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日立ソフトボール部

日本女子ソフトボールリーグ1部:第6節

2016年度 試合結果

ソフトボールリーグ1部 第6節
後半戦連勝スタート!通算成績9勝4敗で単独4位!

 9月10日〜11日にかけ、兵庫県尼崎市/ベイコム野球場(記念公園野球場)で、第6節が行われた。初日のシオノギ製薬戦は、奥田の1号ソロ、松畑の代打3ランなど、19安打15得点の猛攻と、山中、泉(花)の完封リレーで快勝。翌日のビックカメラ高崎戦は、松岡の先制タイムリー、林のタイムリーに山田の2号ソロで得点を重ね、投げては小薗が1失点の完投で連勝。通算成績を9勝4敗とし単独4位をキープし、上位を狙える位置につける好スタートを切った。
 第7節は9月24日〜25日、愛知県豊橋市/豊橋市民球場で行われる。

 多くの皆様のご声援、ありがとうございました。

対 シオノギ製薬(9月10日 通算成績:8勝4敗)

奥田1号、松畑2号3ランなど19安打毎回得点の15点!!山中、泉(花)完封リレーで快勝!!

試合結果
チーム名 1 2 3 4 5 6 7
日立 2 1 3 3 1 2 3 15
シオノギ製薬 0 0 0 0 0 0 0 0
  • 【バッテリー】☆山中(5回:1勝1敗),泉(花)(2回)−清原,鈴木
  • 【本塁打】奥田(2回),松畑2号(3回:3ラン)
  • 【三塁打】倉本(7回)
  • 【二塁打】佐々木(1回),松岡(4回),清原(4回),長谷川(5回)
  • 【盗塁】 松岡(1回,3回),山田(1回,3回),川村(3回),田邊(6回),那須(7回)

試合レポート

日本女子ソフトボールリーグ後半戦、初戦の相手はシオノギ製薬ポポンギャルズ。勝利して明日のビックカメラ高崎戦(現時点3位)へ弾みをつけたい一戦。

1回表、一死から2番の松岡はセーフティバント。ヘッドスライディングし間一髪のタイミングでセーフ。盗塁してワンアウトランナー二塁とチャンスを広げる。3番の山田は上手く合わせてレフト前ヒット。一死一、三塁として、4番の佐々木は右中間フェンス直撃のタイムリーツーベースヒットで幸先良く2点を先制。2回表、一死から9番の奥田は左中間へ美しい放物線を描くホームランでリードを広げる。

先発の山中は、1回裏、打たせて取るピッチングで三者凡退に抑える上々な立ち上がり。2回裏、山中は先頭打者にセンター前ヒットを許し初めてのランナーを背負うと、送りバントを決められ一死二塁。続く打者に綺麗にセンターへはじき返され一死一、三塁。続く打者にはノースリーと不利なカウントになるも、つまらせて二死一、三塁。シオノギはこのチャンスに代打を出すも、チェンジアップでタイミングを外して打ち取り得点を与えず。

3回表、5番の那須は初球打ちでレフトへ痛烈な当たりで出塁。7番の清原は三遊間を破る当たりで一死一、三塁とチャンスを広げる。ここで代打松畑は、滞空時間の長いライトポール際に飛び込むスリーランホームランで6点差と突き放した。

3回裏、先頭打者の打球に林がダイビングキャッチしてサードゴロにしとめる。一死から四球と味方エラーで一死一、二塁とピンチを招くが、続く打者のピッチャーライナーを山中が好捕。一塁に送球してダブルプレー。この回も無失点で切り抜ける。

4回表、2番松岡のセンターオーバーのツーベースヒットと、3番山田の四球で迎えた二死二、三塁とチャンスに、6番の林が右中間への2点タイムリーヒット。7番の清原は右中間フェンス際への打球はライトが追いつくもキャッチ出来ず、タイムリーツーベースヒット。この回連打で3点を追加し9-0と更に突き放した。

5回表、一死から1番の長谷川は変化球に上手く合わせて左中間を破るツーベースヒット。二死後、前の回からセンターの守備に入った3番の槌谷は三遊間を破るタイムリーヒットでリーグ戦初打点をあげ、10点目の追加点を奪った。

山中は、4回裏は2つの空振り三振を奪うなど3者凡退に抑え、5回裏はランナーを背負うもダブルプレーで無失点に抑える。

6回表、5番の那須はレフト前ヒット。6番の倉本の当たりはボテボテのピッチャーゴロをエラーでセーフ。7番の清原に代打鈴木のリーグ戦初となるニ遊間を破るヒットをセンターが後逸し2者がホームイン、鈴木は三塁へ。8番の田邊が肘付近へデッドボールを受け無死一、三塁のチャンス。後続断たれるもこの回2点の追加点を奪った。

7回表、3番の槌谷は、ショートの頭を越えるセンター前ヒット。4番の木村に代打数馬。数馬はリーグ戦初ヒットを三遊間に放ち無死一、二塁とチャンスを広げる。一死後、6番の倉本はセンターフェンス際へライナーで運ぶ2点タイムリースリーベースヒット。更に7番の鈴木はニ遊間を破るタイムリーヒットでリーグ戦初打点。これで7回まで毎回得点を重ねて合計15点を奪った。

6回裏から山中に代わり泉(花)が登板。清原の代打鈴木がそのままマスクを被り泉(花)、鈴木のバッテリー。6回、7回と3三振と内野ゴロで3者凡退に抑えて無失点。先発山中との完封リレー。山中は今季初勝利を挙げる。打線は先発全員安打と、若手の初ヒット初打点など初物づくしで19安打毎回得点の15点を奪う快勝。チームは通算成績8勝4敗とし単独4位と上位をうかがう好位置をキープした。

[撮影]来條 美穂
鈴木、リーグ戦初ヒット初打点で勝利に貢献!

[撮影]濱本 静代
山中、5回無失点の好投で今季初勝利!

先発オーダー

先発オーダー
1 2 3 4 5 6 7 8 9
(右)
長谷川
打 西嶋
 
 
(二)
松岡
 
 
 
(中)
山田
中 槌谷
 
 
(指)
佐々木
打 木村
打 数馬
 
(遊)
那須
走 市川
 
 
(三)

三 倉本
 
 
(捕)
清原
走 川村
TR 林
打捕 鈴木
(左)
田邊
打 松畑
 
 
(一)
奥田
 
 
 

対 ビックカメラ高崎(9月11日 通算成績:9勝4敗)

松岡、林、タイムリー、山田2号ソロ! 小薗、1失点完投勝利!

試合結果
チーム名 1 2 3 4 5 6 7
ビックカメラ高崎 0 0 0 0 0 1 0 1
日立 0 0 2 0 1 0 x 3
  • 【バッテリー】☆小薗(7回:6勝2敗)−清原
  • 【本塁打】山田2号(5回)
  • 【二塁打】田邊(4回,6回)

試合レポート

日本女子ソフトボールリーグ後半戦、2日目の相手は強豪ビックカメラ高崎。決勝リーグ進出へ向けて、落とす訳にはいかない一戦。

1回表、先発の小薗はヒットで先頭打者を塁に出し送りバントを決められるも、後続をセカンドゴロとキャッチャーフライに抑え無失点で切り抜ける。

2回表、先頭打者に左中間を破るツーベースヒットを許すも、送りバントを打ち上げさせて一死二塁。続く打者をセカンドゴロに打ち取るも、進塁して二死三塁とピンチは続くが、後続をファーストゴロで打ち取りこの回も無失点で抑えた。

2回裏、4番の佐々木は三遊間深いところへのゴロ。一塁へのヘッドスライディングで出塁。5番の林は一塁線へ送りバントを決めて一死二塁。6番の長谷川はショートゴロで走者を進めて二死三塁とするも、後続が打ち取られ先制ならず。

3回表、先頭打者をピッチャーゴロに打ち取るも、悪送球で無死一塁。2つの四球で二死満塁とピンチが広がるも続く打者の強烈な打球を那須がジャンピングキャッチ。満塁のピンチを無失点で切り抜けた。

3回裏、8番の田邊はフルカウントから一、二塁間を破るライト前ヒットで出塁。9番の奥田はピッチャー前への送りバントで相手守備のフィルダースチョイスを誘い無死一、二塁。1番の山田はレフト前ヒットで続き、無死満塁のチャンス。ここで続く松岡がセンター前へ弾き返し先取点を奪う。するとたまらず先発ピッチャーから上野投手に交代。二死後、5番林のセンター前タイムリーヒットで追加点を奪い、この回2点の先取点を奪った。

4回裏、二死から8番の田邊が右中間を破るツーベースヒットでチャンスを作るが、後続が打ち取られ追加点ならず。

5回表、先頭打者に左中間を破るツーベースヒットを許す。後続の打者を空振りの三振、セカンドゴロ、そしてまたもショート那須のジャンピングキャッチが飛出しこの回のピンチも無失点で抑えた。

5回裏、先頭の山田がセンターオーバーのソロホームランを放ち、待望の追加点を奪い3点差とする。

6回表、先頭打者をセカンドゴロに打ち取る。続く打者に左中間へのソロホームランを浴び2点差に詰め寄られるも、後続を抑え最少失点で切り抜ける。

6回裏、相手ピッチャーが上野投手から中野投手へ交代。二死から8番の田邊はこの日3安打となるショート強襲のツーベースヒットで出塁しチャンスを作るが後続が抑えられ追加点ならず。

7回表、先頭打者をショートゴロに打ち取り一死。続く打者を変化球で見逃し三振に抑え二死、後続にセンター前ヒットを許すも最後はセカンドゴロを松岡がさばいて試合終了。小薗は完投で6勝目を飾り、チームは後半戦連勝スタートで通算成績9勝4敗とし単独4位、上位を狙える位置につけた。

[撮影]濱本 静代
松岡、満塁のチャンスで先制タイムリー!

[撮影]来條 美穂
小薗、完投勝利で6勝目!

先発オーダー

先発オーダー
1 2 3 4 5 6 7 8 9
(中)
山田
 
(二)
松岡
 
(遊)
那須
 
(DP)
佐々木
走 川村
(三)

 
(右)
長谷川
打 槌谷
(捕)
清原
 
(左)
田邊
 
(一)
奥田
打 松畑

記録&記事:中野 一喜,古園 敏幸,徳田 政昭,奥田 透