ページの本文へ

Hitachi

日立ソフトボール部

日本女子ソフトボールリーグ1部:第8節

2015年度 試合結果

ソフトボールリーグ1部 第8節
1勝1敗で通算成績9勝7敗 単独6位変わらず

 9月12日〜13日にかけて、群馬県高崎市城南野球場で第8節が行われた。決勝進出に向けて、負けられない試合が続く中、初日の戸田中央総合病院戦は、満塁ホームランを含む大量6失点。佐々木の本塁打などで反撃するが追撃及ばず、小薗の好投もむなしく手痛い敗戦。翌日のデンソー戦は、那須の弾丸ライナーの4号ホームランと山田の相手を突き放す2点タイムリー三塁打を含む12安打7得点の猛攻で勝利し、決勝進出に望みを繋いだ。残り6試合、決勝トーナメント進出へ向けて負けられない状況が続く。
 第9節は9月26日〜27日、岩手県一関市一関運動公園野球場で行われる。

 多くの皆様のご声援、ありがとうございました。

対 戸田中央総合病院戦(9月12日 通算成績:8勝7敗)

序盤大量6失点 佐々木の3号本塁打、小薗の好投も及ばず手痛い敗戦

試合結果
チーム名 1 2 3 4 5 6 7
戸田中央総合病院 2 4 0 0 0 0 0 6
日立 0 2 1 0 0 0 1 4
  • 【バッテリー】★山中(2回:4勝4敗),小薗(5回)−清原
  • 【本塁打】佐々木3号(2回)
  • 【二塁打】山田(3回), 林(5回)
  • 【盗塁】長谷川(2回)

試合レポート

先週とは異なり晴天の中、開幕戦で敗北を喫している戸田中央総合病院戦。先発は今シーズン4勝3敗の山中。

1回表、山中はいきなり先頭打者ホームランを浴びると、続く打者にもライト前ヒットを浴び不安な立ち上がり。その後、二死とするも後続に適時打を浴び初回から2点を奪われる。1回裏、早めに追いつきたいところだが、失策・四球で出塁するも後続が断たれ無得点。

2回表、連続ヒットと四球で、一死満塁のピンチを招き相手4番打者に満塁ホームランを浴び、序盤で大量6失点。その裏、まずは佐々木のレフトへのホームランで1点を返す。一死後、松岡が内野安打と送球がそれる間に二塁まで進み清原の送りバントで一死三塁のチャンスを作る。続く長谷川の放った投手への打球は一塁への悪送球となり、その間に松岡が本塁を踏み更に1点を返す。続く田邊が四球で出塁し、二死一、二塁のチャンスを作るが後続倒れこの回2点止まり。

3回表、ピッチャーは山中から小薗へ交代。小薗は、テンポよい投球で三者凡退に仕留める。3回裏、先頭の山田が左中間へのツーベースヒットで出塁し、続く那須が送ると佐々木の犠牲フライで1点を返す。
小薗は、4回以降も安定したピッチングを続け無失点に抑え打線の援護を待つ。

打線は5回裏、林が左中間へのツーベースヒットで出塁。三塁まで進めるも打線が繋がらず追加点が奪えない。7回裏は、先頭の長谷川が内野安打で出塁、一死後、林のレフト前ヒットで一死一、二塁とチャンスを広げ山田のセンター前ヒットで1点を返し2点差に迫る。なおも一死一、二塁のチャンスが続くも、後続が断たれ反撃もここまで。決勝進出が遠のく手痛い敗戦を喫した。

 

[撮影]大木 浩
佐々木、追撃の3号ホームラン!

[撮影]大木 浩
小薗、5イニングを2安打零封する好投実らず

先発オーダー

先発オーダー
1 2 3 4 5 6 7 8 9
(右)
長谷川
(左)
田邊
(三)

走 西嶋
(中)
山田
(遊)
那須
(DP)
佐々木
(一)
濱本
打 川村
(二)
松岡
(捕)
清原
打 粟倉

対 デンソー戦(9月13日 通算成績:9勝7敗)

12安打7得点の猛攻で勝利し、決勝進出に望みを繋ぐ!!

試合結果
チーム名 1 2 3 4 5 6 7
日立 0 1 1 2 2 1 0 7
デンソー 0 1 0 1 0 1 0 3
  • 【バッテリー】☆山中(4回:5勝4敗),小薗(3回)−清原
  • 【本塁打】那須4号(3回)
  • 【三塁打】山田(4回)
  • 【二塁打】濱本(6回),田邊(6回)
  • 【盗塁】田邊(2回)

決勝進出に望みを繋ぐため、絶対に負けられないデンソー戦。前半戦完封負けを喫している相手であり、雪辱を期待したい。先発投手は山中。

1回表、先頭の山田が四球で出塁すると、続く長谷川がきっちり送り一死二塁のチャンスを迎える。しかし、後続が断たれ先制のチャンスを逃してしまう。その裏、山中は危なげないピッチングで三者凡退に切ってとる立ち上がり。

2回表、先頭の那須がセンター前ヒットで出塁すると、濱本のバントがフィルダースチョイスとなり無死一、二塁のチャンスを迎える。続く田邊の絶妙なバントを、相手がもたついている間に二塁ランナー那須が生還し、先制点を奪う。その後、田邊が盗塁し無死二、三塁とチャンスは続き、更に山田への故意四球もあり満塁までチャンスを広げるが、あと1本出ず追加点が奪えない。すると2回裏、山中は先頭打者にホームランを浴び、早くも同点に追いつかれてしまう。続く打者を四球と死球で出塁させ二死一、二塁のピンチを迎えるが外野フライで打ち取り追加点を与えない。

同点に追いつかれた直後の3回表、那須の放った打球は弾丸ライナーでセンターのフェンスを越える4号ホームランで勝ち越す。その裏、山中は死球、四球で出塁を許すも1-6-3の併殺と、清原の好送球による盗塁阻止で追加点を与えない。

追加点の欲しい打線は4回表、田邊が四球で出塁すると、続く松岡の内野安打で無死一、二塁。清原がきっちり送り一死二、三塁のチャンスで続く山田がライトオーバーの2点タイムリー三塁打を放ち、3点をリードする。しかし、その裏、4番打者に2打席連続となるホームランを浴び、2点差に詰め寄られる。

5回表、濱本がセンター前ヒットで出塁すると、田邊もレフト前ヒットで続き、一死一、二塁のチャンス。松岡が確実に送り二死二、三塁とすると、ここで代打の粟倉がセンター前ヒットを放ち、追加点を奪う。更に続く山田が四球で出塁し、二死満塁とチャンスが広がると長谷川のセンター前ヒットで、リードを4点に広げる。その裏、山中から昨日好投している小薗に交代。小薗はツーベースヒットを1本打たれるものの、追加点を与えない。

6回表、二死から濱本が二塁打で出塁すると、田邊がライトオーバーの二塁打を放ち、リードを5点に広げる。その裏、小薗は先頭打者にホームランを浴び1点を返されるが、最終回をきっちり三者凡退で抑え、試合終了。12安打7得点の猛攻で勝利し、決勝進出に望みを繋いだ。

[撮影]来條 美穂
那須、弾丸ライナーの4号ホームラン!

[撮影]来條 美穂
山田、相手を突き放す2点タイムリー三塁打

先発オーダー

先発オーダー
1 2 3 4 5 6 7 8 9
(中)
山田
 
(右)
長谷川
 
(三)

 
(DP)
佐々木
 
(遊)
那須
 
(一)
濱本
 
(左)
田邊
 
(二)
松岡
 
(捕)
清原
打 粟倉
走 西島

記録&記事:中山 友紀子,滝野 大輔,古園 敏幸,徳田 政昭,桐越 信一