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2007 日本女子ソフトボールリーグ1部 第9節

第9節、1勝1敗
通算9勝11敗で最終節へ

 10月20日〜21日にかけて、愛媛県西条市ひうち球場で日本リーグ1部第9節
が行われた。我が日立ソフトウェアは、初日の靜甲戦は、林のリーグ戦初タイムリー
を皮切りに、2桁安打で大量7点を奪い快勝。翌日のルネサス高崎戦は先発、瀬川の
力投で息詰まる投手戦。しかし打線が相手エース、上野の前にヒット1本に抑えられ、
瀬川も終盤にエラー絡みで失点し敗戦。この結果、通算成績が9勝11敗となり、相変
わらず負け数が先行している状況。最終節での連勝により、なんとかイーブンの成績
にすることを期待したい。                          
 その第10節(最終節)は10月27日〜28日、地元横浜市保土ヶ谷公園野球場
で行われる。

 多くの皆様のご声援、ありがとうございました。
撮影:柴田兼一 撮影:柴田兼一

 
対 靜甲戦(10/20 日立ソフトウェア9勝10敗)
林、リーグ戦初タイムリー!
  2桁安打で大量7点を奪い快勝!
チーム名
日立ソフトウェア 0 1 4 1 0 0 1 7
靜甲 0 0 0 0 0 0 0 0
【バッテリー】☆藤原(5回:3勝5敗),遠藤(2回)−鈴木
【三塁打】馬渕(3回),杉山(7回) 【二塁打】森下(4回)
【盗塁】山田(1回,4回×2),杉山(2回)

 ◎今年2部リーグから昇格した相手に、前半戦はまさかの敗戦。なんとしても
  ねじ伏せたい想いが、初回、先頭の西山のレフト前ヒットに表れる。しかし
  続く森下のエンドランは、当たりが強すぎてセカンドゴロ併殺となる不運。
 ◎続く2回表、一死から杉山が初球をライト前に運んで出塁。杉山が二死から
  盗塁に成功すると、続く林がレフト前に落ちるタイムリーを放ち1点先取。
  林はリーグ戦初のタイムリー。                    
 ◎さらに攻撃の手は緩めず、3回表、先頭の西山が四球で出塁。森下がライト
  前に運ぶと、続く山田はセンター前に弾き返し、無死満塁の大きなチャンス。
  ここで馬渕の強いゴロがセカンド横を抜けると、そのまま右中間を破る走者
  一掃のタイムリー三塁打。さらに杉山の犠牲フライで一挙4点を奪う猛攻。
 ◎一方、先発の藤原は緩急をうまく使い、4回まで2安打に抑える好投。その
  二人の走者も一人は鈴木の強肩で盗塁を刺し、さらにもう一人は併殺で仕留
  めるなど、結局は二塁を踏ませず、きれいに三人で退ける。       
 ◎5回裏、藤原は一死からライトオーバー三塁打を許し、続く打者に自身への
  強襲ヒットを打たれるが、後続をきっちりと片付け無失点で切り抜ける。 
 ◎打線は4回表、一死から森下の右中間二塁打でチャンスを作ると、続く山田
  がレフトへ運んで5点目。山田はこの後、得点には結びつかなかったものの
  二盗、三盗を決めて相手をゆさぶる。さらに7回表、四球で出塁した馬渕を
  二塁に置き、杉山がボール3から打って出て右中間三塁打。大量7点を奪う。
 ◎6回からは遠藤が登板。遠藤はランナーを出すものの要所を抑えてゲームセ
  ット。ここしばらく不振が続いていた打線が毎回ランナーを出し、2桁安打
  を放つ展開で快勝した。                       
 
撮影:柴田兼一 撮影:深沢高敏

 
対 ルネサス高崎戦(10/21 日立ソフトウェア9勝11敗)
打線沈黙1安打 瀬川、好投するも終盤に失点
チーム名
日立ソフトウェア 0 0 0 0 0 0 0 0
ルネサス高崎 0 0 0 0 0 2 x 2
【バッテリー】★瀬川(5回2/3:5勝3敗),藤原(1/3)−鈴木
【盗塁】馬渕(7回)

 ◎緊迫した投手戦では、エラーした方が負けるという定石があるが、この試合
  お互いにミスが飛び出すものの、それに乗じることが出来なかった方が負け
  る結果となった。                          
 ◎まずは2回表、先頭の馬渕が死球で無死のランナーとして出塁。しかしなが
  ら相手エース上野の前に、二塁に送ることすら出来ずにチャンスをつぶす。
  さらに5回表、先頭の来條が相手エラーで出塁。その後、一死二塁と初めて
  得点圏に進むが、後が続かない。                   
 ◎一方、先発の瀬川は速球を武器に4回まで散発2安打と、上野に引けをとら
  ない好投。5回裏、先頭打者にセンター前に弾かれ二塁に送られるが、後続
  を力でねじ伏せ1点も与えない。                   
 ◎しかし、6回裏、先頭打者に右中間に運ばれ無死二塁の大ピンチ。続く打者
  の送りバントを内野がエラーし、さらに傷口を広げてしまう。一死後、相手
  打者がエンドランのサインを見落としたのか、バッター見送りで三塁走者が
  飛び出すものの、声の連携が無く、これを刺すことが出来ない。     
 ◎なんとか無失点で切り抜けたい瀬川であったが、相手打者はスクイズを敢行。
  瀬川が必死にバックホームするが、間一髪間に合わず、ついに失点。さらに、
  当たっている7番打者にレフトオーバー二塁打を喫し、終盤で大きな2失点。
 ◎打線は先の佐川急便戦に続き7回一死までノーヒット。前回と同様、馬渕が
  意地のヒットをセンター前に運びノーヒットノーランは免れたが、打撃不振
  のチームにとって上野攻略はあまりにも重かった。また、今シーズン、肝心
  な場面での守備の大きなミスが目立ち、かつ、声の連携もうまく行っていな
  い状況を目にしてきた。最終節、これらのことを踏まえ残り2試合、精一杯
  良いプレーを見せて欲しい。                     
撮影:深沢高敏 撮影:深沢高敏

記録&記事:桐越信一

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