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日立ソフトボール部

日本女子ソフトボールリーグ1部:第7節

2016年度 試合結果

ソフトボールリーグ1部 第7節
1勝1敗、通算成績10勝5敗とし、単独4位をキープ!

 9月24日〜26日にかけて、愛知県豊橋市/豊橋市民球場で日本リーグ第7節が行われた。決勝進出に向けて負けられない一戦が続く中、初日の豊田自動織機シャイニングベガ戦は、佐々木の先制と決勝の2本の二塁打と、山中、小薗の好投でタイブレーカーの接戦を制し勝利した。雨天順延となった翌日のデンソーブライトペガサス戦は、打線が沈黙し1安打完封負けを喫した。この結果、通算成績を10勝5敗とし、単独4位をキープした。
 なお、次の第8節は10月8日〜10日、地元神奈川県横浜市/サーティーフォー保土ヶ谷球場 (旧:神奈川新聞スタジアム硬式野球場)で行われる。

 多くの皆様のご声援、ありがとうございました。

対 豊田自動織機 シャイニングベガ戦 (9月25日 通算成績:10勝4敗)

佐々木、先制・決勝二塁打!山中・小薗、最小失点!タイブレーカーの接戦を制し4連勝!!

試合結果
チーム名 1 2 3 4 5 6 7 8
豊田自動織機 0 0 0 0 0 1 0 0 1
日立 1 0 0 0 0 0 0 1x 2
  • 【バッテリー】山中(4回1/3),☆小薗(3回2/3:7勝2敗)−清原
  • 【二塁打】佐々木(1回,8回),田邊(7回)

試合レポート

現在リーグ戦3連勝中の日立サンディーバ。本日は開幕戦で敗北を喫している豊田自動織機戦。勝って雪辱を果たし、上位進出を狙う。

1回表、先発の山中は二死から四球でランナーを出すものの、後続を打ち取り無得点で抑えるまずまずの立ち上がり。1回裏、先頭の山田が四球で出塁、続く松岡の犠打、林のセンターフライで山田は三塁へ進む。ここで佐々木が右中間を真っ二つに割るタイムリーツーベースを放ち、幸先良く先制点を奪う。

2回表、山中は先頭打者を四球で出塁させるが、続く打者を5−6−4のダブルプレーに仕留め、この回も無得点で切り抜ける。2回裏、長谷川、田邊の死球、更に山田への故意四球で二死満塁の場面を迎えるが、松岡はセカンドゴロに倒れ追加点が奪えない。3回表、山中は一死からライト前ヒットで一塁にランナーを背負う。続く打者に右中間にツーベースヒットを浴び、本塁を狙った一塁ランナーを、山田の好返球により本塁タッチアウト。ここでも得点を与えない。

4回表、山中はヒットと四球で一死一、二塁のピンチを迎える。次の打者の強烈な打球はショート那須の正面。6−4−3のダブルプレーでピンチを凌ぐ。

5回表、山中は先頭打者をセンター前ヒットで出塁させると、フィルダースチョイスで無死一、二塁のピンチを迎える。一死後、ピッチャーを小薗にスイッチ。清原の牽制で二塁ランナーを刺し、二死一塁に。次の打者にライト前ヒットを浴び、一塁ランナーが一気に本塁を狙うが長谷川のバックホームで本塁タッチアウトと、この回も無失点で切り抜ける。5回裏、先頭の山田が内野安打で出塁するものの、後続が断たれ追加点には結びつかず、ここまでスミ1の展開が続く。

6回表、小薗は先頭打者に内野安打で出塁され、盗塁により無死二塁のピンチを招く。続く打者の打球は守備の乱れでセンター方向へ弾いてしまい、その間に二塁ランナーがホームイン。ここまで何度もピンチを凌いできたが、ついに同点に追いつかれてしまう。

7回裏、先頭の田邊がレフトへのツーベースヒットで無死二塁とサヨナラのチャンスを作る。続く奥田がきっちり送り一死三塁とチャンスを広げると、続く山田はこの試合二つ目の故意四球で一死一、三塁となるが、ここで、あと1本が出ずサヨナラの絶好のチャンスを逃してしまい、タイブレーカーに突入。

8回表、小薗は送りバントで一死三塁とされるが、後続を断ち無失点に抑える。8回裏、二塁走者は代走の川村。先頭の佐々木がライトへこの日2本目となるタイムリーツーベースを放ち、川村がサヨナラのホームイン。見事、タイブレーカーの接戦を制し4連勝を飾った。

[撮影]西野 遼太
佐々木、全打点を叩き出しMVP獲得!

[撮影]田邊 昌幸
川村、サヨナラのホームイン!

先発オーダー

先発オーダー
1 2 3 4 5 6 7 8 9
(中)
山田
 
(二)
松岡
 
(三)

走 川村
(DP)
佐々木
 
(遊)
那須
 
(右)
長谷川
 
(捕)
清原
 
(左)
田邊
 
(一)
奥田
打 松畑

対 デンソー ブライトペガサス戦(9月26日 通算成績:10勝5敗)

打線沈黙 田邊の1安打に抑えられ完封負け

試合結果
チーム名 1 2 3 4 5 6 7
日立 0 0 0 0 0 0 0 0
デンソー 2 0 0 0 0 1 x 3
  • 【バッテリー】★小薗(7勝3敗)−清原

試合レポート

雨天順延となったデンソーとの対戦。決勝トーナメント進出に一歩近付くためには、絶対に落としたくない大事な一戦。1回表、一死二塁で昨日2打点を挙げた佐々木が打席に立つも、空振り三振に倒れ、先取点のチャンスを逃す。

先発の小薗は1回裏、先頭打者を見逃し三振に切って取るも、その後はレフト前ヒットと四球で一死一、二塁と、開始早々にピンチを迎える。ここで、次の打者にレフト前タイムリーを放たれ1点を失う。更に死球で一死満塁となると、センターへの犠牲フライで追加点を奪われ、初回から2点ビハインドの苦しい展開となる。

すぐにでも取り返したい打線だが、2回表はデンソーのトレイナ投手の前に3者凡退。3回表には、昨日の試合から勝負を避けられ5個目となる四球で山田が出塁するも、後続が断たれなかなかチャンスを掴めない。

小薗は、3回裏を四死球を与えながらも無失点で切り抜けると、4回裏は3者凡退に抑え、ようやく落ち着いたピッチングを見せる。

5回表、これまでノーヒットの打線は二死から田邊が待望のセンター前ヒットを放つと、続く奥田の放った痛烈な打球は惜しくもセンターフェンス手前のライナーとなり得点ならず。トレイナ投手を攻めあぐねる、もどかしい時間が続く。

5回裏、小薗は先頭打者を内野安打で出塁させると、二死一塁から左中間を破るツーベースヒットを放たれ二死二、三塁のピンチに。ここはファーストゴロに打ち取りピンチを脱したが、6回裏には一死二塁で左中間へのタイムリーを放たれ、手痛い追加点を奪われる。

何とか反撃したい7回表、代打で送り込んだ松畑は空振り三振に倒れ、最後の打者となった清原の打球も良い当たりながらライトフライで試合終了。トレイナ投手を攻略できず、1安打完封負けを喫した。この結果、通算成績10勝5敗で単独4位をキープはしたものの、次節地元での打線の爆発に期待したい。

[撮影]濱本 静代
田邊、意地の一打!!

[撮影]濱本 静代
山田、今節5個目となる四球!!

先発オーダー

先発オーダー
1 2 3 4 5 6 7 8 9
(中)
山田
 
(二)
松岡
 
(三)

走 西嶋
(DP)
佐々木
 
(遊)
那須
打 松畑
(右)
長谷川
 
(捕)
清原
 
(左)
田邊
 
(一)
奥田
 

記録&記事:横沢 あゆみ,滝野 大輔,中山 友紀子,徳田 政昭