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日立ソフトボール部

日本女子ソフトボールリーグ1部:第6節

2011年度 試合結果

ソフトボールリーグ1部 第6節
後半のリーグ戦開始 1勝1敗で同率3位を維持

 9月3日〜4日にかけ、大分県大分市新大分球場で、後半のリーグ戦である第6節が行われた。前半戦を8勝3敗、同率3位で折り返した我が日立ソフトウェアは、初戦、シオノギ製薬と対戦。地元出身の山口が先発するが、初回に3点を奪われる苦しい展開。打線は2桁安打を放ちながらも2点を返すのがやっとの状況で、後半の初戦でいきなりの取りこぼし。翌日の豊田自動織機戦は、林、山田のタイムリーで3点を挙げ、エースの藤原が2安打完投勝利。
 この結果、後半のスタートを1勝1敗とし、同率3位を維持している。
 第7節は、9月10日〜11日、京都府京都市わかさスタジアム京都で行われる。

 多くの皆様のご声援、ありがとうございました。

対 シオノギ製薬戦(9月3日 日立ソフトウェア8勝4敗)

初回の3点が重くのしかかり、追撃及ばず手痛い黒星スタート

試合結果
チーム名 1 2 3 4 5 6 7
シオノギ製薬 3 0 0 0 0 0 0 3
日立ソフトウェア 0 0 1 0 1 0 0 2
  • 【バッテリー】★山口(2回1/3:1勝1敗),山中(4回2/3)−鮫島(2回1/3),眞鍋(4回2/3)
  • 【二塁打】山田(7回)
  • 【盗塁】溝江(5回),山田(5回)

試合レポート

後半戦が開幕。先発は地元出身の山口。初回表、先頭打者をヒットで出塁させると、続く打者の投手ゴロを自身が二塁に悪送球。一死後、ストレートの四球を与えて満塁とし、連続タイムリーでいきなりの3点を奪われる。先発バッテリーは、ほぼストレート一本やりの組み立てで、配球が単調になるところを相手に狙い打ちされ、3回表には一死後、連続ヒットで一、三塁のピンチを招く。

ここでベンチは山中,眞鍋のバッテリーに交代。山中は続く打者をチェンジアップで内野フライに打ち取るが、一塁、二塁、投手の3人のお見合いで、溝江がグラブに当てるもののランナーを生かして満塁と傷口を広げる。しかし、続く打者を投手ゴロに仕留め、1-2-3の併殺で切り抜けるビッグプレー!

直後の3回裏、代わったばかりの眞鍋が三遊間を破って無死のランナーとして出塁。田邊の内野安打と溝江の四球で一死満塁の絶好機を作ると、濱本がセンター前に落として1点を返す。なおも満塁で一打同点、逆転のチャンスが続くが、山田、杉山が倒れてこの回1点のみ。5回裏には二死無走者から溝江、濱本の連続ヒットで一、三塁とすると、山田がライト前に運んで1点差に迫る。

山中,眞鍋のバッテリーはチェンジアップを効果的に織り交ぜ、緩急ある組み立てで相手打線を翻弄。代わったときの内野フライのお見合いで走者を出した以外は、その後は一人の走者も出さないパーフェクトピッチングを披露して打線の逆転を待つ。

最終回、先頭の溝江がヒットで出塁。一死後、山田の左中間二塁打で二、三塁とし、一打逆転サヨナラのチャンスを演出。しかし、続く杉山の投手ゴロで一塁へ送球する間に溝江がホームに突っ込むがタッチアウト。初回の3点が重くのしかかり、打線は2桁安打を放ちながらも送るべきところで送れないなどチグハグな攻撃に終わり、後半戦の初戦、手痛い黒星スタートとなった。

[撮影]亀田 悦子
山中、リリーフ後、完璧なピッチング!!

[撮影]新留 幸一
山田のタイムリーで1点差に迫るが・・・

先発オーダー

先発オーダー
1 2 3 4 5 6 7 8 9
(遊)
西山
 
(二)
溝江
 
(一)
濱本
 
(中)
山田
 
(右)
杉山
 
(三)

 
(DP)
森田
 
(捕)
鮫島
捕 眞鍋
(左)
田邊
打 来條

対 豊田自動織機戦(9月4日 日立ソフトウェア9勝4敗)

林、先制タイムリー! エース藤原、2安打完投勝利!

試合結果
チーム名 1 2 3 4 5 6 7
豊田自動織機 0 0 0 0 0 0 1 1
日立ソフトウェア 1 0 2 0 0 0 0 3
  • 【バッテリー】藤原(6勝2敗)−眞鍋
  • 【二塁打】山田(3回),田邊(4回)
  • 【盗塁】濱本(1,3回),林(1回)

試合レポート

相手先発はエースのオスターマンかと思われたが、予想に反し栗田。初回裏、簡単に二死を取られるが、濱本のヒットと山田の四球で一、二塁とし、この日5番に上がった林がライトへ先制のタイムリー! さらに、3回裏、溝江が相手エラーで出塁。続く濱本のヒットと盗塁などで一死二、三塁の追加点チャンスを作ると、山田が左中間を深々と破る2点タイムリー二塁打を放ち3点目を挙げる。

先発の藤原は初回表、二死から右中間へ二塁打を許すが、このピンチを切り抜けると、その後は6回まで四球のランナー2人を出しただけのノーヒットピッチング! 得意の打たせて取る投球が冴え、さらに強烈なライナーも濱本、林がガッチリとキャッチし、バックも藤原を盛り立てる。

追加点の欲しい打線は4,5回にもヒットでチャンスを作るが、昨日同様、進塁打を打てない状態でチャンスを生かしきれない。藤原は最終回、先頭の相手4番に高めに甘く入った球をレフトへ運ばれて失点。しかし、後は3人で片付けてゲームセット。初回と最終回に打たれたヒット2本のみに抑えるエースの貫禄を見せ、同率3位を維持した。

[撮影]亀田 悦子
林、初回に先制タイムリー!

[撮影]新留 幸一
藤原、エースの貫禄! 2安打完投!

先発オーダー

先発オーダー
1 2 3 4 5 6 7 8 9
(遊)
西山
 
(二)
溝江
打 横沢
(一)
濱本
一 手塚
(中)
山田
 
(三)

 
(右)
杉山
 
(捕)
眞鍋
打 玉利
(DP)
森田
打 濱名
(左)
田邊
 

記録&記事:山田 智仁,奥田 透,桐越 信一