第61回 試合結果
第61回全日本総合選手権大会
準々決勝で敗退し、ベスト4進出ならず
第61回全日本総合選手権大会が9月25日から27日、千葉県成田市大谷津運動公園野球場他で行われた。一回戦は2部リーグの東芝北九州と対戦。初回に山田の2ランで先制すると、栗原、林、浅見の4ホーマーなど、15安打で大量15点を奪い5回コールド勝ち。翌日の二回戦は東北福祉大と対戦。山田の連日の先制2ランや溝江のタイムリーなど小刻みに5点を奪う展開。終盤に3点を返されるが、そのまま勝利してベスト8進出。続けて行われた準々決勝は、リーグ戦で決勝トーナメント進出争いを続けるレオパレス21との対戦。さらに、国体関東予選のリベンジも果したい相手であったが、連投の藤原が序盤で3失点。さらに打線も相手エース、ティンチャーを攻略出来ず12三振を奪われて完敗。ベスト4進出ならず準々決勝で敗退した。
多くの皆様のご声援、ありがとうございました。
山田、栗原、林、浅見の4ホーマー! 15安打で大量15点を奪い5回コールド勝ち
チーム名 | 1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 計 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|
日立ソフトウェア | 2 | 2 | 4 | 5 | 2 | 15 | ||
東芝北九州 | 1 | 0 | 0 | 0 | 0 | 1 |
一回戦の対戦相手は2部リーグの東芝北九州。初回表、先頭打者の西山が内野安打で出塁すると、栗原がセオリー通りの送りバントで得点圏に走者を進め、続く山田がレフトオーバーの2ランホームランを放って格の違いを見せ付ける。
一方、この日の先発は山口。山口は立ち上がりの初回裏、先頭打者に四球を与え、送りバント、ヒットの後、バッテリーミスでで1点を失う。しかし、2回以降は、打たせて取る安定したピッチングを披露する。
打線は2回以降も爆発し、代打攻勢を交えての毎回得点。4回には栗原、林のホームランが飛び出し、さらに5回には、浅見が公式戦初となるセンターオーバーのホームランで15点。
山口は4回を2安打に抑えて瀬川に交代。瀬川は先頭打者にヒットを許すが、後続を断って5回コールド勝ち。順当に二回戦に駒を進めた。
山口、4回を2安打1失点と好投
浅見、自身公式戦初ホームラン!!
1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|
(遊) 西山 打 菅原 走 横沢 |
(DP)遊 栗原 |
(中) 山田 打 浅見 |
(左) 馬渕 左 袴田 |
(右) 杉山 打右 杉浦 |
(一) 濱本 |
(三) 林 |
(捕) 鈴木 打捕 鮫島 |
(二) 溝江 打 手塚 |
山田、連日の先制2ラン!! 終盤に3点を返されるが、ベスト8進出
チーム名 | 1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 計 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|
東北福祉大 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 1 | 2 | 3 |
日立ソフトウェア | 0 | 0 | 2 | 1 | 0 | 2 | x | 5 |
母校相手の先発の藤原であったが、5回まで毎回のランナーを許すなど、今一つピリッとしない投球内容。それでも、要所を締めて無失点で切り抜ける。
一方、打線は3回裏、センターオーバーの二塁打で出塁した西山を三塁に置き、山田が滞空時間の長いセンターへの連日の先制2ラン!! さらに、相手エラーや溝江のタイムリーなどで5点を奪って主導権を握る。
藤原は終盤の6回表、相手4番打者にセンターオーバーのホームランを許して失点。最終回、一死から代わった山口も先頭打者に四球を与え、さらにヒットで二死二、三塁と走者を背負い、センターへの2点タイムリーを喫して2点差に詰め寄られるが、後続を断ちベスト8へ進出した。
山田、滞空時間の長い連日の先制2ラン!!
溝江のタイムリーで5点目を奪う
1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|
(遊) 西山 |
(DP) 来條 打 栗原 |
(中) 山田 |
(左) 馬渕 |
(右) 杉山 |
(三) 林 |
(一) 濱本 |
(捕) 鈴木 走 杉浦 |
(二) 溝江 |
打線、好機に決定打出ず 12三振を喫して完敗
チーム名 | 1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 計 |
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レオパレス21 | 0 | 1 | 1 | 1 | 0 | 0 | 2 | 5 |
日立ソフトウェア | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 |
リーグ戦で決勝トーナメント進出を争うレオパレス21との準々決勝。前半のリーグ戦と先の国体関東予選でも敗れているため、なんとかリベンジしたいところ。しかし、打線は相手エース、ティンチャーの前に3回までパーフェクトに抑えられる苦しい展開。
一方、連投の藤原は初回こそ三者凡退で打ち取るが、2回表、先頭打者にヒットを許し、二死一塁でライト前ヒットを許す。ここで守備陣の中継プレーのミスと悪送球で、簡単に1点を奪われる。続く3回表は自らの失策とタイムリーで2点目。4回表は先頭打者に三塁打を許し、タイムリーで小刻みに失点を重ねて主導権を握られる。
打線は5回裏の二死満塁、6回裏の一死一、三塁とチャンスを作るものの、決定打が出ず。ティンチャーのライズにことごとく三振を奪われ、12三振の山を築いて完敗。残されたリーグ戦の対戦では絶対に負けられない相手であり必ずや今回のリベンジを果してもらいたい。、
1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|
(遊) 西山 |
(DP) 栗原 打 来條 |
(中) 山田 |
(左) 馬渕 |
(右) 杉山 |
(三) 林 |
(一) 濱本 |
(捕) 鈴木 打 横沢 |
(二) 溝江 |
記録&記事:奥田 透,古園 敏幸,山田 智仁,桐越 信一