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日立ソフトボール部

第67回国民体育大会:神奈川県予選

第67回 試合結果

第67回国民体育大会 神奈川県予選決勝
序盤、大量7失点 しかし終盤に追い付き、サヨナラ勝ちで関東予選へ進出

 第67国民体育大会県予選の決勝が6月10日、相模原市ひばり球場で行われた。決勝戦から登場の我が日立ソフトウェアは、予選を勝ち抜いた2部リーグのカネボウ化粧品小田原と対戦。今年の全国大会は岐阜県(ぎふ清流国体)のため、山中、眞鍋のバッテリーが「ふるさと選手」として岐阜県登録となっているため出場できず、高橋、粟倉のバッテリーで先発。しかし、3回までに大量7失点と予想外の展開。打線は序盤、残塁の山を築きながらも終盤に追い付き、最後は森田がエンドランを決め、サヨナラ勝ちで関東予選の出場権を獲得。その関東予選は、8月18日(土)〜20日(月)に東京都福生市で行われる予定。

 多くの皆様のご声援、ありがとうございました。

[試合結果]国体県予選

決勝 カネボウ化粧品小田原(6月10日)

序盤、大量7失点 しかし終盤に追い付き、サヨナラ勝ちで関東予選へ進出

試合結果
チーム名 1 2 3 4 5 6 7
カネボウ化粧品小田原 2 0 5 0 0 0 0 7
日立ソフトウェア 0 1 0 0 5 1 1x 8
  • 【バッテリー】高橋(2回2/3),☆山口(4回1/3)−粟倉
  • 【三塁打】林(2回) 【二塁打】濱本(5回)
  • 【盗塁】杉山(5回×2),井上(7回)

試合レポート

最後は劇的な勝利となったが、国体県予選としては大きな反省材料が残る試合となった。バッテリーは高橋,粟倉、ショートに濱名、センター坂本と、リーグ戦ではなかなか見られないスターティングオーダー。その高橋は先頭打者にいきなりストレートの四球。一死からヒットで一、二塁とされ、続く4番に右中間を破られていきなり2点を失う。さらにヒットで一、三塁とされるが、このピンチは併殺で切り抜ける。

打線は初回裏、ニ死から粟倉のヒットと連続の四球でニ死満塁の同点機を作るが得点出来ず。しかし2回裏、ニ死から坂本がセンター前ヒットで出塁すると、続く林がセンターオーバーのタイムリー三塁打を放って1点を返す。

直後の3回表、高橋は先頭打者から連続ヒットを許し、一死ニ、三塁からレフト前へのポテンヒットで1点、さらにレフト前タイムリーで2点目を失い、続く打者を歩かせて満塁。ニ死はとるが、続く打者に走者一掃の右中間三塁打を喫し、試合を作れず序盤で大量7失点。

打線はチャンスを作りながらも凡フライで得点できず序盤から残塁の山。3回からリリーフに立った山口が、5回表、この試合初めてランナーを出さずに片付けると、その裏、濱本、杉山の連続ヒットで反撃の狼煙を上げる。溝江の四球で無死満塁とチャンスを広げ、続く田邊が押し出しの死球でまずは1点。濱名がセンター前タイムリーで続くと、坂本がレフトへ犠牲フライを打ち上げて4点目。さらに林がセンター前タイムリーを放ちその差2点。ニ死一、二塁から代打山田の打席でダブルスチールを仕掛けると、キャッチーが三塁に悪送球し、その差1点に迫る。

6回裏、先頭の杉山がヒットで出塁。自らの盗塁と溝江の送りバントで三塁に進み、田邊がセンターに犠牲フライを打ち上げてついに同点に追い付く。

山口は5,6回を三者凡退。7回も無失点で切り抜けると、7回裏、先頭の代打井上がレフト前に落とす公式戦初ヒットで出塁。さらに盗塁を決めて二塁に進むと、林が三塁に送ってサヨナラのチャンス。続く森田がエンドランを決め、井上がホームに滑り込みサヨナラ勝ち!

序盤の大量失点を終盤に取り返し、苦しみながらも関東予選へと駒を進めたが、バッテリーの序盤からの大量失点で試合の主導権を失い、さらに打線はチャンスを作りながらも残塁の山を築くなど、県予選としては大いに不満が残る内容。関東予選はさらに人数枠の制限がかかる厳しい戦いとなるため、この反省を次に生かして欲しい。

[撮影]亀田 悦子
森田、殊勲のエンドラン!!

[撮影]亀田 悦子
井上、ホームに滑り込んでサヨナラ勝ち!

先発オーダー

先発オーダー
1 2 3 4 5 6 7 8 9
(三)

走 横沢
(DP)
森田
 
(捕)
粟倉
打 山田
(一)
濱本
 
(右)
杉山
 
(二)
溝江
 
(左)
田邊
 
(遊)
濱名
走 西山
(中)
坂本
打 井上