2016年度 試合結果
ソフトボールリーグ1部 第10節
1勝1敗で通算成績15勝7敗とし、単独4位で決勝トーナメント進出決定
11月5日〜6日にかけて、愛知県名古屋市パロマ瑞穂野球場にて日本リーグ1部リーグの第10節が行われた。
初日の太陽誘電戦は、先発の小薗が好投するも、5回に2本の二塁打で献上した最少失点に追いつくことが出来ず惜敗。
二日目のシオノギ製薬戦は、奥田の先制タイムリーを含む2打点と代打木村のタイムリーツーべースで3点をあげ、投げては先発の山中が相手打線を1安打に抑える見事な完封勝利。チームは、通算成績を15勝7敗とし決勝進出への可能性を残した。
最終節の他チームの対戦成績から日立は単独4位となり、5年ぶりとなる決勝トーナメント進出が決まった。
決勝トーナメントは、11月26日〜27日、東京都新宿区/明治神宮野球場で行われる。
多くの皆様のご声援、ありがとうございました。
小薗、最少失点で完投するも、散発4安打で完封負けで自力での決勝トーナメント進出の可能性途絶える
チーム名 | 1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 計 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|
太陽誘電 | 0 | 0 | 0 | 0 | 1 | 0 | 0 | 1 |
日立 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 |
決勝トーナメント進出に向けて絶対に落とせない最終節、初戦の相手は現在リーグ2位の太陽誘電との対戦。 初回、先発の小薗は太陽誘電の攻撃を三者凡退に抑える上々の立ち上がりを見せる。
2回表、小薗はヒットと四球で二死ー、二塁とされ、味方のエラーも重なり二死満塁と大きなピンチを迎えるが、後続をレフトライナーに打ち取り無失点で切り抜ける。 その裏、先取点の欲しい打線は、林の変化球に上手く合わせたヒットで出塁するが、後続が打ち取られチャンスを拡げられず得点には結びつかない。
3回表、小薗は二死から死球とフィルダースチョイスで二死一、二塁のピンチを招くが落ち着いた投球で、次の打者をピッチャーゴロに仕留め得点を与えない。 その裏、先頭打者の田邊が死球で出塁、続く奥田が送りバントで一死二塁とすると、ここで早くも代打松畑を起用。 しかし、ストレートにタイミングが合わず、空振り三振。後続も打ち取られて、この回も得点ならず。
4回表、小薗はこの回も二死からヒットでランナーを出すが、次の打者の痛烈な打球を松岡がジャンピングキャッチ。この回も無失点で抑える。その裏の日立の攻撃は、一死から佐々木が三遊間を破るヒットで出塁し、林の送りバントで得点圏にランナーを進めるもあと一本が出ず得点ならず。
5回表、二死から右中間を破るツーベースヒットでランナーを出すと、続く打者の打球はレフト頭上を襲う大きなフライ。田邊がフェンスを恐れずダイビングキャッチを試みるも、惜しくも捕球出来ずタイムリーツーベースヒットとなり先制点を許す。なおも二死二塁のピンチが続くが、後続を退き、最少失点で食い止め、打線の援護を待つ。その裏、先頭打者の清原のセンター前ヒットと田邊の進塁打で得点圏にランナーを進め、代走に西嶋を起用。続く奥田のセンターフライでタッチアップして二死三塁とするも、同点のチャンスに後続が打ち取られこの回も得点ならず。
7回表、小薗は二つの死球とヒットで一死満塁とされるが、後続を抑えて追加点を与えず最終回の味方打線の反撃に託す。7回裏の日立の攻撃。勝利を信じ総立ちで応援する応援団の大声援も届かず、三者凡退で抑えられてしまいゲームセットで万事休す。
小薗はランナーを出すものの、要所を抑え最少失点で完投するも、打線の援護無く惜敗。この結果、チームの通算成績は14勝7敗となり、自力での決勝トーナメント進出の可能性が途絶えた。
小薗、粘りの投球!最少失点で完投!
総立ちで大声援を贈る日立応援団!
1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|
(右) 長谷川 打 松畑 |
(二) 松岡 打 木村 |
(中) 山田 |
(DP) 佐々木 走 市川 |
(三) 林 走 川村 |
(遊) 那須 |
(捕) 清原 走 西嶋 |
(左) 田邊 |
(一) 奥田 |
奥田先制タイムリー含む2打点!木村タイムリーツーベース! 山中1安打完封勝利で、決勝トーナメント進出の可能性を残す!!
チーム名 | 1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 計 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|
シオノギ製薬 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 |
日立 | 0 | 1 | 0 | 2 | 0 | 0 | X | 3 |
決勝トーナメント進出への可能性を残すためには、本日の試合に勝利することが絶対条件。 今シーズンのリーグ戦最終戦は、シオノギ製薬との対戦。 初回、先発の山中は先頭打者をいきなり死球で出塁させ、送りバントで一死二塁とされるも、後続を内野ゴロで打ち取り、無失点で抑える。 その裏、日立の攻撃は先頭の長谷川が初球から死球で出塁すると、続く松岡が送りバントで一死二塁の先制のチャンスを作る。 二死後、佐々木がライトへ強烈なライナーを放つも相手野手の正面をつき得点ならず。
2回表、山中はヒットと送りバントで二死二塁のピンチを招くも、後続を断ちこの回も無失点で切り抜ける。 その裏、日立の攻撃は先頭打者の林がレフトフェンス直撃のツーベースヒットで出塁し、那須の四球と田邊の死球で一死満塁の先制のチャンスを迎える。 ここで奥田がピッチャー強襲のタイムリーヒットで那須が生還し、待望の先取点を挙げる。 なおも一死満塁のチャンスが続くが、後続が打ち取られ追加点はならず、この回は1点に終わる。
追加点の欲しい打線は4回裏、先頭の那須が四球を選んで出塁し、続く清原のレフト前ヒットで無死一、二塁と追加点のチャンスを作る。 続く田邊の絶妙な送りバントで一死二、三塁として、バッターは先制タイムリーを放っている奥田。 奥田は、二打席連続タイムリーとなるヒットをレフト前へ放ち追加点を奪う。 なおも一死一三塁の場面で、代打 松畑は空振り三振に倒れるも、同じく代打で起用された木村は右中間フェンスをワンバウンドで越えるエンタイトルツーベースヒットでさらに1点を追加し3点リードを奪う。
先発の山中は、3回以降完璧なピッチングで一人のランナーを出すことなく7回も三者凡退に仕留めて、見事な1安打完封勝利で3勝目を挙げた。 チームは通算成績15勝7敗とし、決勝トーナメント進出の可能性を残しリーグ戦の最終戦を終えた。
奥田、先制タイムリー含む2打点の活躍!!
山中、1安打完封勝利で、決勝進出への道を残す!!
1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|
(右) 長谷川 打 松畑 |
(二) 松岡 打 木村 |
(中) 山田 |
(DP) 佐々木 |
(三) 林 |
(遊) 那須 |
(捕) 清原 TR 長谷川 TR 松畑 走 西嶋 |
(左) 田邊 打 川村 |
(一) 奥田 打 数馬 一 濱名 |
記録&記事:中野 一喜,中山 友紀子,徳田 政昭,奥田 透