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日立ソフトボール部

日本女子ソフトボールリーグ1部:第2節

2014年度 試合結果

ソフトボールリーグ1部 第2節
打線、2日間、両極端な内容で1勝1敗

 5月10日〜11にかけ、兵庫県豊岡市兵庫県立但馬ドームで日本リーグ1部第2節が行われた。初日のシオノギ製薬戦は、初回から打線が爆発。15安打で15点を挙げ、開幕から3連勝と波に乗る相手に大勝。翌日の豊田自動織機戦は、逆に打線が3安打と沈黙し完封負け。この結果、この節1勝ち1敗で通算3勝2敗となった。
 第3節は5月17日〜18日、群馬県前橋市民球場で行われる。

 多くの皆様のご声援、ありがとうございました。

対 シオノギ製薬戦(5月10日 通算成績:3勝1敗)

主将濱本、大暴れ! 奥田、自身公式戦初本塁打はチーム第1号! 大量15点で大勝する

試合結果
チーム名 1 2 3 4 5 6 7
日立 6 2 0 4 0 3 0 15
シオノギ製薬 2 0 0 2 0 0 0 4
  • 【バッテリー】小薗(3回),山中(2回),☆畑迫(1回:1勝),山口(1回)−清原
  • 【本塁打】奥田(1回:2ラン),田邊(6回:2ラン)
  • 【二塁打】濱本(1回),杉山(2回),川村(7回)
  • 【盗塁】山田(2,5回),杉山(4回)

試合レポート

初回表、先頭の林がストレートの四球で出塁。続く西山の内野ゴロは相手野手の野選を誘って無死一、二塁。一死後、佐々木がストレートの四球で満塁の絶好のチャンスを作ると、続く濱本がレフトオーバーのエンタイトル二塁打を放ち2点を先制。なおもニ、三塁で杉山のレフトへの浅いフライで佐々木が果敢にホームを狙い、キャッチャーのタッチをかいくぐる好走塁で3点目。さらにニ死三塁で清原が詰まりながらもセンター前に落とす自身リーグ戦初打点で4点目を奪う。

しかし、攻撃はこれで終わらず、タイムリーの清原を一塁に置き、続く奥田が今シーズンのチーム初、しかも自身公式戦初となるホームランをセンターに放ち、さらに2点を追加。開幕からなかなか繋がらなかった打線が、初回から一挙6点を奪う猛攻を見せる。

一方、先発の小薗はその裏、一死から走者を許し、ニ死二塁で、4番打者に内角のストレートを右中間に放り込まれて2点を返される。しかし、直後の2回表、ニ死から山田、佐々木が連続四球で一、二塁とすると、濱本、杉山の連続タイムリーですぐに2点を取り返す。

3回裏のニ死ニ、三塁のピンチを小薗が凌ぐと、4回表、先頭の西山がライト線に落として出塁。さらに四球、野選で無死満塁の大きなチャンスを作り、ここで既に3打点を挙げている濱本がライト前にタイムリー。この打球を外野手が後逸する間に、打者走者の濱本までもが生還し一挙4点。

4回裏からは山中が今シーズン初登板。しかし、先頭打者にレフト前ヒットを許すと続く6番打者にボール先行で、ストライクを取りにいった球を右中間に放り込まれていきなり2失点。

打線は6回表に二死三塁から奥田のタイムリーで1点を追加し、続く途中出場の田邊がレフトへ豪快に第1号2ランを放って15点目。山中は5回は3者凡退に抑えるが、6回裏、先頭打者に四球を与えたところで畑迫に交代。その畑迫はいきなり死球で無死一、二塁と走者を背負うが、後続を退け得点を与えない。

7回表には代打出場のルーキー川村が、リーグ戦初打席でセンターフェンス直撃のヒットを放つなど、この試合15安打で15点。最後は山口が一死から四球のランナーを出すものの、後続を力でねじ伏せゲームセット。開幕から3連勝と波に乗るシオノギ製薬に大勝した。

[撮影]浜口 弘志
濱本、3安打4打点と大暴れ!

[撮影]山田 智仁
奥田、自身初ホーマーは今シーズンチーム第1号

先発オーダー

先発オーダー
1 2 3 4 5 6 7 8 9
(三)

 
(遊)
西山
打 倉本
(中)
山田
 
(DP)
佐々木
 
(一)
濱本
打 川村
(右)
杉山
 
(捕)
清原
打 西嶋
(二)
奥田
 
(左)
長谷川
左 田邊

対 豊田自動織機戦(5月11日 通算成績:3勝2敗)

打線、3安打と沈黙し完封負けを喫する

試合結果
チーム名 1 2 3 4 5 6 7
日立 0 0 0 0 0 0 0 0
豊田自動織機 0 1 3 0 0 0 x 4
  • 【バッテリー】★泉(3回:2敗),小薗(3回)−清原
  • 【盗塁】川村(2回),杉山(2回)

試合レポート

初回表、打線は相手先発のリケッツ投手の前に3者凡退。一方、先発の泉も相手打線を簡単に3人で退ける立ち上がり。

2回表、先頭の佐々木がセンター前に弾き返して出塁。続く杉山が四球で歩き、さらに二死から代走の川村と杉山がダブルスチールを仕掛けてニ、三塁とするが、後続無し。

その裏、泉は一死から、内野安打を含む3連打で満塁の走者を背負うと、続く打者に痛恨の押し出しの四球を与え失点。なおも満塁が続くが、ここは踏ん張り、最少失点で切り抜ける。

しかし、続く3回裏、泉は不運な内野安打の連続で無死一、二塁とされ、続く打者のショートゴロがイレギュラーし、外野に抜けて2点目を奪われる。さらに二死ニ、三塁から右中間を破られ、4点のビハインド。

なんとか反撃したい打線であるが、5回まで6三振を奪われ、佐々木のヒット1本のみと、リケッツ投手に完全に封じられて攻略の糸口が見つからない。

4回からリリーフした小薗が5回裏を簡単に3人で退けると、6回表、先頭の奥田がセンター前ヒットで出塁。林が二塁に走者を進めるものの、後続が凡打に倒れ、数少ないチャンスを生かせない。

7回表、先頭の佐々木が三塁強襲ヒットで出塁。続く濱本の内野ゴロで一死二塁の得点機を作ると、ワイルドピッチで代走の西嶋が三塁に進む。しかし、ここも後続無く、結局、昨日とはうって変わり、打線がわずか3安打に抑え込まれて完封負けを喫した。

[撮影]山田 智仁
佐々木、一人2安打と気を吐く

[撮影]山田 智仁
川村、直後に杉山と重盗成功

先発オーダー

先発オーダー
1 2 3 4 5 6 7 8 9
(三)

 
 
(遊)
西山
 
 
(中)
山田
 
 
(DP)
佐々木
走 川村
走 西嶋
(一)
濱本
 
 
(右)
杉山
 
 
(捕)
清原
打 長谷川
 
(左)
田邊
 
 
(二)
奥田
 
 

記録&記事:中山 友紀子,奥田 透,徳田 政昭,桐越 信一