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日立ソフトボール部

日本女子ソフトボールリーグ1部:開幕節

2011年度 試合結果

ソフトボールリーグ1部 開幕
1点差で惜敗し、開幕黒星スタート

 東日本大震災・災害復興支援大会ともなった開幕節。4月9日〜10日、全12チームが名古屋市ナゴヤドームに集まり、それぞれ1試合ずつを行った。開幕戦は恒例ともなった昨年の1,2位のいきなりの直接対決。昨年準優勝の我が日立ソフトウェアは覇者のトヨタ自動車との対戦。昨年、完全試合で敗れた決勝戦のリベンジをなんとしても果たしたいところ。ゲームは終盤まで緊迫した内容となるが、不運な当たりで2点を先制され、直後に1点を返すものの惜敗し、開幕は黒星スタートとなった。
 続く第1節は、4月23日〜24日、佐賀県佐賀市みどりの森県営球場で行われる。

 多くの皆様のご声援、ありがとうございました。

対 トヨタ自動車戦(4月10日 日立ソフトウェア1敗)

互角の内容ながらも1点差で惜敗 開幕戦は黒星スタート

試合結果
チーム名 1 2 3 4 5 6 7
日立ソフトウェア 0 0 0 0 0 1 0 1
トヨタ自動車 0 0 0 0 2 0 x 2
  • 【バッテリー】★藤原(1敗)−鮫島
  • 【二塁打】眞鍋(5回) 

試合レポート

開幕節、最終日最終戦の組合せは、昨年の1,2位の直接対決で相手はトヨタ自動車。昨年の決勝ではアボットの前に完全試合で敗れているだけに、なんとしてもリベンジしたいところ。しかし、初回、先頭の西山のショートライナーが相手に好捕されると、2回までアボットの前に三者凡退で切ってとられる。

一方、開幕投手のエース藤原は、初回を三者凡退、2回裏に先頭打者に初ヒットを許すが後続を退ける立ち上がり。 3回裏はエラーと四球で一死一、二塁のピンチを招くが、ここも1点も与えない気迫の投球

先取点の欲しい打線は3回表、先頭の眞鍋がフルカウントから四球を選んで無死のランナーとして出塁。新人の田邊がセーフティ気味に送って二塁に進めるが、なかなか1点が奪えない。

5回裏、先頭の杉山が相手エラーで出塁。途中から一塁守備についた手塚が3バントを成功させ二塁に進めると、続く眞鍋の当たりは右中間へ。相手センターがグラブに当てるが落球(記録はヒット)。この場面で二塁走者の杉山はタッチアップ体制だったためスタートが遅れるが、果敢にホームに突入。しかし、惜しくもタッチアウトで先制のチャンスを逃す。

直後の5回裏、藤原は一死からヒットと連続の四死球で満塁の大ビンチ。続く打者の当たりは詰まらせるが、センター前に転がる不運なヒット。2点を奪われる。

6回表、先頭の新人田邊がショート内野安打を放ち、自身、日本リーグの初ヒット。さらに溝江のセーフティバントで一、三塁とし、次の山田の打席で溝江が二塁盗塁。溝江はアウトとなるが三塁走者の田邊がホームに生還し、ダブルスチールで1点を返す。

なんとか追い付きたい打線であったが最終回は三者凡退でゲームセット。1点差で敗れはしたものの、藤原は散発5安打と好投。打線も相手と互角のヒットをアボットから奪い、昨年の1、2位対決に相応しいゲーム展開。さらに、新人の田邊や眞鍋、手塚など若い戦力の活躍も見られ、今シーズンの楽しみが増えた開幕戦となった。

[撮影]新留 幸一
今シーズンのチーム初ヒットは真鍋の二塁打!

[撮影]大木 浩
新人の田邊、日本リーグ初ヒットで出塁!

先発オーダー

先発オーダー
1 2 3 4 5 6 7 8 9
(遊)
西山
 
(二)
溝江
 
(中)
山田
 
(三)

 
(右)
杉山
 
(一)
濱本
一 手塚
(DP)
眞鍋
 
(捕)
鮫島
走 杉浦
(左)
田邊
 

記録&記事:古園 敏幸,桐越 信一