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2007 日本女子ソフトボールリーグ1部 第1節

ソフトボールリーグ1部 開幕
1勝1敗でのスタート

 4月21日〜23日(22日が雨天のため延期)にかけて、福岡県春日市春日球場
で日本リーグ1部が開幕した。昨年は優勝にあと一歩届かず、準優勝に終わった我が
日立ソフトウェアは、2000年に続く2度目の優勝を目指し、開幕戦でトヨタ自動車と
対戦。新加入ながら開幕投手を任された藤原が5回を1安打零封する素晴らしいピッ
チングを披露すると、打線も機動力を絡め11安打を放って初戦を快勝。1日おいた
23日には開幕2戦目で早くも昨年の4強チーム、ルネサス高崎戦との対決。初回に
溝江の三塁打などで先行するがホームランで逆転され、打線は2安打に押さえ込まれ
完敗。結果、開幕節は1勝1敗のスタートとなた。               
 第2節は4月28日〜30日、兵庫県尼崎市記念公園野球場で行われる。

 地元、九州の方をはじめ、多くの皆様のご声援、ありがとうございました。
撮影:中山友紀子 撮影:大木浩

 
対 トヨタ自動車戦(4/21 日立ソフトウェア1勝)
藤原、開幕戦を5回1安打零封の白星デビュー!!
チーム名
日立ソフトウェア 0 4 0 3 0 0 0 7
トヨタ自動車 0 0 0 0 0 1 0 1
【バッテリー】☆藤原(1勝:5回),瀬川(2回)−鈴木
【二塁打】西山(2回)
【盗塁】濱本(2回),西山(2,4回),溝江(2,5回),山田(5回),杉山(7回)

 ◎調整が遅れているエース遠藤に代わり開幕投手を任されたのは、今シーズン
  から加入した新人の藤原。その藤原は、開幕のプレッシャーに押しつぶされ
  ることなく、立ち上がりからテンポのよい投球で初回を簡単に三人で退ける。
 ◎一方、藤原を援護したい打線は初回表、先頭の西山がヒットで出塁。溝江の
  送りバントで二塁に進むものの、続くクリーンナップに快音なく無得点。 
 ◎しかし、2回表、相手エースの制球難につけこみ、森下、杉山が連続四球を
  選んでチャンスを作ると、続く濱本の当りが相手エラーを誘い幸運な1点を
  先取。さらに一死満塁とチャンスを広げると、西山が右中間二塁打を放って
  3点目。打撃だけではなく、その後、一、三塁からダブルスチールで4点目
  を奪うなど足を絡めた攻撃も見せつける。               
 ◎なおも4回表には、代わったピッチャーからチャンスを作り、溝江、山田、
  馬渕の3連続タイムリーで決定的な3点を追加し相手を突き放す。    
 ◎結局、攻撃陣は先発メンバー全員が出塁し、安打は2桁の11本を数えたが、
  7盗塁、3エンドランと、足を絡めた機動力が得点に結びつき、藤本新監督
  の積極采配が功を奏し大量7点。                   
 ◎一方、藤原は初回からテンポのよさと緩急を付けたピッチングで相手を翻弄。
  打たせて取るピッチングで、5回まで許したヒットは内野強襲の1本だけの
  完璧な内容。6回から代わった瀬川が1点を失うが開幕戦を白星で飾った。
 
撮影:大木浩 撮影:大木浩

 
対 ルネサス高崎戦(4/23 日立ソフトウェア1勝1敗)
初回に先行するが、2安打に押さえ込まれ逆転負け
チーム名
ルネサス高崎 0 4 0 0 0 0 0 4
日立ソフトウェア 1 0 0 0 0 0 0 1
【バッテリー】★藤原(1勝1敗:4回),瀬川(3回)−鈴木
【三塁打】溝江(1回) 

 ◎開幕2戦目で早くも昨年の4強チームとの対決。初戦に続き先発した藤原は
  初回表、簡単に二死を取るが続く打者にライト線三塁打を喫し、さらに四球
  を与えて一、三塁のピンチを招く。しかし、ここは踏ん張り無得点。   
 ◎一方、打線は初回裏、相手エース上野から一死後、開幕戦から当たっている
  溝江がレフトオーバーの三塁打でいきなりのチャンスを作る。続く山田との
  間でベンチはエンドランを敢行。山田の当たりは大きなライトフライ。溝江
  が飛び出すものの、一旦三塁に戻ってからタッチアップして生還。上野から
  早々と1点を先取する。                       
 ◎この1点を意識したか直後の2回表、藤原は先頭打者から2者連続レフト線
  二塁打を喫してすぐに同点に追いつかれる。さらに、四球をはさんで二死一、
  三塁とされ、相手2番にレフトへ高々と打ち上げられる。打球は平凡なレフ
  トフライと思われたが、風に乗ってフェンス越え。手痛い逆転3ランとなる。
 ◎その後、藤原は3,4回もランナーを背負うが要所を締めて5回から瀬川と
  交代。瀬川は制球が定まらず、3イニングで4死四球と毎回ランナーを背負
  うものの、速球で三振に仕留めるなど点を与えず打線の反撃を待つ。   
 ◎その打線は初回以降、上野の前に沈黙。6回まで一人のランナーも出せずに
  7三振を喫して攻略の糸口が掴めない。最終回、先頭の溝江が足で稼ぐ内野
  安打で出塁。二塁に進めるが後続なく、塁に出たのは溝江が2回だけという
  内容で完敗した。                          
 
撮影:中山友紀子 撮影:中山友紀子

記録&記事:奥田透,桐越信一

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