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日立ソフトボール部

日本女子ソフトボールリーグ1部:第2節

2016年度 試合結果

ソフトボールリーグ1部 第2節
1勝1敗で通算成績3勝2敗とし、再び白星先行の展開

 5月14日〜15日にかけ、愛知県豊田市/豊田市運動公園野球場で日本リーグの第2節が行われた。初日のデンソー戦は、5回までに本塁打2本を含む7安打5失点の展開。5回にようやく代打松畑の2ランで反撃開始、7回には那須の本塁打と代打山田のタイムリーで一点差まで追い上げるも追撃及ばず惜敗。翌日のSGホールディングス戦は、0対0で迎えた6回、先発の泉がソロホームランを浴び先制を許すが、その裏、前日に続き代打松畑の二塁打からチャンスを掴み、清原のエンドランですぐに同点に追いつくと、最終回には先頭打者の那須が4試合連続となるホームランを放ち劇的なサヨナラ勝ち。今節、1勝1敗で通算成績3勝2敗とし再び白星先行の展開となった。
 第3節は5月21日〜22日、群馬県前橋市前橋市民球場で行われる。

 多くの皆様のご声援、ありがとうございました。

対 デンソー戦(5月14日 通算成績:2勝2敗)

5点のビハインドを松畑代打2ラン、那須3試合連続弾、山田タイムリーで追撃も、あと一歩及ばず

試合結果
チーム名 1 2 3 4 5 6 7
デンソー 1 0 2 0 2 0 0 5
日立 0 0 0 0 2 0 2 4
  • 【バッテリー】★山中(2回2/3:1敗),小薗(4回1/3)−清原
  • 【本塁打】松畑(5回:2ラン),那須3号(7回)

試合レポート

1回表、先発の山中は二者連続で空振り三振を奪うピッチングを見せるが、昨期、連続被弾している3番打者に、またしてもライトオーバーのホームランを浴び先制点を奪われる。2回表には四死球と不正投球によって二死満塁のピンチを招くが、ここはしっかりショートゴロに打ち取り追加点を阻止。

2回裏、先頭打者の佐々木がフルカウントまで粘って四球で出塁すると、市川が代走で出場。那須が送って一死二塁とし、清原の打席でエンドランを仕掛けるが打球は惜しくもショート正面で、市川がサードで刺される。その後、清原のテンポラリーランナーの那須は盗塁死となり、チャンスを生かすことが出来ない。

3回表、四球で出した走者を二塁に置いた場面で、デンソーの4番打者エドワーズ選手にレフトオーバーのツーランホームランを打たれ、点差が広がる展開に。その後、センター前ヒットで二死一塁となったところで小薗がマウンドに。続く打者をショートゴロに打ち取り、味方の反撃を待つ。

3回裏、濱名が相手エラーで出塁、エンドランで二塁に送ると、長谷川の四球で二死一、二塁のチャンス。二塁走者に代走西嶋を出したところで、不正投球により二死二、三塁とチャンスが拡がる。続く松岡の打席に期待が高まるが、惜しくもセンターフライに終わり得点ならず。

4回表、那須のファインプレーや小園の2三振を奪う力投などでデンソーの攻撃を3人で抑えるも、その裏の日立もデンソーのトレイナ投手に抑えられ無得点。反撃の糸口が見つからない。5回表には更に追加点を奪われ5点差にと更に苦しい展開となる。

5回裏、先頭打者の清原に待望のレフト前ヒットが飛び出すと、すかさず田邊が送り一死二塁のチャンス。ここで前節に代打タイムリーを放った木村を投入。ライトへの犠牲フライで二死三塁とし、続く代打松畑が左中間オーバーのツーランホームラン!!反撃の狼煙を上げる。

6回表より相手ピッチャーが交代。6回裏は3人で抑えられるも7回裏先頭の那須が3試合連続となるレフトオーバーの弾丸ライナーホームラン!!続く清原が四球で出塁すると、後続の進塁打により二死三塁の場面で代打山田が今季初登場!久々の打席にも関わらず確実にライト前へタイムリーを放ち、1点差に迫る!続く長谷川はファールで粘ったものの、最後はキャッチャーフライで試合終了。追撃届かず、今シーズン2敗目を喫した。

[撮影]大木 浩
代打松畑、追撃の2ランホームラン!!

[撮影]大木 浩
代打山田、今期初打席 貫録のタイムリー!!

先発オーダー

先発オーダー
1 2 3 4 5 6 7 8 9
(中)
長谷川
 
 
 
(二)
松岡
 
 
 
(三)

 
 
 
(DP)
佐々木
走 市川
 
 
(遊)
那須
 
 
 
(捕)
清原
TR 那須
 
 
(左)
田邊
 
 
 
(一)
濱名
走 西嶋
打 木村
一 奥田
(右)
川村
打 松畑
打 山田
走 槌谷

対 SGホールディングス戦(5月15日 通算成績:3勝2敗)

那須の4試合連続となるホームランでサヨナラ勝ち!! 泉(礼)、完投で今季初勝利!!

試合結果
チーム名 1 2 3 4 5 6 7
SGホールディングス 0 0 0 0 0 1 0 1
日立 0 0 0 0 0 1 1x 2
  • 【バッテリー】☆泉礼(7回:1勝1敗)−清原
  • 【本塁打】那須4号(7回)
  • 【二塁打】松畑(6回)
  • 【盗塁】松岡(6回)

試合レポート

先発は開幕投手の泉(礼)。初回、先頭打者を内野安打で出塁させるが、その後は危なげないピッチングを展開。2回表には、ライト前ヒットを打たれた後にパスボールと死球で一死一、三塁のピンチを招くが、その後はしっかり抑え、点を与えない。

一方、打線は4回まで松岡、那須の二安打のみで、SGホールディングスのパーナビー投手の前になかなかヒットが出ない苦しい状況が続く。打線の援護を待つ泉(礼)は、ランナーを背負うも要所を締めるピッチングで両チーム無得点のまま5回を終了。

試合が動いたのは6回表。我慢のピッチングを続けてきた泉(礼)が、SGホールディングスのポーター選手にレフトへ特大のソロホームランを打たれ、ついに得点を許してしまうが、後続はしっかり抑えて最小失点に留める。

何とか追いつきたい打線は、6回裏、昨日に続き代打松畑を投入。すると、レフト線への痛烈なツーベースヒットを放ち、見事期待に応えて無死二塁のチャンスを演出!!長谷川が送って一死三塁とし、ここで鈴木監督は代打山田を告げるが、勝負は避けられストレートの四球で一死一、三塁となる。リエントリした松岡が盗塁し一死二、三塁とし、続く清原のエンドランで槌谷が見事ホームイン!試合を振り出しに戻した。その後、二死三塁のチャンスが続くが4番佐々木の打球は大きなライトフライで、惜しくも勝ち越しならず。

7回表には内野陣のエラーで一死二塁のピンチを招くが、次打者のレフトライナーで、飛び出していた二塁ランナーも刺し無得点に抑える。7回裏、先頭打者の那須が4試合連続となる、逆風を物ともしない豪快なホームランをセンターに放り込み、劇的なサヨナラ勝ちを収めた。泉(礼)は開幕戦の雪辱を果たす今季初勝利を完投で飾った。

この結果、通算成績を3勝2敗とし、再び白星先行の展開となった。

[撮影]来條 美穂
那須、4試合連続弾! 劇的なサヨナラ勝ち!!

[撮影]来條 美穂
開幕投手の泉(礼)、完投で今季初勝利!!

先発オーダー

先発オーダー
1 2 3 4 5 6 7 8 9
(中)
長谷川
 
(二)
松岡
 
(捕)
清原
走 市川
(DP)
佐々木
 
(遊)
那須
 
(三)

 
(左)
田邊
 
(一)
濱名
打 奥田
(右)
槌谷
打 松畑

記録&記事:中山 友紀子,来條 美穂,徳田 政昭,奥田 透