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日立ソフトボール部

日本女子ソフトボールリーグ1部:第4節

2014年度 試合結果

ソフトボールリーグ1部 第4節
通算成績5勝4敗で同率5位に後退

 5月24日〜25日にかけ、茨城県常陸大宮市大宮総合運動公園市民球場で日本リーグ1部第4節が行われた。初日の伊予銀行戦は初回に佐々木の第1号満塁ホームランが飛び出し、17安打で13点を奪うと、投手陣がシーズン初完封で快勝。翌日のトヨタ自動車戦は、投手陣がホームランでの2失点に抑えるが、打線が好機に1本が出ず、3安打完封負け。この結果、通算成績が5勝4敗となり、3チームが並ぶ同率5位に後退した。
 連勝必至の第5節は、5月31日〜6月1日、地元、神奈川県秦野市中央運動公園野球場で行われる。

 多くの皆様のご声援、ありがとうございました。

対 伊予銀行戦(5月24日 通算成績:5勝3敗)

佐々木、第1号満塁弾など6打点! 木村、リーグ戦初ホーマーは3ラン! 泉、5回をパーフェクト!

試合結果
チーム名 1 2 3 4 5 6 7
日立 4 2 2 0 0 0 5 13
伊予銀行 0 0 0 0 0 0 0 0
  • 【バッテリー】☆泉(5回:2勝2敗),山中(1回),畑迫(1回)−清原
  • 【本塁打】佐々木(1回:満塁),木村(7回:3ラン)
  • 【二塁打】奥田(2回),田邊(6回),川村(7回),濱本(7回)
  • 【盗塁】山田(2回),杉山(3回),長谷川(3回),西嶋(7回)

試合レポート

初回表、先頭の林がセンター前ヒットで出塁。続く西山も内野安打で無死一、二塁のチャンスを作ると、山田が四球を選び満塁。続く4番佐々木の打球はライナーでレフトに飛び込む、今シーズン第1号のグランドスラム! 一挙に4点を先取する。

2回表には、ここまでチーム首位打者の先頭の奥田が左中間への痛烈な二塁打でチャンスを演出。ニ死となるが、山田が四球で歩き盗塁を決めてニ死ニ、三塁とすると、佐々木がライト前へ2点タイムリー。

3回表には先頭の杉山が内野安打で出塁すると、四球、ダブルスチール、四球で一死満塁とし、ニ死から西山がレフト前に弾く2点タイムリーで8点目を奪う。

一方、先発の泉は、なんと5回まで毎回簡単に3人ずつで片付ける完全試合。6回からは山中に交代し、山中は一死からセンターオーバーの二塁打を許して走者を背負うが、後続を退け得点を与えない。

序盤で大量点を挙げた打線であったが、4回から6回までは残塁の山を築く展開。しかし、7回表、途中出場の川村の左中間二塁打などで無死ニ、三塁とすると、やはり途中出場の木村が、リーグ戦初となるセンターオーバーの3ランホームラン! さらにこの回、2点を追加し、17安打で13点を挙げる。

最後は畑迫が登板し、先頭打者に不運な内野安打で出塁されるも、続く打者を併殺に仕留め、きっちり3人で片付けてゲームセット。投手陣は2安打のみに抑える今シーズン初の完封試合で快勝した。

[撮影]来條 美穂
佐々木、第1号は満塁弾! 慎重にホームを踏む

[撮影]来條 美穂
泉、5回をパーフェクトビッチング!!

先発オーダー

先発オーダー
1 2 3 4 5 6 7 8 9
(三)

 
(遊)
西山
打 倉本
(中)
山田
走中 川村
(DP)
佐々木
走指 木村
(一)
濱本
 
(右)
杉山
右 西嶋
(捕)
清原
 
(左)
長谷川
 
(二)
奥田
打 田邊

対 トヨタ自動車戦(5月25日 通算成績:5勝4敗)

投手陣、2失点に抑えるも、打線、好機に決定打が出ず、3安打完封負け

試合結果
チーム名 1 2 3 4 5 6 7
日立 0 0 0 0 0 0 0 0
トヨタ自動車 0 0 0 1 0 1 x 2
  • 【バッテリー】★小薗(3回1/3:2勝2敗),泉(2回2/3)−清原

試合レポート

打線は初回表、アボット投手の速球に対し、2者連続三振など簡単に3人で退けられる。一方、先発の小薗はその裏、先頭打者にセンター前ヒットを許し、二塁に進められて得点圏走者を背負うが、後続を断ち切り、さらに2回は3者凡退と上々の立ち上がり。

小薗をなんとか援護したい打線であるが、3回まで7三振を奪われて、まったく攻略の糸口が見つからない苦しい展開。3回裏、小薗は先頭打者にレフト線を破られ二塁に進められる。さらに1番のワトリー選手を故意四球で歩かせ、ニ死からヒットを許し、4番打者を迎えて満塁の大ピンチ。しかし、力の投球で三振に切って取りピンチを脱する。

直後の4回表、一死から西山が相手エラーで初めての走者として出塁。ニ死から佐々木がチーム初ヒットをセンターに運んで一、二塁とするが、続く濱本がアボット投手の速球の前に三振に切って取られる。

その裏、小薗は一死から6番打者に対し、甘く入ったストレートを狙われ、センターオーバーのホームランを喫して失点。さらに続く打者にレフトオーバーの二塁打を許したところで泉がリリーフ。その泉はフルカウントから四球を与えて一、二塁とするが、続く2者を退け追加点を許さない。

直後の5回表、先頭の杉山がファウルで粘りに粘り、最後は一、二塁間を抜いて出塁。一死から代打の川村がレフト前に運んで一、二塁とし、二死から山田が四球を選んで満塁の好機を作るが、ここで決定打が出ない。

泉は5回裏の二死ニ、三塁のピンチを凌ぐが、6回裏、一死から8番打者にレフトオーバーのホームランを許して2点目を奪われる。

打線は中盤から三振を奪われる場面は少なくなるものの、結局、6,7回は3者凡退。投手陣は2失点と踏ん張るが、打線は数少ないチャンスをものに出来ず、3安打完封負け。次節の地元秦野大会での連勝が必至となった。

[撮影]滝野 大輔
杉山、粘りに粘ってライト前へ

[撮影]滝野 大輔
川村、代打出場で思い切りの良いヒット

先発オーダー

先発オーダー
1 2 3 4 5 6 7 8 9
(中)
山田
 
(遊)
西山
 
(三)

走 西嶋
(DP)
佐々木
 
(一)
濱本
 
(右)
杉山
 
(二)
奥田
走 田邊
(捕)
清原
打 川村
(左)
長谷川
 

記録&記事:中山 友紀子,奥田 透,徳田 政昭,桐越 信一