| HITACHI HOME | UP | HITACHI

 
Top Page Jump Up


2002 日本女子ソフトボールリーグ1部 第10節(最終節)

最終節、地元で2連勝!!
通算17勝5敗、3位で決勝トーナメントへ

 11月16日〜17日にかけ、地元横浜市保土ヶ谷公園野球場で、日本リーグ1部
第10節(最終節)が行われた。我が日立ソフトウェアは連日の大声援の中、初日の
戸田中央総合病院戦では、延長8回表に一居が決勝の2点タイムリー! さらに石川
が散発3安打に抑えて見事完封勝ち。翌日のミキハウス戦では、亀田の2打席連続3
ランであげた6点を石川が守り抜いて連勝。この結果、日立ソフトウェア,豊田自動
織機,日立高崎の3チームが17勝5敗で並ぶものの、お互いの対戦成績,得失点差
により3位となり、決勝トーナメントでは4位のミキハウスと対戦することとなった。
 なお、決勝トーナメントは、11月30日〜12月1日、京都府西京極球場で行わ
れる。

 多くの皆様のご声援、ありがとうございました。
撮影:新留幸一 撮影:新留幸一


対 戸田中央総合病院戦(11/16 日立ソフトウェア16勝5敗)
延長8回表、一居、決勝タイムリー! 石川、散発3安打完封!
チーム名
日立ソフトウェア 0 0 0 0 0 0 0 2 2
戸田中央総合病院 0 0 0 0 0 0 0 0 0
【バッテリー】☆石川(10勝2敗)−藤本
【二塁打】斎藤(4回),一居(8回) 【盗塁】山田(8回),都築(8回)

 ◎相手の戸田中央総合病院に12点差負けしないかぎり、決勝トーナメント進
  出が決定する状況とはいえ、やはり地元横浜の大応援団の中で、すっきりと
  勝って決勝進出を決めたいところ。先発の石川は、初回の立ち上がりを三人
  で退け、上々の滑り出しを見せる。                  
 ◎一方、打線は相手エース坂井の速球の前に2回まで三者凡退にきってとられ
  るが、3回表、先頭打者の新海がセンター前に弾き返し、なおも四球、相手
  エラーなどで一死満塁の先制チャンス。しかし、後続が倒れて得点ならず。
 ◎さらに4回表には、先頭打者の斎藤が左中間を破る二塁打で出塁するものの、
  サードライナー併殺でチャンスをつぶし、6回表には一居,馬渕の連続内野
  安打などで無死満塁の絶好のチャンスを作るが、亀田のライトライナーで二
  度目の併殺を喫するなど、ここ一番での不運でなかなかホームに返せない。
 ◎しかし、石川が今シーズン最高のピッチングを披露。チェンジアップがほと
  んどストライクとなり、絶妙の制球と巧みなコンビネーションで相手打線を
  翻弄し、1点も与えない素晴らしい力投を見せる。           
 ◎結局、試合はチームにとって今シーズン初めてのタイブレークに突入。延長
  8回表、先頭打者の山田が狙い済ましたセーフティバントで二塁ランナーを
  進めると共に、自らも生きてすかさず盗塁。無死二、三塁とチャンスが広が
  ったところで、続く一居の打球は左中間を鋭く抜け、大きな2点を獲得!!
 ◎その裏、遊ゴロで一塁に送球した間にスタートした、タイブレークランナー
  を三塁で刺すなど好守備も出て、結局、石川は散発3安打完封! この結果、
  チームは文句なしの勝利で決勝トーナメント進出を決定した。      
撮影:柴田兼一 撮影:柴田兼一


対 ミキハウス戦(11/17 日立ソフトウェア17勝5敗)
亀田、2打席連続3ラン!! 3位で決勝トーナメントへ
チーム名
ミキハウス 0 0 0 3 0 0 1 4
日立ソフトウェア 3 0 3 0 0 0 x 6
【バッテリー】入山,石川(11勝2敗)−藤本 【盗塁】馬渕(3回)
【本塁打】亀田1号(1回:3ラン),亀田2号(3回:3ラン)

 ◎初回裏、二死から馬渕が四球を選び、続く斎藤がセンター前に落として一、
  二塁のチャンスを作り、亀田がライトオーバーに今シーズンの第1号3ラン
  を放って、いきなりの3点を先制する。                
 ◎3回裏には一死から馬渕が三遊間を破り、続く斎藤が四球を選んで、またも
  や一、二塁のチャンスを作ると、亀田が2打席連続となる3ランをセンター
  に放り込み一人で6打点を稼ぎ出す。                 
 ◎一方、先発の入山は、3回まで無難な立ち上がりを見せるものの、4回表、
  先頭打者から5連続ヒットを集中され2点を失って石川にスイッチ。石川は
  ヒットで1点を追加されるが、なおも続く無死満塁で後続を連続三振にきっ
  てとるなど、一打同点の最大のピンチを切り抜ける。          
 ◎その後、石川は昨日同様、チェンジアップを有効に使い、リリーフ後の4イ
  ニングで5三振を奪う力投。最終回、初球のストレートを狙われ一発を浴び
  るものの、後続を打ち取り、ミキハウスの反撃を抑え最終戦を勝利で締めく
  くった。                              
 ◎この結果、日立ソフトウェア,豊田自動織機,日立高崎の3チームが同率で
  並ぶものの、お互いの対戦成績と得失点差により3位となり、決勝トーナメ
  ントでは、4位のミキハウスと対戦することとなった。         
撮影:新留幸一 撮影:新留幸一

決勝トーナメント
11/30
(土)
第1試合
第2試合

日立ソフトウェア(リーグ戦3位) VS ミキハウス(リーグ戦4位)
  豊田自動織機(リーグ戦1位) VS 日立高崎 (リーグ戦2位)
10:30
13:00
12/1
(日)
第1試合
第2試合

            1の勝者 VS の敗者
            2の勝者 VS の勝者
10:00
13:00

文:桐越信一

Top Page Jump Up
All Rights Reserved, Copyright (C) 2002, Hitachi, Ltd.
WRITTEN BY SOFTWARE DIVISION
WWW-mk@itg.hitachi.co.jp