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日立ソフトボール部

日本女子ソフトボールリーグ1部:第3節

2014年度 試合結果

ソフトボールリーグ1部 第3節
通算成績4勝3敗で単独5位

 5月17日〜18日にかけ、群馬県前橋市民球場で、日本リーグ1部第3節が行われた。初日のルネサスエレクトロニクス高崎戦は、投手陣が四死球11を乱発。逆に打線は上野投手の前に11三振を奪われ完敗。翌日のペヤング戦は、打線が17安打を放ち、泉がリーグ戦初勝利を挙げる。この結果、通算成績を4勝3敗とし単独5位。開幕から連勝が無く、なかなか波に乗れない状態が続いている。
 第4節は5月24日〜25日、茨城県常陸大宮市大宮総合運動公園市民球場で行われる。

 多くの皆様のご声援、ありがとうございました。

対 ルネサスエレクトロニクス高崎戦(5月17日 通算成績:3勝3敗)

投手陣、四死球11と大乱調 打線は11三振を奪われて完敗

試合結果
チーム名 1 2 3 4 5 6 7
日立 0 1 0 0 0 0 0 1
ルネサスエレクトロニクス高崎 2 3 0 0 0 2 x 7
  • 【バッテリー】★小薗(2回:2勝1敗),山中(2回1/3),畑迫(2/3),山口(1回)−清原

試合レポート

初回表、打線は先発の上野投手に対し、二死から山田がセンター前ヒットで出塁するが後が続かず。一方、その裏、小薗は先頭打者にいきなりの死球で走者を背負うと、内野エラー、死球で無死満塁の大ピンチ。さらに制球定まらず、ストレートの四球で押し出しの失点。なおも満塁でセンターに犠牲フライを打ち上げられ、2点を先行される苦しい展開。

直後の2回表、先頭の濱本がストレートの四球で出塁。続く林、杉山の内野ゴロで濱本が三塁に進むと、ここで相手バッテリーのパスボールが飛び出し1点を返す。

なかなか制球定まらない小薗は、その裏、先頭打者にフルカウントから四球を与えて二塁に送られ、ニ死からさらに四球で一、二塁の走者を背負うと、続く打者に左中間への手痛い3ランを喫する。結局、小薗は初回、2回とヒット2本のみながらも四死球5個を与え5点を奪われる。

3回裏からは山中が登板。その山中はストライク先行のピッチングで簡単に3人を退ける。すると直後の4回表、先頭の山田がショートへのイレギュラーヒットで出塁。しかし、二塁に進めず無死の走者を生かせない。

5回表、先頭の杉山がピッチャー強襲ヒットを放ち、前の回に続きまたもや無死の走者を出塁させる。しかし、二塁まで進むものの要所で三振を奪われ、なかなか得点に結びつけられない。

その裏、山中は先頭打者にフルカウントから四球を与え、一死二塁で畑迫がリリーフ。その畑迫もいきなり2者連続の四球を与えて一死満塁のピンチを招くが、ここから2者連続三振を奪って切り抜ける。

6回表、先頭の西山が足で稼ぐ内野安打で出塁し、これで3イニング連続の無死走者。山田、佐々木が倒れてニ死となるが、濱本が一塁へのヘッドスライディングで内野安打を稼ぎ一、三塁とするものの、続く林が倒れホームが遠い。

6回裏にはこの日が誕生日の山口が登板。その山口は先頭打者にいきなりライトオーバーの三塁打を喫し、さらにセンターオーバーの二塁打を許して失点。さらに四球でニ死一、二塁とされ、センターへのタイムリーでこの回、ダメ押しの2点を追加される。

最終回の攻撃は簡単に3者凡退でゲームセット。この試合、相手の6安打に対して5安打ながら、投手陣は四死球11個を乱発。打線は逆に11三振を奪われて完敗した。

[撮影]滝野 大輔
相手のパスボールで濱本ホームを奪う

[撮影]滝野 大輔
山口、この日がバースデーで祝福される

先発オーダー

先発オーダー
1 2 3 4 5 6 7 8 9
(左)
長谷川
 
(遊)
西山
 
(中)
山田
 
(DP)
佐々木
 
(一)
濱本
 
(三)

 
(右)
杉山
 
(捕)
清原
 
(二)
奥田
打 川村

対 ペヤング戦(5月18日 通算成績:4勝3敗)

林、杉山、今シーズンの第1号! 泉、中盤以降に課題を残すも、リーグ戦初勝利!

試合結果
チーム名 1 2 3 4 5 6 7
ペヤング 0 0 0 0 0 3 1 4
日立 3 2 4 3 0 1 x 13
  • 【バッテリー】☆泉(1勝2敗)−清原
  • 【本塁打】林(3回:3ラン),杉山(4回)
  • 【二塁打】山田(1,4回),杉山(1回),佐々木(2回),西山(3回),清原(6回)
  • 【盗塁】濱本(5回)

試合レポート

先発の泉は初回表を簡単に3人で退ける立ち上がり。一方、打線は先頭の山田がセンターへの二塁打でいきなりのチャンスを演出。西山が送った一死三塁で、林がショート強襲ヒットを放って先制すると、佐々木、濱本が連続四球で満塁と好機を広げる。ここで続く杉山がライトオーバーのエンタイトル二塁打を放ち、初回から3点をリードする。

2回裏には先頭の奥田がセンター前に弾き返すと、山田もライト前で無死一、二塁。西山が確実に送ると、二死二、三塁から佐々木の左中間を深々と破る二塁打で2点を追加。

勢いの止まらない打線は3回裏、一死から清原がレフト前に落として出塁すると、山田の死球、西山のライトオーバーのエンタイトル二塁打でまずは1点。なおも二、三塁で林が今シーズン初ホーマーを左中間に叩き込み、この回4点を追加する。

泉は3回まで1安打と二塁を踏ませぬ好投を見せるが、4回表、先頭打者に左中間を破られ初めての得点圏走者を背負う。しかし、西山の好守備にも助けられ、無失点で切り抜ける。

その裏、一死から杉山がライトへ特大の1号を放ち10点目。なおも四球、清原、奥田の連続ヒットで一死満塁とすると、山田の左中間へのエンタイトル二塁打でさらに2点を追加する。

5回表、泉は球が高めに浮き始め連続ヒットで無死一、二塁の走者を背負う。ここから2者を連続三振に切って取り、続く打者にはヒットを許して満塁とされるが、後続をきっちりと断ち切り1点も与えない。しかし、6回表、2本のヒットと四球で二死満塁のピンチを招くと、続く打者に高めをセンターに放り込まれる満塁被弾。ところが、バッターランナーがホームを踏んでいないアピールが認められ失点は3点。

泉は7回にも一発を浴び、中盤以降の投球内容に課題を残すも、リーグ戦初勝利。打線はルーキーの木村のリーグ戦初ヒットなども飛び出し、昨日の憂さを晴らすかのように17安打を放って大勝した。

[撮影]宮野 恵
林、今シーズ初ホーマーなど4打点の活躍!

[撮影]宮野 恵
泉、完投でリーグ戦初勝利

先発オーダー

先発オーダー
1 2 3 4 5 6 7 8 9
(中)
山田
中 川村
(遊)
西山
打 西嶋
(三)

 
(DP)
佐々木
 
(一)
濱本
打 木村
(右)
杉山
打 倉本
(左)
長谷川
打左 田邊
(捕)
清原
 
(二)
奥田
 

記録&記事:中山 友紀子,古園 敏幸,奥田 透,桐越 信一