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日立ソフトボール部

日本女子ソフトボールリーグ1部:第1節

2016年度 試合結果

ソフトボールリーグ1部 第1節
2連勝で通算成績2勝1敗 白星先行の展開に

 5月7日〜8日にかけ、愛媛県松山市/坊ちゃんスタジアムで日本リーグの第1節が行われた。初日の伊予銀行戦は、開幕節に続く清原のタイムリーと那須の豪快な3ランで序盤で4点を奪い、先発の山中が3回を無失点、後を受けた小園も1失点の好投で今期初勝利。翌日のHonda戦は、押し出しで得た先取点に加え佐々木、那須の連続ホームラン、地元松岡、代打木村のタイムリーで接戦を制した。開幕黒星発進から今節2連勝で、白星先行の展開となった。
 第2節は5月14日〜15日、愛知県豊田市/豊田市運動公園野球場で行われる。

 多くの皆様のご声援、ありがとうございました。

対 伊予銀行戦(5月7日 通算成績:1勝1敗)

清原 先制打!那須の3ランで今季初勝利!!

試合結果
チーム名 1 2 3 4 5 6 7
日立 0 1 3 0 0 0 0 4
伊予銀行 0 0 0 0 0 1 0 1
  • 【バッテリー】山中(3回),☆小薗(4回:1勝)−清原
  • 【本塁打】那須(3回:3ラン)
  • 【盗塁】田邊(2回),松岡(3回)

試合レポート

GW連休最後の週末、昨シーズン10位の伊予銀行との対戦。初回、日立は三者凡退で簡単に攻撃を終える。その裏、ピッチャー強襲でヒヤリとする場面があったものの、山中もきっちり三者凡退に抑える。

2回表、先頭打者の佐々木が痛烈なセンター前ヒットで出塁すると、那須が送りバントをきっちり決めて代走市川を2塁へ進める。続く清原が初球を叩きセンター前へのヒットを放つと、市川がホームへ突っ込みキャッチャーのブロックをうまくかわしてホームイン!開幕戦に引き続き清原のタイムリーが飛び出し、理想的な展開で先制点を挙げる。その後は田邊のレフト前ヒットと盗塁で二死二、三塁のチャンスに早くも代打松畑を投入するも、内野ゴロに終わり追加点は奪えず。

2回裏、山中は先頭打者を死球で出塁させたものの、センター前に抜けそうなライナーを地元愛媛県出身の松岡が好捕し、ゲッツーに打ち取るファインプレー!その後は見逃し三振を奪い、この回も3人で片付ける。

3回表、松岡が相手エラーにより出塁し、佐々木は四球で二死一、二塁の場面、ここで那須がレフトオーバーのスリーランホームラン!!貴重な追加点を奪う。

3回裏、山中は二死からレフト前ヒットを打たれたものの、その後はセンターフライに打ち取るなど、二塁を踏ませないピッチングで3回無失点で小薗にバトンタッチ。

4回表、田邊が放ったレフトへの打球は相手の好守に阻まれたものの、濱名が四球、長谷川が死球で二死一、二塁のチャンスに松岡。不正投球によりランナーが二、三塁に進塁し追加点の期待が高まったが、ファーストゴロに終わりチャンスをものに出来ず。

4回裏、小薗は死球でランナーを背負うものの、後続を内野ゴロに打ち取り、こちらも危なげないピッチング。6回裏には2番バッターにライトオーバーのソロホームランを浴びてしまうなど、嫌な雰囲気になりかけたところで田邊にファインプレーが飛び出し、試合の流れを引き戻す。

7回表には、6回裏から守備についた槌谷がセンター前ヒットで出塁。松岡がエンドランを成功させ一死一、二塁のチャンスに、同じく6回裏から守備についた倉本が打席に立つが、惜しくも空振り三振に倒れる。

最終回、小薗は2三振を含む三者凡退に抑えゲームセット。四死球がやや目立ったものの、山中、小薗の投手リレーで3安打に抑え、見事に今季初勝利を収めた。

[撮影]大木 浩
清原の中前打で、代走市川が先制ホームイン!!

[撮影]大木 浩
那須、豪快な3ラン! 序盤で試合を決める!!

先発オーダー

先発オーダー
1 2 3 4 5 6 7 8 9
(中)
長谷川
 
 
(二)
松岡
 
 
(三)

三 倉本
 
(DP)
佐々木
走 市川
 
(遊)
那須
 
 
(捕)
清原
TR 濱名
 
(左)
田邊
 
 
(一)
濱名
走 西嶋
 
(右)
川村
打 松畑
右 槌谷

対 Honda戦(5月8日 通算成績:2勝1敗)

佐々木、那須の二者連続弾、地元松岡、代打木村のタイムリーで接戦を制す

試合結果
チーム名 1 2 3 4 5 6 7
日立 0 1 3 0 0 1 1 6
Honda 0 3 0 1 0 0 1 5
  • 【バッテリー】山中(4回),☆小薗(3回:2勝)−清原
  • 【本塁打】佐々木(3回:2ラン),那須2号(3回)
  • 【盗塁】長谷川(6回)

試合レポート

昨シーズン、最後まで四強入りを争ったHondaとの一戦。初回、先頭打者の長谷川が四球で出塁し、林のエンドランで二死二塁。今シーズンは国際大会を意識してか投手に対する不正投球のチェックが厳しく、Hondaのメロー投手がこの回2度の不正投球でランナーは三塁まで進むものの、後続が絶たれ先制の絶好のチャンスを生かせず。

その裏、山中が先頭打者を四球で出塁させると、山中も不正投球を取られ無死二塁のピンチ。しかし相手の送りバントを林が見事に処理してランナーを三塁には進ませない。その後、山中は相手4番バッターにフルカウントまで粘られるものの、見事空振り三振に打ち取り無失点に抑える。

2回表、先頭の那須がレフト前ヒットで出塁すると、清原の送りバントが内野安打となり無死一、二塁。続く田邊のサードゴロは、相手エラーによりオールセーフで無死満塁のビッグチャンス!その後濱名は相手投手の制球難に付け込み四球を選び、押し出しで先制点を奪う。続く川村の打球は惜しくもセカンド正面で、飛び出した濱名が戻れずゲッツーを取られてしまう。なおも二死二、三塁のチャンスが続くものの、長谷川はセカンドゴロで追加点を奪えず。

2回裏、相手先頭打者が内野安打で出塁すると、送りバントでゲッツーを取ろうと焦ったかフィルダースチョイスで無死一、二塁のピンチ。続くバッターはサードゴロ、セカンドフライに打ち取るが、9番バッターにレフトオーバーの特大スリーランホームランを浴び逆転を許す。

2点ビハインドで迎えた3回表、先頭打者の松岡が四球で出塁し、林が送りバントを決めると、続く4番佐々木はレフトへの特大ツーランホームラン!主砲の一発で試合を振り出しに戻す。さらに続く那須が二者連続、二試合連続となるレフトオーバーのソロホームランを放ち逆転に成功し、Hondaのメロー投手はここで降板となる。

4回表、川村、長谷川の連続内野安打で一死一、二塁のチャンスも、林の痛烈な打球がセカンド正面となるなど、後続が断たれ追加点を奪えない。

先発の山中はホームラン以外は要所を抑え粘り強いピッチングを続けていたが、4回裏、先頭打者にヒットで出塁され、二死二塁からライト線へのタイムリーを浴び同点とされる。

追加点が欲しい5回表、4番佐々木の痛烈なセンター前ヒットが飛び出し代走に西嶋を投入するも、盗塁失敗。後続も倒れ、Hondaの金尾投手を攻めあぐねるもどかしい状況が続く。

6回表、3回裏の守備から出場した奥田がレフト線へのヒットを放ち、二死後、長谷川のサードの頭を超えるヒットで二、三塁にすると、続く松岡がファースト強襲ヒットを放ち三塁ランナー槌谷が生還!苦しみながらも何とか1点のリードを奪う。

5回裏からリリーフでマウンドに上がった小薗は、6回裏にホームラン性の当たりを打たれたものの、フェンスに激突しながらも好捕する長谷川のファインプレーに助けられる。

7回表、先頭の佐々木が本日3安打目となるセンター前ヒットで出塁。清原のレフト前ヒットで一死一、二塁とし、ここで代打木村が値千金の痛烈なセンター前タイムリーで待望の追加点!!続く奥田もレフト前ヒットで一死満塁のチャンスとなるが、後続断たれ2点差で最終回へ。

7回裏、ヒットと四球で無死一、二塁のピンチとなるが、ここで6-4-3のダブルプレーで二死三塁とする。続く4番バッターに四球を与え二死一、三塁の場面、内野ゴロがエラーとなり1点返され、なおもピンチは続くが、次のバッターをショートゴロに打ち取りゲームセット。接戦を制し今節連勝を飾った。

[撮影]来條 美穂
地元松岡!! 一塁強襲の勝ち越し打!!

[撮影]来條 美穂
代打木村!! タイムリーで貴重な追加点!!

先発オーダー

先発オーダー
1 2 3 4 5 6 7 8 9
(中)
長谷川
 
(二)
松岡
 
(三)

 
(DP)
佐々木
走 西嶋
(遊)
那須
 
(捕)
清原
走 市川
(左)
田邊
打 木村
(一)
濱名
一 奥田
(右)
川村
打右 槌谷

記録&記事:中山 友紀子,徳田 政昭,奥田 透