全日本総合選手権大会：試合結果詳細

第60回 全日本総合選手権大会
四死球、エラーで大量点を奪われ、早々と二回戦敗退

　8月15日(金)〜17(月)にかけ、新潟県上越市高田公園野球場、高田公園ソフトボール場、スポーツ公園野球場、糸魚川市美山球場において、第60回全日本総合選手権大会が行われた。全日本総合選手権大会は、日本リーグ1,2部、大学およびクラブの代表チームがトーナメント方式で優勝を争う大会である。 　我が日立ソフトウェアは、日本リーグチームが集まる厳しいブロックに当たり、一回戦から2部リーグの島根三洋電機と対戦。しかし、杉山の走者一掃のタイムリーなどで4点を挙げ、投げては瀬川が完封し一回戦を順当に突破。続く二回戦からは早くも1部リーグのＨｏｎｄａとの対戦。この日も先発は瀬川が任されるが、その瀬川が立ち上がりから制球難に苦しみ、3連続を含む6つの四死球でランナーを溜め、タイムリーを打たれる悪循環で大量7失点。この結果、早くも二回戦で敗退した。

　多くの皆様のご声援、ありがとうございました。

一回戦　対　島根三洋電機(9月19日)

杉山、満塁での走者一掃のタイムリー！　瀬川、完封勝利で順当に一回戦を突破

• 【バッテリー】☆瀬川−鮫島
• 【二塁打】西山(1回)，杉山(3回)，濱本(3回)
• 【盗塁】濱本(2回)，林(3回)，馬渕(5回)

試合レポート

一回戦の相手はいきなり2部リーグの島根三洋電機との対戦。日立ソフトウェアの先発メンバーは、サード林、ファースト田中、キャッチャー鮫島など若手を起用。初回裏、先頭の西山がいきなりのライト線二塁打でチャンスを作るが、無死のランナーを返せず無得点に終わる。続く2回裏、先頭の杉山がセンター前で出塁するも、これまた無死のランナーを返すことが出来ない。

一方、先発の瀬川は3回までパーフェクトピッチング。これにやっと打線が応える。3回裏、死球や相手失策などで二死満塁とし、杉山が左中間を破る走者一掃のタイムリー二塁打を放って3点を先制。さらに濱本も左中間二塁打で続き、この回一挙4点を奪う。

瀬川は4回から7回までランナーを背負うものの、力でねじ伏せ一点も許さず完封勝ち。打線は毎回のチャンスを作りながらも3回の4点だけと、多少不満は残るが、まずは順当に一回戦を突破した。

先発オーダー

二回戦　対　Ｈｏｎｄａ(9月20日)

瀬川、3回までに6つの四死球を与える制球難　守備も乱れて大量7失点

• 【バッテリー】★瀬川(2回2/3)，藤原(3回1/3)−鈴木
• 【二塁打】山田(5回)　【盗塁】杉山(5回)

試合レポート

二回戦からは1部リーグどおしの戦い。初回表、一死から森下の投手ゴロを相手が一塁へ悪送球し、一死二塁と先制のチャンス。山田が四球で歩き二死一、二塁の場面で杉山の当たりはセカンド後方への飛球。二塁手がグラブに当てて落とす間に森下が生還し、まずは幸先良く1点を先行。。

しかし、先発の瀬川がピリッとしない。その裏、先頭打者にセンター前ヒットを許し、二者連続四球で無死満塁の大ピンチ。なんとか二死までこぎつけるものの、続く打者にライト前にポテンヒットを打たれ、2点を奪われてすぐに逆転される。

さらに3回裏、先頭打者から三者連続四球でまたもや無死満塁。一死は取るもののセンターへの犠牲フライで1点を追加され、さらに死球を与えて満塁とし、センター前タイムリーで2点を奪われる。今日の瀬川は白いボールに慣れないのか、制球難でランナーを溜めて打たれる典型的な一人相撲の悪循環。代わった藤原が内野ゴロに打ち取っても、守備陣まで悪いリズムが影響したか、エラーでさらに2点を追加され、この回、結局大量5点を奪われる。

なんとかしたい打線も3回表、山田のセンター前で、二塁から中途半端にホームに突っ込んでタッチアウト。5回表の山田のレフトオーバーの当たりも痛烈すぎてフェンスを越えるエンタイトルツーベース。一塁ランナーは悠々ホームに還れたのに三塁に戻されるなど運にも見放され、二回戦で早くも敗退した。

先発オーダー

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