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日立ソフトボール部

第66回国民体育大会:神奈川県予選

第66回 試合結果

第66回国民体育大会 神奈川県予選決勝
辛勝ながらも、関東大会の出場権獲得

 第66国民体育大会県予選の決勝が6月12日、相模原市ひばり球場で行われた。決勝戦から登場の我が日立ソフトウェアは、予選を勝ち抜いてきた2部リーグのカネボウ化粧品小田原と対戦し、新人の森田、濱名などが先発で出場。試合は打線がなかなかヒットを打てずに苦戦するが、中盤までに杉山のタイムリーなどで4点を先行。投げては5回まで完全試合を続けていた先発の山口が、6回に3点を奪われ1点差に迫られる展開。しかし、結局、ヒットを打たれたのはこの回だけで、内容的には辛勝ながらも、関東大会への出場権を獲得した。その関東大会は、8月20日(土)〜22日(月)に茨城県常陸太田市で行われる予定。

 多くの皆様のご声援、ありがとうございました。

[試合結果]国体県予選

決勝 カネボウ化粧品小田原(6月12日)

山口、5回まで完全試合 6回に1点差に迫られるが、最後を抑えて関東大会へ進出

試合結果
チーム名 1 2 3 4 5 6 7
カネボウ化粧品小田原 0 0 0 0 0 3 0 3
日立ソフトウェア 0 0 0 1 3 0 x 4
  • 【バッテリー】☆山口−鮫島(5回),粟倉(2回)
  • 【三塁打】杉山(5回) 
  • 【盗塁】杉山(4回),横沢(4回)

試合レポート

先発オーダー中、リーグ戦と守備位置が同じなのは、ピッチャーを除くと3人だけという滅多に見られない布陣。さらに、セカンドに森田、ショートに濱名と新人の2人がスターティングラインナップに名を連ねる。

先発の山口は立ち上がりから3回まで完全試合を続ける素晴らしい内容。しかし、打線がまったく良い当たりが出ず、山口を援護できずに序盤から拮抗した展開となる。初回裏、二死から濱本のヒットを足掛かりに、四球と敵失で二死満塁のチャンスも生かせず、さらに2,3回はいずれも三者凡退で打ち取られ、しかも6人全員が凡フライという内容。

4回裏、先頭の杉山がライト前ヒットで出塁。一死から横沢、田邊が死球と四球で満塁とするが、このチャンスでも点を奪えず二死となる。しかし、続く濱名がフルカウントから押し出し四球を選んでやっと先取点。

打線が繋がったのは5回裏。この回、先頭の森田が公式戦初となるセンター前へのクリーンヒット。さらに濱本が内野安打でチャンスを広げ、杉山がセンターへの2点タイムリー三塁打! さらに、溝江が確実に犠牲フライを上げて4点目を奪う。

5回まで完全試合を続けていた山口が、6回表、3本のヒットを集中されて2点を失い、さらにスクイズで3点目を奪われて1点差に迫られる。しかし、最終回、濱名のファインプレーなども飛び出し、3人で片付けてゲームセット。打線は全体的に大振りで、5三振以外のアウトはほとんどが凡フライ。辛勝ながらも関東大会へ駒を進めたが、リーグ戦の順延試合も残っているため、もう一度、打線の建て直しを期待したい。

[撮影]森下 そのみ
森田、公式戦初ヒットを含む2安打でチャンスを演出

[撮影]森下 そのみ
濱名、最終回、難しい当たりを華麗にさばく

先発オーダー

先発オーダー
1 2 3 4 5 6 7 8 9
(三)

 
(二)
森田
 
(一)
濱本
 
(中)
杉山
 
(DP)
溝江
 
(左)
横沢
 
(右)
田邊
 
(捕)
鮫島
捕 粟倉
(遊)
濱名