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日立ソフトボール部

ソフトボールリーグ1部 開幕
自らチャンスをつぶし、開幕戦3年ぶりの黒星スタート

 4月18日〜19日、日本リーグ1部の全12チームが愛知県名古屋市ナゴヤドームに集まり、2015年度のリーグ開幕試合が行われた。昨年7位と3年連続で決勝進出を逃している我が日立は、昨年8位の戸田中央総合病院と対戦。新人の那須の先制打が飛び出すが、すぐに追いつかれて突き放される展開。粟倉の第1号も届かず、3年ぶりの開幕戦黒星スタートとなった。
 続く第1節は、4月25日〜26日、静岡県磐田市 磐田城山球場で行われる。

 多くの皆様のご声援、ありがとうございました。

対 戸田中央総合病院戦(4月18日 通算成績:1敗)

ルーキー那須、先制打! 粟倉の第1号も届かず、開幕戦黒星スタート

試合結果
チーム名 1 2 3 4 5 6 7
日立 0 1 0 0 0 1 0 2
戸田中央総合病院 0 1 0 2 0 0 X 3
  • 【バッテリー】★小薗(3回2/3:1敗),山中(1回1/3),泉(1回)−清原
  • 【本塁打】粟倉1号(6回)
  • 【二塁打】佐々木(4回)
  • 【盗塁】那須(2回),濱本(3回)

試合レポート

昨シーズン最終戦から、スタメンの半分が代わった2015年の開幕戦。新打線は戸田中の五味投手のライズに手を出し、2三振を含む完璧な立ち上がりを許す。対する小薗も力で押すピッチングを展開し無難に抑え込む。

すると2回表、先頭打者の林が四球を選び、佐々木がしっかり送ると、二死三塁から新人の那須が自身の初打席でうれしいセンターへタイムリーヒット! 先取点をもらった小薗だが、その裏、四球、ヒットから二死二、三塁のピンチを招く。ここでセンター前ヒットを許して1点は返されるが、長谷川からの好返球で二塁走者はホームタッチアウト。逆転は許さない。

3回は両チーム共に1番からの好打順。二死から濱本が四球で出るものの、打線が続かず無得点。小薗もエラー出塁のランナーを出すものの、林が好判断でゲッツーに仕留める。

4回表、先頭の佐々木が右中間へのエンタイトルツーベースで大きなチャンスを作る。しかし、送りバントを失敗するなど攻撃がチグハグし、得点に結び付けられない。その裏、逆に小薗は先頭のチェデスター選手に四球を与えると、送りバントもあり二死二塁のピンチ。ここで鈴木監督はピッチャーを山中にスパッと交代。しかし、これが裏目に出る。次の打者に死球を与え、続く打者に右中間を破られる2点タイムリーツーベースを放たれ突き放される。

2点を追いかける展開になった打線は直後の5回表、一死から長谷川がセンター前ヒットで出塁すると、松岡もレフト前に落とすヒットで続く。濱本は倒れるものの、林はフルカウントから四球を選び、二死満塁。ここで佐々木の代打で登場したのは山田。山田の打球はレフトに鋭く飛ぶが、好捕され得点できず。

6回表、先頭の粟倉が昨年出場できなかった鬱憤を晴らすかのように、打った瞬間にそれとわかる右中間への特大ホームラン! 1点差に追い上げる。続く那須がセンター前で続くも、併殺打などの拙攻で自らチャンスをつぶす。6回裏からマウンドには泉が立つ。泉はテンポの速い安定感のあるピッチングでしっかりと抑え、最終回へバトンを渡す。

最終回、今日何度も決め球に使われたライズボールに、長谷川、松岡が連続三振、濱本はキャッチャーフライに仕留められて三者凡退でゲームセット。敗因は投手陣は四死球が失点に結びつき、打線は確実に送りバントを決めて先制するも、その後の無死二塁、無死一塁の2度の好機に、走者を次の塁に送れず自らチャンスをつぶした拙攻。開幕から痛い星を落とした。

[撮影]西野 遼太
ルーキー那須、初打席初ヒット初打点!!

[撮影]西野 遼太
粟倉の追撃の第1号もあと一歩届かず

先発オーダー

先発オーダー
1 2 3 4 5 6 7 8 9
(中)
長谷川
 
 
(二)
松岡
 
 
(一)
濱本
 
 
(三)

 
 
(DP)
佐々木
走 西嶋
打 山田
(右)
粟倉
 
 
(遊)
那須
 
 
(左)
田邊
 
 
(捕)
清原
 
 

記録&記事:山田 智仁,徳田 政昭,中山 友紀子,桐越 信一