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日立ソフトボール部

第66回全日本総合選手権大会

第66回 試合結果

第66回全日本総合選手権大会
トヨタ自動車に0-1で敗れ二回戦敗退

 第66回全日本総合選手権大会(兼 2015紀の国わかやま国体リハーサル大会)が9月13日(土)〜15日(月)にかけて、和歌山県紀の川市粉河運動場、貴志川スポーツ公園、和歌山県橋本市南馬場緑地広場で行われた。我が日立は、初戦、大和電機工業に濱本の2ランなど7点を奪い、泉、山口が1安打に抑え5回コールド勝ち。続く二回戦はいきなり昨年の覇者、トヨタ自動車との対戦。小薗、泉の投手陣が踏ん張って1失点と好投するも、打線がアボット投手にわずか1安打に抑えられ敗戦。ベスト8への進出はならなかった。

 多くの皆様のご声援、ありがとうございました。

[試合結果]全日本総合選手権大会

一回戦 対 大和電機工業(9月13日)

濱本の2ランなどで序盤に大量7点! 泉、山口のリレーで1安打零封し、5回コールド勝ち

試合結果
チーム名 1 2 3 4 5 6 7
大和電機工業 0 0 0 0 0     0
日立 1 6 0 0 x     7
  • 【バッテリー】☆泉(4回),山口(1回)−清原
  • 【本塁打】濱本(2回:2ラン)
  • 【三塁打】山田(2回)
  • 【二塁打】西山(2回),杉山(2回)
  • 【盗塁】山田(1回),西山(1回)

試合レポート

2部リーグの大和電機工業との一回戦、初回裏、先頭の山田がライト前で出塁し、すかさずニ盗を決めると、続く西山も内野安打で続き無死一、三塁。さらに西山も盗塁でニ、三塁とすると、杉山のレフトへの犠牲フライで先制。

続く2回裏、先頭の田邊が死球で出塁すると、一死二塁で奥田が一塁線を破るタイムリーを放ち追加点。1番に戻り山田のライト線三塁打で奥田が生還、続く西山の左中間二塁打でこの回3点目。さらに杉山も左中間二塁打で続き4点目。なおもニ死二塁で濱本のセンターオーバーの2ランが飛び出し、一挙6点を奪うビッグイニングを作る。

先発の泉は4回を1安打無四球で零封し山口に交代。その山口も簡単に3人で片付け、二塁を踏ませず5回コールド勝ち。順当に二回戦に駒を進めた。

[撮影]越智 康
濱本のバックスクリーンへの2ランで7点目

[撮影]越智 康
泉、4回を二塁を踏ませず1安打零封

先発オーダー

先発オーダー
1 2 3 4 5 6 7 8 9
(中)
山田
中 長谷川
(遊)
西山
打遊 濱名
(右)
杉山
右 川村
(DP)
佐々木
打 倉本
(一)
濱本
一 木村
(三)

 
(左)
田邊
 
(捕)
清原
 
(二)
奥田
 

二回戦 対 トヨタ自動車(9月14日)

投手陣、1失点と好投するも、打線沈黙、1安打12三振で完敗

試合結果
チーム名 1 2 3 4 5 6 7
日立 0 0 0 0 0 0 0 0
トヨタ自動車 0 0 0 1 0 0 × 1
  • 【バッテリー】★小薗(5回),泉(1回)−清原
  • 【盗塁】杉山(7回)

試合レポート

二回戦で早くも昨年の覇者、トヨタ自動車との対戦。昨年のこの大会、準々決勝でアボット投手に対し、1安打14三振と抑え込まれて敗れているだけに、なんとしても攻略してリベンジしたいところ。しかし、初回は2三振を奪われ簡単に3者凡退。一方、先発の小薗も田邊のいきなりのファインプレーにも助けられ、初回を3人で退ける。

2回表、ニ死から林のホームラン性の打球を相手外野手に好捕されると、その裏、小薗は先頭打者にフルカウントから四球を与え、続く打者にセンター前に運ばれ無死一、二塁のピンチを招く。しかし後続を力でねじ伏せ無失点で切り抜ける。

なんとか小薗を援護したい打線は、3回まで6三振を奪われ、1人の走者も出せず攻略の糸口が見つからない。すると3回裏、小薗はヒットと内野エラーで前の回に続き無死一、二塁の走者を背負う。一死後、ディレードスチールで一、三塁とされクリーンナップを迎えるが、ここも粘ってピンチを脱する気迫のピッチング。

しかし4回裏、一死後、小薗は左中間二塁打を許し得点圏走者を背負うと、続く打者にも左中間二塁打を喫してついに失点。なおもニ死三塁とされるが、続く打者を三振で仕留め最少失点で切り抜ける。

小薗は5回裏、先頭打者にヒットを許し、その後の二死三塁のピンチも4番打者から三振を奪って切り抜けるが、打線は6回まで完全に抑えられ、アボット投手に対して成す術なし。6回からは泉が登板。先頭打者にいきなりライト前ヒットを許すも、清原の盗塁阻止など3人で片付け最後の反撃に託す。

7回表、先頭の山田のホームラン性の惜しいファウルがあったものの、既に二死。この土壇場で杉山が投手強襲ヒットを放ち、アボット投手の完全試合を阻止。さらにニ盗を決めて得点圏に進むが反撃はこれだけ。投手陣の踏ん張りで結果だけ見ると0-1の惜敗ながら、内容は打者が完全試合の不名誉な記録は免れるものの、1安打12三振と昨年同様の完敗。おもいきり振り切るバッティングスタイルは通用せず、もう一度攻略法を練り直し、残されたリーグでの対戦で借りを返して欲しい。

[撮影]越智 康
杉山、土壇場でのヒットで完全試合阻止

[撮影]越智 康
小薗、5回1失点の好投実らず

先発オーダー

先発オーダー
1 2 3 4 5 6 7 8 9
(中)
山田
 
(遊)
西山
 
(右)
杉山
 
(DP)
佐々木
 
(一)
濱本
 
(三)

 
(左)
田邊
打 川村
(捕)
清原
 
(二)
奥田
 

記録&記事:森下 そのみ,中山 友紀子,桐越 信一