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日立ソフトボール部

第67回国民体育大会:関東予選

第67回 試合結果

第67回国民体育大会 関東予選
第二代表で全国大会の出場権を獲得!

 第67回国民体育大会の関東予選が、8月18(土)〜20日(月)にかけて、東京都福生市営福生球場,市営競技場で開催された。日立ソフトウェア単独チームの神奈川県は、岐阜国体でふるさと選手登録されている山中、真鍋の主力バッテリーを欠く厳しい状況ながらも、一、二回戦を順当に突破。第一代表決定戦で強豪群馬県に敗れるものの、第二代表決定戦で勝利し、2年連続の全国大会の出場権を獲得した。
 なお、全国大会(ぎふ清流国体)は10月6日(土)〜8日(月)にかけて、岐阜県大垣市浅中公園総合グラウンドで開催される。

 多くの皆様のご声援、ありがとうございました。

[試合結果]国体関東予選

一回戦 対 山梨県(8月18日)

好機にタイムリーが出ないものの、逆転勝ちで一回戦突破

試合結果
チーム名 1 2 3 4 5 6 7
山梨県 0 1 0 0 0 0 1 2
神奈川県
(日立ソフトウェア)
0 0 2 2 0 1 x 5
  • 【バッテリー】☆山口(5回),高橋(2回)−粟倉
  • 【三塁打】濱本(6回),杉山(6回)
  • 【盗塁】田邊(4回)

試合レポート

山梨学院大学主体の山梨県に対し、2回表、先発の山口がこの回の先頭打者にレフトオーバーのホームランを喫し、1点を先制される。打線は3回裏、田邊、西山のヒットなどで一死満塁のチャンスを作ると、濱本の犠牲フライで同点。さらに山田が歩かされてニ死満塁となり、粟倉が押し出し四球を選んで逆転する。

続く4回裏、田邊のヒットと四死球などで無死満塁の絶好機を作ると、林の犠牲フライで1点。さらに内野ゴロで2点目を奪う。山口は3回を除き5回まで毎回のヒットを許すピッチング。打線も得点は挙げるものの、3,4,5回の満塁のチャンスにタイムリーが出ない消化不良の展開。しかし、6回裏、濱本の三塁打でチャンスを作り、杉山がこの試合初めてのタイムリーで1点を追加。

6回から代わった高橋は7回表、ヒットと四球などで無死満塁のピンチを招き、内野ゴロで1点を返されるが、後続を退けゲームセット。投打ともに課題が残る内容となったが、まずは順当に一回戦を突破した。

[撮影]浜口 弘志
濱本、同点となる犠牲フライ

[撮影]浜口 弘志
山口、粘りの投球で5回を1失点

先発オーダー

先発オーダー
1 2 3 4 5 6 7 8 9
(三)

 
 
(遊)
西山
 
 
(一)
濱本
 
 
(中)
山田
 
 
(捕)
粟倉
 
 
(右)
杉山
 
 
(二)
溝江
 
 
(左)
田邊
 
 
(DP)
森田
打 井上
打DP 来條

二回戦 対 埼玉県(8月19日)

6連続安打など打線爆発! 5回コールド勝ち

試合結果
チーム名 1 2 3 4 5 6 7
神奈川県
(日立ソフトウェア)
2 0 4 0 5     11
埼玉県 0 0 0 0 0     0
  • 【バッテリー】☆山口(3回),高橋(2回)−粟倉
  • 【二塁打】山田(3回),田邊(3回),粟倉(3回)
  • 【盗塁】濱本(1回),杉山(3,5回)

試合レポート

同日に行われた二回戦は東京都を破り勝ち上がってきた戸田中央総合病院主体の埼玉県との対戦。初回表、林のヒットを足掛かりに相手の連続エラーで先制。さらに、田邊のエンドランで2点目を挙げる。

3回表には山田、田邊、粟倉の3本の二塁打など長短打を集中して一挙4点。さらに5回表には6連続を含む7本のヒットを集中し、打者一巡でニ死から5点を奪う猛攻を見せ、タイムリー欠乏となった前の試合の鬱憤を晴らす。

4回からリリーフした高橋は2回をノーヒットに抑えて5回コールド勝ち。明日の第一代表決定戦へと駒を進めた。

[撮影]浜口 弘志
打撃好調の田邊 この試合も2点タイムリーなどの活躍

[撮影]浜口 弘志
高橋、リリーフ後の2回をノーヒットに抑える

先発オーダー

先発オーダー
1 2 3 4 5 6 7 8 9
(三)

打 来條 
(游)
西山
打 井上
(一)
濱本
 
(中)
山田
 
(左)
田邊
 
(右)
杉山
 
(捕)
粟倉
 
(二)
溝江
 
(DP)
森田
 

第一代表決定戦 対 群馬県(8月19日)

チャンスを生かせず 第二代表決定戦へ

試合結果
チーム名 1 2 3 4 5 6 7
神奈川県
(日立ソフトウェア)
0 0 0 0 0 0 0 0
群馬県 0 0 1 0 1 0 x 2
  • 【バッテリー】★山口(4回),高橋(2回)−粟倉
  • 【二塁打】溝江(3回) 

試合レポート

昨年同様、ルネサス高崎&太陽誘電連合の群馬県との第一代表決定戦。先発の山口は1回のピンチを切り抜けると2回は三者凡退。打線は3回表、相手先発の上野から先頭の溝江が右中間を破る二塁打でチャンスを演出。来條が三塁に進めるが、その後、エンドラン失敗などで先制出来ず。

直後の3回裏、山口は先頭打者に四球を与え、ニ死二塁からセンター前タイムリーで失点。打線はその後、上野の前にランナーは出すものの、5回まで9三振を奪われて攻略の糸口が掴めない。

5回からは高橋がリリーフ。しかし、二死からタイムリーで1点を追加される苦しい展開。6回表、粟倉、西山のヒットなどで一死一、三塁の絶好機もあと一本が出ず、翌日の第二代表決定戦へ望みを託す結果となった。

[撮影]亀田 悦子
溝江、右中間二塁打を放って先制チャンスを作るが・・・

[撮影]亀田 悦子
山口、4回まで1失点と粘りの投球も実らず

先発オーダー

先発オーダー
1 2 3 4 5 6 7 8 9
(三)

 
(游)
西山
走 井上
(一)
濱本
 
(中)
山田
 
(左)
田邊
 
(右)
杉山
 
(DP)
森田
 
(二)
溝江
 
(捕)
粟倉
打 来條

第二代表決定戦 対 埼玉県(8月20日)

打線、快音無しで苦戦するも、相手エラーでサヨナラ勝ち

試合結果
チーム名 1 2 3 4 5 6 7
埼玉県 0 0 0 0 0 1 0 1
神奈川県
(日立ソフトウェア)
1 0 0 0 0 0 1x 2
  • 【バッテリー】山口(5回1/3),☆高橋(1回2/3)−粟倉
  • 【盗塁】濱本(1,6回),山田(1回),井上(5回),粟倉(7回)

試合レポート

第二代表決定戦は初日にコールド勝ちした埼玉県との対戦。しかし、この試合、打線がまったく奮わず、ヒットはわずか4安打、送りバントも失敗、さらに投手陣も先頭打者をことごとく出塁させるなど大苦戦する展開となる。

まずは初回裏、西山のヒットの後、送りバントは失敗するも、二死二塁から山田が足で稼ぐ内野安打。ここで一塁への送球が乱れる間に、二塁走者の濱本が一気にホームに生還し、相手のミスで先制する。

しかし、その後は打線に快音無く、5回に森田のセーフティバントが安打となるまでノーヒット。一方、先発の山口は3,4,5回と3イニング連続で先頭打者を出塁させるテンポの悪さ。それでも、併殺や送りバントを二塁封殺するなど、守備にも助けられ5回まで無失点で切り抜ける。

6回表、またもや先頭打者にヒットを許し、4度目の無死の走者を背負う。さらに、一死からヒットを打たれたところで高橋に交代。その高橋は続く打者を四球で歩かせて一死満塁とされ、犠牲フライで同点とされる。さらに四球を与えて二死満塁の逆転ピンチを招くが、ここは粘って切り抜ける。

7回表は高橋が三者凡退でリズムを作ると、その裏、先頭の杉山がチーム4本目のヒットで出塁。しかし、ここでも送りバントで二塁に送れず一死一塁。続く森田の打席で入れ替わり走者の粟倉が盗塁成功。森田の当たりは三塁手がお手玉し、一死一、二塁。続く溝江の打球は一塁ゴロ。併殺かと思われたが、一塁手が二塁に悪送球。ボールが外野に転がる間に粟倉が生還しサヨナラ勝ち。

この結果、第二代表で全国大会の出場権を獲得したが、この試合、2点とも相手のミスで挙げた点での勝利。ゲーム内容としては投打共に課題が残り、今後の建て直しを期待したい。

[撮影]森下 そのみ
西山、チーム4安打の中、一人2安打と気を吐く

[撮影]森下 そのみ
2年連続の全国大会出場権獲得

先発オーダー

先発オーダー
1 2 3 4 5 6 7 8 9
(三)

 
(游)
西山
 
(一)
濱本
 
(中)
山田
 
(左)
田邊
 
(右)
杉山
 
(捕)
粟倉
 
(DP)
森田
走 井上
(二)
溝江