2016年度 試合結果
ソフトボールリーグ1部 第9節
無敗トヨタ自動車を破るが、決勝トーナメント進出決定は最終節に持ち越し
10月22日〜23日にかけて、静岡県磐田市/磐田城山球場で第9節が行われた。
地元保土ヶ谷三連戦を三連勝し決勝トーナメント進出に王手をかけたとは言え、残り4試合共に落とせない試合が続く状況の中、
初日のトヨタ自動車戦は1点ビハインドの土壇場7回に田邊のタイムリーで追いつき、
奥田の勝ち越し2点タイムリー二塁打で絶対的エースのアボット投手から3点を奪い逆転に成功。
投げては泉(礼)がランナーは出すものの最小失点に抑える見事な完投勝利で、首位独走のトヨタ自動車に今シーズンの初黒星をつけた。
翌日のHonda戦は、田邊、奥田の連続タイムリーで3点を先制するが、投手陣が6点を奪われ逆転を許すと打線も沈黙し大事な一戦を落とした。この結果、今節1勝1敗、通算成績14勝6敗とし、決勝トーナメント進出決定は最終節に持ち越しとなった。
最終節となる第10節は、11月5日〜6日、愛知県名古屋市/パロマ瑞穂野球場(旧:瑞穂公園野球場)で行われる。
多くの皆様のご声援、ありがとうございました。
田邊、奥田のタイムリーで土壇場7回に逆転! 泉(礼)の見事な完投で無敗の王者を破る!!
チーム名 | 1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 計 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|
日立 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 3 | 3 |
トヨタ自動車 | 0 | 0 | 0 | 0 | 1 | 0 | 0 | 1 |
第8節で三連勝し決勝トーナメント進出に大きく近づいた我が日立サンディーバの第9節の初戦は、現在無敗で早々に決勝トーナメント進出を決めているトヨタ自動車との対戦。 初回、2回と勝利のために先制点が欲しい打線だが、トヨタ自動車の絶対的エースであるアボット投手の前に三振の山を築いてしまい手も足も出ない。
日立サンディーバの先発は泉(礼)。初回裏、先頭打者に死球を与え、送りバントで一死二塁のピンチを招くが、後続を落ち着いた投球で打ち取り無失点で切り抜ける。 2回裏、泉(礼)はセンター前ヒットとレフトオーバーの二塁打で一死二、三塁とランナーを背負うが、セカンドへの小フライ併殺でピンチを凌ぐ。
3回表、何とか先取点の足掛かりを掴みたい打線は、二死から奥田が三塁のグラブを弾くヒットで出塁するも、後が続かず無得点に終わる。 続く4回表も一死から山田が四球を選び出塁するも、同じく得点に結びつけることができない。
泉(礼)は3回、4回と先頭打者にヒットを許すなどピンチを招くが、エンドランをかわすなど丁寧な投球で後続を打ち取り無失点で踏ん張り打線の援護を待つ。
5回表、一死から田邊が左中間を破る二塁打で出塁し、この日初めて得点圏にランナーを進めるが、代打の松畑、そして奥田と打ち取られチャンスを活かせない。 その裏、泉(礼)はまたしても先頭打者にヒットを浴びで出塁を許し、送りバントと四球で一死一、二塁とピンチを招く。 二死後ライト前ヒットを放たれ、打球の処理をもたつく間にセカンドランナーがホームインし先制点を許してしまうが、バッターランナーを一塁で殺し何とか最小失点で切り抜ける。
6回表、1点ビハインドの日立の攻撃も三者凡退に終わる。その裏、泉(礼)はヒットと四球で一死一、二塁のピンチを招くが、低目中心の丁寧な投球で、注文通りの6−4−3のダブルプレーに仕留め、1点差のまま最終回の味方の攻撃に後を託す。
7回表、先頭の佐々木が左中間へのヒットで出塁し、代走に川村。那須が送って一死二塁のチャンスに清原がレフト前ヒットで続き、一死一、三塁とチャンスを拡げる。逆転のランナーとなる清原に、代走市川が登場。このチャンスに前の打席で二塁打を放っている田邊。今度はエンドランをライト前に運ぶヒットが貴重なタイムリーとなり、川村が生還。同点に追いつく。なおも、一死一、二塁のチャンスに松岡がレフト前ヒットで続き、一死満塁と更にチャンスは拡がる。 ここで、奥田がライトの頭上を破るタイムリーツーベースで市川と田邊がホームを踏み、一気に2点勝ち越しに成功。そして、奥田に代走の西嶋を送り、一死二、三塁とまだまだチャンスは続く。林の内野ゴロで松岡が本塁を狙うが、惜しくもタッチアウトで追加点ならず。 二死となるも、長谷川は四球を選び、再び満塁のチャンスを迎えるが惜しくも後一本は出なかった。しかし、土壇場で2点リードして最終回裏の守備へつく。
2点のリードを貰った泉(礼)は、最終回をリズム良い投球で三者凡退にねじ伏せ、見事な完投勝利。無敗の王者を破る大きな勝利で、また一歩決勝トーナメント進出に近づいた。
田邊、土壇場でエンドランを決め同点打!
泉(礼)、アボット投手に投げ勝ち価値有る4勝目!
1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|
(三) 林 |
(右) 長谷川 |
(中) 山田 |
(指) 佐々木 |
(遊) 那須 走 川村 |
(捕) 清原 走 市川 |
(左) 田邊 |
(二) 松岡 打 松畑 |
(一) 奥田 走 西嶋 |
田邊、奥田のタイムリーで先制するが、逆転負けで大事な一戦を落とす!
チーム名 | 1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 計 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|
Honda | 0 | 0 | 2 | 0 | 4 | 0 | 0 | 6 |
日立 | 0 | 3 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 3 |
昨日首位独走のトヨタ自動車を撃破し、本日勝利すれば他チームの結果次第で決勝トーナメント進出が決まる可能性もある大事なHondaとの一戦。先発は小薗。
初回表、Hondaの先頭打者にヒットで出塁を許すも、テンポ良く後続を抑えてまずまずの立ち上がりを見せる。
2回表、小薗は二死から2本のヒットで一、三塁とランナーを背負うが、次の打者を内野ゴロに抑えピンチを凌ぐ。 その裏の日立の攻撃は、先頭の林がセンター前ヒットで出塁し、代走は川村。 那須が送って、一死二塁の先制のチャンスを作る。続く清原は四球を選び、一死一、二塁とチャンスを拡げ、ここで昨日同点打を放っている田邊がライト線への三塁打を放ち、川村、清原が相次いでホームインし2点を先制。更に昨日決勝打の奥田のライト前タイムリーで、田邊も生還し3点目を上げる。
3回表、小薗は先頭打者にライト線への三塁打を浴び、無死三塁のピンチを招き、次の打者にもレフト前ヒットを許し1点を献上。二死後ランナーを二塁まで進められ、次の打者に左中間への二塁打で、2点目を献上し一点差に迫られる。二死二塁のピンチが続き、ここで昨日好投の泉(礼)にピッチャー交代。難なく内野ゴロに仕留めリードを守った。 その裏、1点差に詰め寄られた打線は先頭の山田が内野安打で出塁し、佐々木が送り一死二塁のチャンスを作るも、あと一本が出ず無得点に終わる。
5回表、泉(礼)は連続ヒットと送りバントで一死二、三塁のピンチを招き、次の打者にレフト前にタイムリーを浴び同点とされる。更に四球で一死満塁とピンチは続き、次の打者には走者一掃となるレフトオーバーの三塁打を浴び、一気に3点のリードを許してしまう。5回裏、代打木村と松岡の連続ヒットで、無死一、二塁の追撃のチャンスを作り、山田の内野ゴロの間に一死一、三塁とするもあと一本が出ず得点ならず。
6回表、泉(礼)が一死からレフト前ヒットを許したところで、ピッチャー山中に交代。山中は送りバントで二死二塁とされるも、後続を断ち無得点で切り抜ける。 その裏3点差を追いかける打線だが、三者凡退の無得点で3点差のまま最終回を迎える厳しい展開となる。
7回裏、先頭の代打松畑は内野フライに打ち取られるなど三者凡退に終わり、万事休す。 大事な一戦を落とし、通算成績は14勝6敗。決勝トーナメント進出決定は、最終節に持ち越しとなった。
田邊の先制2点タイムリー三塁打!!
奥田もライト前ヒットで1点追加するが・・・
1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|
(右) 長谷川 打 木村 |
(二) 松岡 |
(中) 山田 |
(指) 佐々木 |
(三) 林 走 川村 |
(遊) 那須 |
(捕) 清原 |
(左) 田邊 |
(一) 奥田 打 松畑 |
記録&記事:横沢 あゆみ,徳田 政昭,古園 敏幸,奥田 透