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2003 日本女子ソフトボールリーグ1部 第1節

ソフトボールリーグ1部 開幕
V奪還へ向け連勝スタート!!

 4月19日〜20日にかけて、東京都江戸川区球場で日本リーグ1部が開幕した。
 我が日立ソフトウェアは、昨年と同様、攻撃ではリーグ随一の重量打線の破壊力と
機動力を見せ付けるとともに、投手陣は、昨年までのエース石川の抜けた穴を遠藤、
入山が素晴らしいピッチングでカバーし、V奪還に向けて連勝で開幕をスタートした。
 第2節は4月25日〜27日、岐阜県揖斐川町健康広場ビックランドで行われる

 多くの皆様のご声援、ありがとうございました。
撮影:田村由香 撮影:田村由香

 
対 大鵬薬品戦(4/19 日立ソフトウェア1勝)
V奪還に向け、開幕戦、快勝発進!!
チーム名
大鵬薬品 0 0 0 0 0 1 0 1
日立ソフトウェア 1 2 0 0 0 1 x 4
【バッテリー】☆遠藤(1勝)−鈴木
【三塁打】新海(4回) 【二塁打】新海(2回),亀田(6回)
【盗塁】山田(1,5回),黒田(6回)

 ◎昨年までの絶対的なエース石川が抜けた投手陣がどうなるか、今シーズンを
  占う開幕投手は、昨年石川に次ぐ勝ち星をあげた遠藤。その遠藤は1,2回
  をあっさりと三者凡退で切って取り、好調な立ち上がりを見せる。    
 ◎一方、攻撃では昨年、数々のタイトルを手中にしたチームの核弾頭の山田が、
  いきなりの投手強襲内野安打で出塁。西山が送った後の二死二塁から山田は
  得意の三塁への盗塁。これが相手捕手の悪送球を誘いヒット1本で先制点!
 ◎続く2回裏には亀田がライト前で出塁すると、新主将として今シーズンから
  チームを引っ張る新海が、右中間を痛烈に破る二塁打! エンドランがかか
  っていたため亀田が一気に本塁を陥れ2点目をあげる。さらに一死三塁から
  ルーキーの鈴木がレフトに犠牲フライを打ち上げて3点目! 効率の良い攻
  めで序盤で試合の主導権を握る。                   
 ◎立ち上がり好調の遠藤は、3,4,5回に得点圏にランナーを背負うものの
  後続にヒットを許さず完封ペース。しかし、6回表一死から相手3番に右越
  えのホームランを喫して1点を返される。さらに続く4番にもセンター前の
  ヒットを許すが、後続を自らの守備で併殺に仕留め、最小失点で切り抜ける。
 ◎打線は3回から5回まで毎回のランナーを得点圏に送るものの一発が出ない
  展開が続くが、1点取られたすぐその裏、亀田のセンターオーバーの二塁打
  を足掛かりに、一死三塁で黒田が三遊間を痛烈に破るタイムリー!    
 ◎遠藤は最終回、一死から死球を許すものの、続く打者はキャッチャーフライ。
  この間に二塁へのタッチアップを狙った走者を鈴木が捕球直後、振り向きざ
  まに二塁へ矢のような送球で刺して併殺! 開幕戦、好守が随所に飛び出し、
  白星での発進となった。                       
 
撮影:磯崎千嘉 撮影:磯崎千嘉

 
対 戸田中央総合病院戦(4/20 日立ソフトウェア2勝)
馬渕、特大1号! 全員安打! 入山、1安打完封劇!
チーム名
戸田中央総合病院 0 0 0 0 0 0 0 0
日立ソフトウェア 0 1 0 1 3 1 x 6
【バッテリー】☆入山(1勝)−鈴木
【本塁打】馬渕(2回) 【三塁打】西山(5回) 【二塁打】新海(4回),来條(4回)

 ◎開幕第2戦の先発は昨年、勝ち星をあげられなかった入山。その入山は3回
  表まで力強い完璧なピッチングを披露し、相手打線に付け入る隙を与えず、
  内野ゴロの山を築く。                        
 ◎一方、打線は初回裏、先頭打者山田の四球などで一死三塁のチャンスを作る
  ものの得点出来ず。しかし、2回裏、先頭打者の馬渕が全日本入りしている
  相手エース坂井の初球を狙い済まし、打った瞬間分かる推定飛距離80mの
  超特大本塁打を右越えに放り込む!!                 
 ◎さらに4回裏には亀田のレフトオーバーの二塁打を足掛かりに、来條が右翼
  線にタイムリー二塁打を放ち2点目!                 
 ◎自慢の重量打線は攻撃の手を緩めず、5回裏には西山の右中間三塁打、斎藤
  の投手強襲タイムリー、さらには馬渕がヒットで続き、黒田の内野安打の間
  に二者がホームを陥れる隙のない攻撃で3点を奪う。          
 ◎6回裏にはルーキー鈴木のセンター前、山田、西山がヒットで続き、相手の
  エラーでダメ押し点。結局先発メンバー全員安打の13安打を浴びせる猛攻
  で大量6点を奪う。                         
 ◎先発の入山は、4回表に四球とヒットを許し一死一、三塁のピンチを招くが
  今シーズンは速球だけでなく、チェンジアップを織り交ぜた緩急自在のピッ
  チングを披露しヒットはこの回の1本だけ。この試合、外野に運ばれた打球
  は3本だけであり、まったく危なげない素晴らしい投球でチームは開幕連勝
  を飾った。                             
 
撮影:磯崎千嘉 撮影:新留幸一

文:桐越信一

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