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日立ソフトボール部

日本女子ソフトボールリーグ1部:開幕節

2014年度 試合結果

ソフトボールリーグ1部 開幕
初回に2点を先制されるも、劇的なサヨナラ勝ちで白星発進!

 4月12日〜13日、日本リーグ1部の全12チームが愛知県名古屋市ナゴヤドームに集まり、2014年度のリーグ開幕試合が行われた。昨年5位と、2年連続で決勝進出を逃している我が日立は、6位のHondaと対戦。泉、清原のルーキーバッテリーが先発するも、初回にいきなりの2ランを喫して先制される。しかし、その後、好守備などもあり追加点を与えず、中盤に同点に追いつくと、延長8回、佐々木のタイムリーでサヨナラ勝ち! 昨年に続き開幕ゲームを劇的勝利で飾り、白星発進した。
 続く第1節は、4月26日〜27日、宮崎県小林市小林総合運動公園市営野球場で行われる。

 多くの皆様のご声援、ありがとうございました。

対 Honda戦(4月13日 通算成績:1勝)

佐々木、三塁強襲のサヨナラ打! 開幕戦、2年連続の劇的勝利で白星発進する

試合結果
チーム名 1 2 3 4 5 6 7 8
Honda 2 0 0 0 0 0 0 0 2
日立 0 0 0 1 1 0 0 1x 3
  • 【バッテリー】泉(4回1/3),☆小薗(3回2/3:1勝)−清原
  • 【二塁打】奥田(5回) 【盗塁】杉山(4回) 

試合レポート

今シーズンの開幕バッテリーは、大学でもコンビを組んでいた、泉,清原のルーキーが先発。初回表、一死からヒットを許すと、ニ死二塁でフルカウントから投げたチェンジアップを4番打者にすくい上げられ、レフトへ2ランを喫して先制される。

一方、打線はその裏、左腕のモーガン・メロー投手に対し、開幕1番に入った山田が四球で出塁。山田は一死から盗塁を仕掛けるが失敗。その後、林、佐々木が連続四球でチャンスを作るも得点出来ず。

2回裏、一死から清原がレフト前へのチーム初ヒットで出塁。しかし、ここもチャンスを生かせない。

泉は3回は三者凡退で抑えるが、4回表、一死から連続ヒットで走者を背負うと、続く打者にセンター前にクリーンヒットを許し二塁走者にホームを狙われる。しかし、山田のホームへのレーザービームが炸裂し、ホームタッチアウト。守備に助けられ無失点で切り抜ける。

これで流れが変わったか、その裏、佐々木が四球を選び、一死二塁から杉山のセンター前タイムリーで1点を返し反撃の狼煙を上げる。

5回表、一死から小薗がリリーフし、簡単に2人を片付けると、その裏、先頭の奥田が左中間へのエンタイトル二塁打でチャンスを演出。山田が確実に三塁に進めると、ここで西山がエンドランを決め、ついに試合を振り出しに戻す。

6回表、小薗は一死から不運な内野安打を許し、さらに続く5番打者にライト前に運ばれる。しかし、ここで三塁を狙った走者を杉山の強肩で刺すファインプレー。4回の山田に続く好守備でピッチャーを盛り立てる。

7回表、先頭打者のなんでもない内野ゴロを守備の連携ミスで生かしてしまう拙いプレー。さらに一死から内野安打と四球で満塁の大ピンチを招くが、小薗はここから2者を力でねじ伏せピンチを脱する。

試合は結局タイブレークに突入。8回表、小薗は走者を三塁に進められるが、ここでも続く2者を力の投球で凡打に打ち取り1点も与えない。

その裏、西山が故意敬遠で歩かされ一、二塁。さらに林の送りバントを相手野手が三塁に投げるが、山田の足が一瞬速くセーフとなり満塁とすると、4番佐々木が三塁強襲のサヨナラヒット! 初回にいきなり2点を先行される苦しい展開ながらも、外野の好守備とピッチャーの粘りで追加点を与えず、さらに打線は数少ないチャンスをものにして追いつき、最後は劇的な勝利で開幕を飾った。

[撮影]滝野 大輔
佐々木、サード強襲の劇的なサヨナラ打!!

[撮影]滝野 大輔
途中登板の小薗、追加点与えず勝利を呼び込む

先発オーダー

先発オーダー
1 2 3 4 5 6 7 8 9
(中)
山田
 
(遊)
西山
 
(三)

 
(DP)
佐々木
 
(一)
濱本
 
(右)
杉山
 
(捕)
清原
 
(左)
田邊
 
(二)
奥田
走 川村

記録&記事:古園 敏幸,中山 友紀子,桐越 信一