2016年度 試合結果
ソフトボールリーグ1部 第3節
今節1勝1敗、通算4勝3敗で単独5位に一歩後退
5月21日〜22日にかけ、群馬県前橋市民球場で、日本リーグ1部第3節が行われた。
初日の太陽誘電戦は、清原の今シーズン第1号ツーランと那須の5試合連続となる第5号、更に2打席連続となる第6号スリーランで大量6得点、投げては小薗が完投で3勝目を挙げ快勝。
翌日のビックカメラ高崎戦は、先発の小薗が相手打線を7回まで2安打無失点に抑える力投を見せるも、味方打線の援護がなくタイブレーカーの末0対1で敗れる。この結果、通算成績4勝3敗で単独5位に一歩後退した。
第4節は5月28日〜29日、北海道旭川市/スタルヒン球場で行われる。
多くの皆様のご声援、ありがとうございました。
清原1号、那須5試合連続2打席連続ホームラン! 小薗、完投で3勝目!
チーム名 | 1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 計 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|
日立 | 2 | 0 | 1 | 0 | 3 | 0 | 0 | 6 |
太陽誘電 | 1 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 1 |
燦々と太陽が照り付ける中、ここまで開幕5連勝と波に乗る太陽誘電との対戦。先発は現在2勝の小薗。
1回表、松岡がセンター前ヒットで出塁すると、続く清原がレフトへ高々と滞空時間の長いツーランホームランを放ち2点を先制する。更に山田が四球で出塁すると、那須の強烈な二塁への打球がセカンド悪送球を誘い、一死一、二塁と追加点の期待が高まる。しかし、続く佐々木が送り二死二、三塁とするも、あと一本が出ず追加点を得られない。1回裏、小薗は二死までテンポよく奪うものの、そこから二連打を浴び、1点を返されてしまう。
2回表、一死から濱名が叩き付けた打球が大きくはねる間に果敢なヘッドスライディングで内野安打とし、続く長谷川の三塁線ギリギリに放った打球が相手サードの失策を呼び一死一、二塁となるが、後続が倒れ追加点ならず。2回裏、小薗は先頭打者にツーベースを浴びるも、後続を断ち無失点で切り抜ける。
3回表、那須が観客の期待に応える5試合連続となるレフトへの大きなホームランを放ち追加点を奪い再び2点リードとする!!小薗は3回裏、4回裏と危なげない投球で三者凡退にきって取る。
すると続く5回表、先頭の松岡がレフト前ヒットで出塁の後、山田が四球を選び、一死一、二塁のチャンスを迎える。ここで前の打席で5試合連続のホームランを放ち乗りに乗っている那須が、なんと2打席連続でセンターオーバーのスリーランホームランを放ちダメ押しとも言える3点を追加する。5回裏、この回も小薗は三者凡退と安定感をみせる。
7回裏、小薗はヒット3本を浴び一死満塁のピンチを迎えるが後続を抑えゲームセット。小薗は7安打を浴びるも要所をしっかり抑える粘りの投球で1失点で切り抜け、見事に3勝目を完投で飾った。
この結果、通算成績4勝2敗とし、明日のビックカメラ戦に弾みをつけた。
清原、先制の第1号2ランホームラン!!
那須、5試合連続・2打席連続ホームラン!!
1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|
(右)中 長谷川 |
(二) 松岡 |
(捕) 清原 |
(中) 山田 右 槌谷 |
(遊) 那須 |
(DP) 佐々木 |
(三) 林 打 松畑 |
(左) 田邊 打 木村 |
(一) 濱名 走 市川 打一 奥田 |
小薗、7回まで2安打無失点に抑える力投を見せるも、打線沈黙でタイブレーカーでサヨナラ負け!
チーム名 | 1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 計 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
日立 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 |
ビックカメラ高崎 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 1x | 1 |
本日は昨年の日本リーグ覇者で現在5勝1敗と2位につけているビックカメラ高崎戦。上位チームを叩き、3位浮上を狙う。先発は昨日3勝目を挙げた小薗。
1回表、先頭の長谷川はファールで粘りをみせるが、レフトフライに倒れる。続く松岡、清原もライトフライに倒れチャンスが作れない。1回裏、小薗は死球を与えてランナーを背負うものの、ノーヒットで抑えまずまずの立ち上がり。
2回表、先頭の山田がライト前ヒットで出塁するも、ダブルプレーもありこの回も3人で仕留められる。2回裏、先頭バッターを四球で歩かせると、送りバントでランナーを二塁に進められてしまう。しかしその後をきっちり抑え、この回も無失点で切り抜ける。
3回表、二死から濱名が死球で出塁し、奥田が代走へ。更に、長谷川が叩き付けた打球は大きく弾むと絶妙な内野安打となり、二死一、二塁とこの試合初めて二塁にランナーを進める。続く松岡の打球はピッチャーのグラブを弾き、その間に松岡は懸命に走り一塁へヘッドスライディングを見せるが判定はアウトで、この回も先制点が奪えない。
3回裏までノーヒットと安定したピッチングを披露していた小薗は、4回裏先頭バッターにライトへ本日初ヒットを浴びると、続くバッターを四球で歩かせ、無死一、二塁のピンチを招く。ここでビックカメラ高崎はきっちり送り、一死二、三塁とランナーを進める。しかし、ここでレフトに上がった打球を田邊がホームへ好送球し、清原がしっかりブロックし捕殺。ピンチを無失点で凌ぐ。
5回裏、一死で小薗はレフト前ヒットを浴びるものの、その後はきっちり抑え、この回も無失点で切り抜ける。
7回表、先頭の山田がセンター前ヒットで出塁。山田に代わって市川が代走で一塁に入る。続く那須がきっちり送り、一死二塁と得点圏にランナーを進める。しかし、後続が倒れここでも得点できず。7回裏、この回も小薗は三者凡退にきってとり、今シーズン初のタイブレークに突入する。
8回表、先頭の田邊がショートフライに倒れ一死二塁。続く奥田は大きなセンターフライを放ちランナーを三塁に進めるが、長谷川がサードフライに倒れ得点できず。8回裏、ビックカメラ高崎は先頭打者がきっちり送り一死三塁。ここで故意四球を宣言し一死一、三塁とさせ二塁ゲッツーを狙うが、続く打者の初球エンドランで叩き付けた打球が高く弾む間に三塁ランナーがホームに生還し、サヨナラ負けを喫した。
田邊の好返球で清原が本塁死守!!
小薗、7回まで2安打無失点の力投を見せる!!
1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|
(右) 長谷川 |
(二) 松岡 |
(捕) 清原 |
(中) 山田 |
(遊) 那須 |
(DP) 佐々木 |
(三) 林 |
(左) 田邊 |
(一) 濱名 走一 奥田 |
記録&記事:中山 友紀子,滝野 大輔,徳田 政昭,古園 敏幸