第62回 試合結果
第62回全日本総合選手権大会
準々決勝で敗退し、ベスト4ならず
第62回全日本総合選手権大会が9月18日から20日、山口県下関市下関球場他で行われた。一回戦は2部リーグの靜甲株式会社と対戦。投手陣がピリッとしないものの、打線が8点を挙げてコールド勝ち。二回戦は同じ1部リーグのデンソーと対戦。眞鍋の公式戦初ホームランなど打線が爆発し、9点を奪い一回戦に続きコールド勝ち。この勢いですぐにルネサスエロクトロニクス高崎との準々決勝に臨むものの、上野の前に打線が沈黙。藤原も5点を奪われて完敗し、ベスト4進出はならなかった。
多くの皆様のご声援、ありがとうございました。
馬渕、先制3ラン! 山田、ダメ押しソロ! クリーンナップで6打点を挙げコールド勝ち
チーム名 | 1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 計 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|
靜甲株式会社 | 0 | 0 | 0 | 1 | 0 | 0 | 1 | |
日立ソフトウェア | 3 | 0 | 2 | 0 | 1 | 2x | 8 |
初回裏、林と山田のヒットで一死二、三塁とし、馬渕が右中間へ先制の3ラン!! さらに、3回裏、相手の連続エラーで一死二、三塁のチャンスに、杉山がセンターへ2点タイムリー! 序盤で5点を先行する。
一方、先発の藤原、リリーフの山口ともにピリッとせず、毎回の得点圏走者を背負う不安定なピッチング。4回表、山口が死球と自らのエラーで一死一、二塁とされ、次の打者のライトフライで一塁走者を一、二塁間に挟むものの、その隙にホームを奪われ1点を返される。6回裏には山口自身の連続エラーで二死満塁と走者を背負うが、ここは踏ん張って切り抜ける。
打線は5回裏、山田がセンターオーバーのホームランを放って追加点。さらに、6回裏、先頭の鮫島がこの日2本目の二塁打でチャンスを作り、無死二、三塁から林のライトオーバーの三塁打で2者が還り、この時点で7点差が付いてコールド勝ち。不安定な投手陣と守備の連携ミスなどもあり、課題の残る試合内容であったが、クリーンナップの打撃でカバーして二回戦に進出した。
馬渕、右中間へ先制の3ラン!!
山田、ダメ押しとなるセンターオーバーのソロ本塁打!
1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|
(三) 林 |
(遊) 溝江 |
(中) 山田 |
(左) 馬渕 |
(右) 杉山 |
(一) 濱本 一 手塚 |
(DP) 来條 |
(捕) 眞鍋 捕 鮫島 |
(二) 栗原 走 斎藤 |
眞鍋、公式戦初となる先制3ラン!! 打線爆発し、コールド勝ちでベスト8へ進出
チーム名 | 1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 計 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|
日立ソフトウェア | 0 | 3 | 1 | 3 | 2 | 9 | ||
デンソー | 0 | 0 | 0 | 1 | 1 | 2 |
同じ1部リーグで決勝トーナメント進出を争う相手だけに、なんとしても勝っておきたいところ。接戦になるものと予想されたが、相手が新人投手を繰り出し、打線が大量点を奪う展開となる。まずは2回表、相手の連続エラーから得た一死二、三塁の場面で、眞鍋が公式戦初となる3ランをレフトに放って先制!!
さらに3回表には林のタイムリー。4回表にも山田、林のタイムリーなどで大量7点をリードする展開となる。
一方、先発の藤原は3回を内野安打1本に抑える完璧な投球。4回から代わった山中はヒットは許さないものの、コントロールが定まらず、4四球をきっかけに2イニングで2点を返されるが、5回表に山田、横沢のタイムリーで2点を追加し、コールド勝ちでベスト8に進出した。
眞鍋、公式戦初となる先制の3ラン!!
林、2本のタイムリーで3打点を挙げる
1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|
(遊) 西山 二 栗原 |
(二)遊 溝江 |
(中) 山田 |
(左) 馬渕 打 玉利 |
(三) 林 |
(右) 杉山 打 杉浦 |
(一) 濱本 一 手塚 |
(捕) 眞鍋 |
(DP) 横沢 |
打線、散発3安打と沈黙 藤原、5点を奪われて完敗
チーム名 | 1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 計 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|
ルネサスエロクトロニクス高崎 | 1 | 1 | 0 | 0 | 0 | 1 | 2 | 5 |
日立ソフトウェア | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 |
二回戦終了直後に行われた準々決勝。相手先発、上野をどう攻略するかが鍵となったが、打線が完全に抑えられ、逆に相手に先制を許して主導権を握られる。
先発の藤原は初回表、二死一、三塁からタイムリーを喫して先制点を奪われると、続く2回表には上野にチェンジアップをレフトに運ばれて2点目を奪われる。
一方、打線は2回裏、先頭の馬渕がセンター前ヒットで出塁。林が二塁に進めるものの、得点圏に走者を置いたのはこの場面だけ。以降、西山が2安打を放つが9三振を奪われてチャンスを作れない。終盤、藤原はホームランなどで3点を追加されて完敗。リーグ戦での対戦を残しているだけに、上野の速球への対応が課題として残った。
1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 |
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(遊) 西山 |
(二) 溝江 打 来條 |
(中) 山田 |
(左) 馬渕 |
(三) 林 |
(右) 杉山 |
(一) 濱本 |
(捕) 眞鍋 打 栗原 |
(DP) 横沢 |
記録&記事:古園 敏幸,桐越 信一