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2002 日本女子ソフトボールリーグ1部 第3節

第3節、連勝!!
通算成績6勝1敗で、同率首位返り咲き

 5月4日〜5日にかけて、栃木県足利市総合運動場内硬式野球場で日本リーグ1部
第3節が行われた。我が日立ソフトウェアは、初日のデンソー戦では来條、馬渕の2
ランで試合を決め、さらに山田が連続安打のリーグ新記録8本を樹立するなど毎回の
15安打で圧勝。続く豊田自動織機戦では初回に出た斎藤の2ランを遠藤が守り抜き、
チームは二日続けての完封勝ち。この結果、通算成績を6勝1敗とし、同率首位に返
り咲いた。                                 
 第4節は、5月18日〜19日、宮城県名取市名取スポーツパーク愛島球場で行わ
れる。

 多くの皆様のご声援、ありがとうございました。
撮影:深沢高敏 撮影:深沢高敏

 
対 デンソー戦(5/4 日立ソフトウェア5勝1敗)
来條、先制2号2ラン! 馬渕、ダメ押し2号2ラン!
 山田が連続安打新記録を樹立し、毎回の15安打で圧勝!
チーム名
デンソー 0 0 0 0 0 0 0 0
日立ソフトウェア 0 2 2 2 2 0 × 8
【バッテリー】☆石川(2勝1敗)−藤本
【本塁打】来條2号(2回),馬渕2号(4回) 【二塁打】山田(1回),黒田(2回)
【盗塁】山田(2,6回),馬渕(5回)

 ◎初回裏、先頭打者の山田がいきなりの左中間二塁打でチャンスを作るものの
  後続無し。しかし、続く2回裏、この回の先頭打者、黒田の右中間二塁打を
  足がかりとし、一死三塁から来條がセンターに先制の2号2ランを放り込む!
 ◎さらに3回裏、齊藤と黒田のヒットで二死一、二塁とし、新海と来條が連続
  タイムリーを放って2点を追加する理想の展開。            
 ◎一方、先発の石川は厳しいコースをボールと判定され、立ち上がりから相手
  打者に対してフルカウントが多くなる苦しい投球。2回表、先頭打者に四球
  を許し一死三塁のピンチを招くが、後続を切って取り、1点も与えない気迫
  の投球を続ける。                          
 ◎これに応えて4回裏、山田のセンター前ヒットで一死二塁とすると、馬渕が
  ライトオーバーのダメ押し2号2ラン! さらに打線の勢いは止まらず5回
  裏、藤本、山田の連続ヒットから得たチャンスで馬渕がセンター前にタイム
  リー! この回、相手失策もあり、さらに1点を追加し、結局、毎回の15
  安打の猛攻を見せつける。                      
 ◎投げては石川が6回表に一死一、二塁のピンチを招くものの、集中力を切ら
  さず冷静なピッチングで後続を断ち切り、地元の大声援の期待に応えて3安
  打完封勝利。                            
 ◎なお、この日、山田が5回までに3打数3安打。これで前の試合からの連続
  ヒットを7本とし、過去二人しか達成していない連続安打のリーグタイ記録
  に並ぶ。さらに6回裏、二死から藤本が四球を選んで山田に最終打席が回る。
  山田はここでセンターに痛烈なヒットを飛ばし、ついに連続安打のリーグ新
  記録8本を達成。さらにこの日も1試合4安打のリーグタイ記録で、2試合
  連続の4打数4安打と打ちまくった。                 
 
撮影:新留幸一 撮影:新留幸一

 
対 豊田自動織機戦(5/5 日立ソフトウェア6勝1敗)
斎藤、初回に豪快な3号2ラン!
    遠藤、完封で同率首位返り咲き!
チーム名
日立ソフトウェア 2 0 0 0 0 0 0 2
豊田自動織機 0 0 0 0 0 0 0 0
【バッテリー】☆遠藤(4勝)−藤本 【本塁打】斎藤3号(1回)

 ◎ここまで6戦全勝の豊田自動織機の先発は、好投手の高山。初回表、高山の
  ローライズに山田、一居ともに凡打に倒れるものの、亀田が二死からライト
  前ヒットで出塁。ここで続く斎藤が、打った瞬間ホームランと分かる豪快な
  3号2ランをライナーでライトに放り込み、初回から2点を先行する。  
 ◎一方、先発の遠藤は3回まで毎回のヒットで走者を背負うが、いずれも単打
  であり、連打を許さず後続を凡打に打ち取る気迫のピッチングを披露。  
 ◎チーム打率3割を超す強力打線も2回以降、高山のローライズを攻略できず
  凡打の山。4,5回表には四球でランナーを出すものの、いずれも二死から
  で後続無し。6回裏には斎藤がこの日2本目のヒットで出塁するが、これも
  二死からで後が続かない。                      
 ◎遠藤は5回裏、先頭打者にレフト前ヒットを許し無死一塁。続く二者を連続
  三振に切って取るが、その後、レフト前、センター前に運ばれて二死満塁の
  大きなピンチを招く。ここで相手バッターは、ピッチャーながらも強打者の
  M・スミス。しかしチェンジアップを効果的に使い、二ゴロに仕留めて1点
  も与えない。                            
 ◎7回裏、遠藤が相手先頭打者に死球を与えて無死一塁。続く二者を打ち取る
  ものの、ゲームセットと思われた最後の打者の打球を味方守備の乱れにより、
  失策で生かして二死一、二塁。しかし、遠藤は気落ちせず冷静な投球で後続
  を断ち切り、初回の2点を死守して完封勝ち。             
 ◎結局、打撃陣は好投手の前にヒット3本と抑え込まれるが、ここ一番で見せ
  た主砲の一発で試合を決め、チームは同率首位に返り咲いた。      
 
撮影:深沢高敏 撮影:新留幸一

文:桐越信一

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