2016年度 試合結果
ソフトボールリーグ1部 第5節
1勝1敗で通算成績7勝4敗とし、前半戦を4位タイで折り返す
6月4日〜5日にかけ、京都府京都市/わかさスタジアム京都(旧:西京極球場)で、日本リーグ1部第5節が行われた。初日のトヨタ自動車戦は、序盤に4点を奪われ、ようやく7回に林のタイムリーで1点を返すが力及ばず完敗。翌日のSGホールディングス戦は、タイブレイカーの末、清原の決勝犠牲フライと、佐々木の第3号スリーランホームランで4点を奪い、投げては小薗が4安打完封で5勝目をあげた。この結果、通算成績を7勝4敗とし、前半戦を4位タイで折り返すこととなった。
次回第6節は、9月10日〜11日、兵庫県尼崎市/ベイコム野球場(記念公園野球場)で行われる。
多くの皆様のご声援、ありがとうございました。
序盤に4失点。林のタイムリーで1点を返すも首位トヨタの壁厚く完敗。
チーム名 | 1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 計 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|
トヨタ自動車 | 0 | 2 | 1 | 1 | 0 | 0 | 0 | 4 |
日立 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 1 | 1 |
前半戦最終節。ここまで唯一全勝のトヨタ自動車との一戦。首位チームを撃破し、後半戦に弾みをつけたいところ。先発は今季4勝で防御率0点台の小薗。相手投手は防御率で小薗を更に上回るアボット投手。投手戦に持ち込み勝機を伺いたいところ。
一回表、小薗はボール先行の立ち上がり。先頭打者はスリーボールからセンターフライで打ち取るが、次の打者をフォアボールとしてしまう。しかし、続く打者をダブルプレーに仕留め、不安な立ち上がりも先制点は与えずなんとか凌ぐ。一回裏、2番の松岡がセーフティバントで出塁するが、清原がダブルプレーに倒れ先制点が奪えない。
二回表、小薗は一死から連打と送りバントで二死二、三塁のピンチ。ここで続く打者にセンター前ヒットを浴び、2点の先制を許してしまう。更に続く三回表は、ヒットと四球で二死一、二塁のピンチを迎え、続く打者のショートゴロを後逸。その間にセカンドランナーが生還し追加点を与えてしまい3点差に広がる。
三回裏、先頭の林がセンター前ヒットで出塁し、西嶋が代走で入るが、田邊の浅いセンターフライに飛び出してしまい一塁に戻れずダブルプレー。痛い走塁ミスでチャンスの目を摘んでしまう。
四回表、この回からマウンドにあがった泉(礼)が、先頭打者にいきなりホームランを浴びてしまい追加点を与えてしまう。しかし、その後はランナーは出すものの要所を抑え追加点を与えないピッチングで、スコアボードにゼロを刻み味方の反撃を待つ。
五回裏、一死から那須がショートのグラブを弾く強烈なレフト前ヒットで出塁。続く佐々木のセンター前ヒットで一死一、二塁とこの試合初めてセカンドにランナーを進める。ここでファーストランナーに代走で市川が出場。二死後、代打松畑が打席に入るが、打球はショート正面のライナー。この回も無得点に終わる。
七回裏、この回からアボット投手に代わり、山根投手がマウンドに上がる。一死で山田がフォアボールで出塁し、佐々木のセンター前ヒットで二死一、二塁のチャンス。ファーストランナーを槌谷、セカンドランナーは川村にそれぞれ交代。続く林が意地のレフト前ヒットを放ち、セカンドランナー川村が生還。ようやく1点を返す。なおも土壇場で、ホームランが出ると同点に追いつく場面を迎え、スタンドの期待を一挙に背負い代打の木村が打席に入る。するとトヨタ自動車は再びアボット投手をマウンドに送る。アボット投手の前に木村は空振り三振に倒れ、試合終了。全勝のトヨタ自動車の壁は厚く、4敗目を喫した。
林、7回二死から意地のレフト前ヒット!
泉(礼)、4回を2安打1失点!粘りのピッチング!
1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 |
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(右) 長谷川 |
(二) 松岡 |
(捕) 清原 |
(中) 山田 |
(遊) 那須 走 川村 |
(DP) 佐々木 走 市川 走 槌谷 |
(三) 林 走 西嶋 |
(左) 田邊 打 松畑 打 木村 |
(一) 奥田 |
清原決勝犠飛!佐々木3号3ラン!小薗4安打完封!タイブレーカーの末 接戦を制す!
チーム名 | 1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 計 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
日立 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 4 | 4 |
SGホールディングス | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 |
前半戦最終戦。昨晩からの雨により3時間遅れての試合開始となった。本日の対戦相手は第二節でサヨナラ勝ちをしているSGホールディングス戦。現在の順位を守り、後半戦に弾みをつけるためにも負けられない試合。先発は昨日に引き続き小薗。
一回表、相手投手のスピードボールに翻弄され、簡単に三者凡退に終わる。一回裏、小薗は先頭打者をセンター前ヒットで出塁させると、続く打者のサードへの送りバントを林がセカンドへ送球するが、送球がランナーと交錯し、無死一、二塁のピンチを迎えてしまう。しかし、続く打者をダブルプレーに仕留めるなど、この回をなんとか無失点で切り抜ける。
二回表、三回表、四回表と、出塁は山田がフォアボールのみ。未だ快音は聞こえず攻撃の糸口が掴めない状態が続く。二回裏、小薗は内野安打でランナーを出すが、要所を抑え、セカンドを踏ませないピッチングを続ける。
三回裏、小薗は先頭打者をフォアボールで出塁させると、続く打者のライトへのポテンヒットにより、本日二回目の無死一、二塁のピンチを迎えてしまう。続く打者のファーストへの送りバントを奥田が華麗なフィールディングでサードに送球しフォースアウト。続く打者をショートゴロに打ち取るが、尚も二死二、三塁のピンチ。ここで故意四球による満塁策を選択。二死満塁の場面で次の打者をレフトフライに打ち取り、この回も無失点で切り抜ける。
四回裏、小薗はこの試合初めて三者凡退に切って取り、打線の奮起を待つ。
五回表、好投を続ける小薗を援護したい打線は、二死から田邊が本日初ヒットとなるライト前ヒットを放つと、松岡の代打で松畑が打席に入る。松畑が放った打球を相手ショートが失策し、二死一、二塁と本日初めて得点圏にランナーを進める。しかし、続く林がセカンドゴロに倒れ先制点が奪えない。
六回表、先頭の長谷川の内野安打などで、二死二塁のチャンスを作るが、那須がサードゴロに倒れ、ここでも先制点が奪えない。六回裏、小薗は先頭打者をフォアボールで出塁させてしまうが、続く打者のサードへの送りバントを本日二つめのダブルプレーに仕留め、好投の小薗を守備で支え、この回も無失点で切り抜ける。
七回表、先頭の佐々木が放った打球はライト線のスリーベースヒットとなり、無死三塁とビッグチャンスを迎える。ここで佐々木に代走で市川が入る。続く奥田は三振に倒れるが、続く田邊がフォアボールで出塁、さらに田邊の盗塁により一死二、三塁とする。続く松岡のエンドランはサードゴロとなり本塁で市川がアウトとなる。尚も続く二死一、三塁のチャンスに林が打席に入るが、セカンドゴロに倒れ、ここでもあと一本がでず先制点が奪えない。七回裏、小薗は二死からフォアボールとレフト前ヒットで二死一、二塁とされ一打サヨナラのピンチを迎える。さらにフォアボールで二死満塁と絶体絶命のピンチとなるが、最後はフルカウントから空振り三振に切ってとり、ここもピンチを凌ぎタイブレーカーに突入。
八回表、セカンドランナーに代走で槌谷がは入り、この回先頭の長谷川がきっちり送り、一死三塁とする。ここで清原が犠牲フライを放ち、待望の先制点を奪う。更に続く山田が本日三つ目のフォアボールと那須のセンター前ヒットで、二死二、三塁と追加点のチャンスを迎える。ここで佐々木が試合を決定付けるスリーランホームランを放ちリードを4点に広げる。続く奥田がレフトへのツーベースで出塁し、二死二塁とするが、怒涛の攻撃はここまで。
八回裏、小薗は先頭打者を三振で仕留めるなど無失点で切り抜け、何度もピンチはあったものの、結果は8回を4安打完封。前半戦最終節を勝利で締めくくる5勝目をあげた。チームは通算成績7勝4敗とし、前半戦を4位タイで折り返すこととなった。
小薗、8回4安打完封で5勝目!
槌谷、清原の犠牲フライで決勝のホームイン!
1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 |
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(三) 林 走 槌谷 |
(右) 長谷川 |
(捕) 清原 走 川村 |
(中) 山田 |
(遊) 那須 |
(DP) 佐々木 走 市川 |
(一) 奥田 |
(左) 田邊 |
(二) 松岡 打 松畑 |
記録&記事:横沢 あゆみ,滝野 大輔,古園 敏幸,徳田 政昭,奥田 透