7回裏、泉(花)は最後までキレの良いピッチングで三者凡退で仕留めゲームセット。 ノーヒットリリーフにより見事リーグ戦初勝利を挙げると共に、チームは今季初勝利を挙げた。

[撮影]来條 美穂
清原の滞空時間の長い技あり1号で先制!!

[撮影]来條 美穂
泉(花)、完璧リリーフでリーグ戦初勝利!!

先発オーダー

先発オーダー
1 2 3 4 5 6 7 8 9
(中)
山田
 
(右)
長谷川
打 松畑
(捕)
清原
 
(遊)
那須
 
(三)

走 槌谷
(左)
田邊
 
(一)
奥田
 
(DP)
木村
 
(二)
松岡
打 数馬

対 戸田中央総合病院戦(5月7日 通算成績:2勝1敗)

山田、決勝先頭打者アーチはリーグ戦通算40号!通算本塁打記録更新!!小薗、散発3安打完封勝利!

試合結果
チーム名 1 2 3 4 5 6 7
戸田中央総合病院 0 0 0 0 0 0 0 0
日立 1 0 0 0 0 0 x 1
  • 【バッテリー】☆小薗(1勝)-清原
  • 【本塁打】山田(1回)

試合レポート

日立サンディーバは昨日、今シーズン初勝利。連勝して勢いをつけたいところ。第1節2戦目の相手は 昨年リーグ10位の戸田中央総合病院との一戦。 日立の先発は、開幕戦のリベンジを狙う小薗。初回表、2者三振含む上々の立ち上がりを見せる。 一方、戸田中央総合病院の先発は新戦力の元アメリカ代表で、以前デンソーでも活躍していたテーラー投手。 初回裏、先頭の山田がフルカウントから右中間へ先頭打者本塁打を放ち、幸先良く先制点をあげる。 山田は今期第1号で通算本塁打を40本とし、ともに活躍してきた先輩である馬渕の記録を抜き、日本リーグの通算本塁打記録を更新した。 ちなみに既に記録を持つ、三塁打、二塁打、安打数に加えて全ての通算記録保持者となった。

追加点の欲しい日立の打撃陣は、テーラー投手を打ちあぐねて2回は3者凡退。3回には山田が四球を選んで出塁するも、後続はチャンスを拡げることができず追加点ならず。 先発小薗も4回までランナーは出すものの、清原が盗塁阻止をするなど危なげなく後続を断ち切り無失点に抑える。

4回裏、追加点の足掛かりを掴みたい打線は、二死から木村がライトへのヒットで出塁し、代走に槌谷を起用。 ここで続くキャプテン林に期待が高まるが、タイミング合わず空振り三振に倒れこの回も追加点ならず。

5回表、小薗は先頭打者にレフト前に運ばれ次の打者の送りバントで一死二塁のピンチを招くが、 落ち着いた投球で後続を難なく打ち取りこの回も得点を与えない。 その裏の日立の攻撃は三者凡退に抑えられ、ゲームは1-0のまま後半戦へ。

6回表、小薗は相手の1番からの好打順も簡単に三者凡退に抑える。その裏、先頭の山田がセンターへのヒットで出塁。長谷川が送り一死、二塁の追加点のチャンス。続く清原が四球を選び、代走に市川。 一死一、二塁とチャンスが拡がるが、那須が併殺に打ち取られ追加点ならず。1−0の最小リードのまま最終回の守りにつく。

小薗は相手打線を最終回も寄せ付けず三者凡退に抑え、初回山田の本塁打による虎の子の1点を 最後まできっちりと守りきり、散発三安打の見事な完封で今期初勝利を挙げた。 これにより、チームは通算成績を2勝1敗とし勝ち星先行の展開となり、開幕黒星スタートを払拭。次節以降の快進撃に期待が膨らむ連勝となった。

[撮影]大木 浩
山田、リーグ戦通算40号決勝弾!! 通算本塁打記録更新!!

[撮影]大木 浩
小薗、散発3安打完封で今シーズン初勝利!!

先発オーダー

先発オーダー
1 2 3 4 5 6 7 8 9
(中)
山田
 
(右)
長谷川
 
(捕)
清原
走 市川
(遊)
那須
 
(一)
木村
走 槌谷
(三)

 
(左)
田邊
 
(指)
松畑
 
(二)
松岡
打 倉本
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記録&記事:中山 友紀子,古園 敏幸,徳田 政昭,奥田 透