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日立ソフトボール部

第64回国民体育大会:関東予選

第64回 試合結果

第64回国民体育大会 関東予選
一回戦で敗退し、全国大会出場ならず

 第64回国民体育大会の関東予選が、8月15(土)〜16日(日)にかけて、千葉県成田市大谷津運動公園野球場で行われた。全国大会への出場枠が昨年は2県、一昨年までは3県だったものが、国民体育大会全体の縮小からか、今年から1県のみとなり、負ければ終わりという厳しい戦い。さらに、関東予選の出場県は日本リーグ1部チームの半分である6チームが在籍する激戦区。
 我が日立ソフトウェア単独の神奈川県は一回戦でレオパレス21主体の東京都と対戦。序盤は相手投手の攻略にてこずるものの、馬渕、溝江の2ランなどで終盤に6点を奪い最終回へ。しかし、7回裏にまさかまさかの6失点で同点とされ延長へ突入。こうなると流れは完全に相手に傾き、延長8回にサヨナラ負け。大量6点を守れず一回戦で敗退し、4連覇がかかっていた全国大会の出場権を逃す結果となった。

 多くの皆様のご声援、ありがとうございました。

[試合結果]国体関東予選

一回戦 対 東京都(8月15日)

最終回、大量6点のリードを守れず追いつかれ、延長でサヨナラ負け

試合結果
チーム名 1 2 3 4 5 6 7 8
神奈川県 (日立ソフトウェア) 0 0 0 0 2 4 0 0 6
東京都 (レオパレス21) 0 0 0 0 0 0 6 1x 7
  • 【バッテリー】藤原−鈴木(6回),鮫島(2/3),鈴木(1回)
  • 【本塁打】馬渕(6回:2ラン),溝江(6回:2ラン)
  • 【二塁打】西山(5回) 【盗塁】山田(1回)

試合レポート

打線は3回まで相手先発の山根の前に、山田の四球のみに完璧に抑えられる。一方、先発の藤原は3回まで毎回ヒットでランナーを出すものの、要所を締めて無失点。

4回表、先頭の栗原がレフト前に落とすチーム初ヒットで出塁。ここは得点に繋げることが出来なかったが、5回表、先頭の林がセンター前で出塁。続く溝江のバントが相手失策を誘い、さらに鈴木が送って一死二、三塁の先制チャンス。ここで来條がライトへ犠牲フライを打ち上げてまずは1点。さらに西山が右中間を深々と破り2点目を挙げる。

6回表には先頭の山田がセンター前で出塁すると、馬渕がセンターへライナーで放り込む2ラン。さらに杉山がセンター前で出塁し、一死二塁で溝江がライトへの2ランを放ち、この回一気に4点を奪って相手を突き放す。

大量6点のリードをもらって最終回、藤原−鮫島のバッテリーに交代。しかし、このバッテリーが6点を守れない。ヒットと四球などで二死満塁から、走者一掃の右中間三塁打を喫して3点を返されると、さらにタイムリーで2点差まで詰め寄られ、あと一人がなかなか打ち取れない。さらに一塁に走者を置き、レフトへ同点の2ランを浴び、二死からまさかまさかの6失点で同点に追いつかれる。

こうなると流れは完全に相手側。打線はタイブレークで1点を取れずに終わると、その裏、エラーで一、三塁となったことで、次の打者を敬遠して満塁策。無死満塁の絶体絶命のピンチで、三振とエンドランを外して二死一、二塁までこぎつけるが、最後はレフト前にタイムリーを喫してサヨナラ負け。大量6点を守れず一回戦で破れ、全国大会の出場がなくなった。

この試合、あと一人でゲームセットというところから、6点のリードを守れなかったバッテリーの大きな反省材料もあるが、守備や打撃での状況判断など細かい面でのミスも顔を覗かせた。もうすぐリーグ後半戦が始まる。今回の試合内容を反省と発奮材料にし、気を引き締めて新たな気持ちでリーグ後半戦に臨んで欲しい。

先発オーダー

先発オーダー
1 2 3 4 5 6 7 8 9
(遊) 
西山
 
(指)一
栗原
 
(中) 
山田
 
(左) 
馬渕
 
(右) 
杉山
 
(三)

 
(二)
溝江
 
(捕) 
鈴木
打捕 鮫島
(一)
来條
打 杉浦