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2000 日本女子ソフトボールリーグ1部 第1節

日本リーグ開幕
1勝2敗と黒星先行

 5月5日〜7日にかけて、香川県坂出市県営番の州球場で日本リーグが開幕した。
我が日立ソフトウェアは、今シーズンから1部リーグ入りしたYKK四国には貫禄で
勝つものの、昨年の上位チームであるシオノギ製薬、豊田自動織機には打線の決定打
不足により競り負け、1勝2敗と黒星先行の開幕スタートとなった。
 第2節は5月13日〜14日、愛知県豊田市運動公園野球場で開催される。

 多くの皆様のご声援、ありがとうございました。
撮影:柴田兼一 撮影:柴田兼一

 
対 シオノギ製薬戦(5/5 日立ソフトウェア1敗)
11三振を奪われ、開幕戦、黒星スタート
チーム名
シオノギ製薬 0 0 0 2 0 0 0 2
日立ソフトウェア 0 0 0 0 0 0 0 0
【バッテリー】★石川(1敗),柳沢,入山−藤本
【二塁打】来條(5回) 【盗塁】黒田(5回)

 ◎4回まで毎回のランナーを出すものの、相手投手の球威に押されて決定打が
  出ず、残塁の山を築く展開となる。
 ◎一方、先発の石川は制球難に苦しみながらも、3回まで四球のランナー一人
  だけに抑えるピッチングを続けるが、4回表、内野安打と強襲ヒットで一死
  一、二塁のピンチを招く。
 ◎ここで、続くバッターに、ボール2からストライクを取りに行った球をセン
  ター前に運ばれ、さらに守備陣の後逸により二者に生還されて2点を失う。
 ◎5回裏、来條の左中間二塁打と一居の安打で二死二、三塁の同点機も後続が
  三振に切って取られ、結局11三振を奪われて開幕戦黒星スタートとなった。
 
撮影:黒木俊明 撮影:黒木俊明

 
対 YKK四国戦(5/6 日立ソフトウェア1勝1敗)
大量6点を奪い、今シーズンの初勝利
チーム名
日立ソフトウェア 1 1 0 3 0 0 1 6
YKK四国 0 0 0 0 0 0 0 0
【バッテリー】☆石川(1勝1敗),柳沢−藤本,筒井
【二塁打】来條(2回) 【盗塁】藤本(5回)

 ◎初回、相手ピッチャーが12球連続ボールと制球が乱れ、無死満塁の絶好の
  チャンス。しかし、タイムリーが出ず、相手のエラーによる1点だけに終る。
 ◎続く2回裏には来條の右中間二塁打でチャンスを作り、相手の野選で追加点。
  この時点で2点目を奪うものの、前日と同様、決定打不足で残塁の山を築く。
 ◎タイムリーが出たのは4回裏。先頭の来條が昨日から続く4打席連続ヒット
  で出塁し、一居の犠牲フライで1点を挙げ、なおも二死二、三塁のチャンス。
  ここで田村がライト前に運び、やっと待望のタイムリーで2点を追加する。
 ◎最終回には川崎の三遊間を破るタイムリーで6点目を奪い、投げては石川が
  5回を2安打5奪三振、代った柳沢も2回を3奪三振のパーフェクトで締め、
  今シーズンの初勝利を完封で飾った。
 
撮影:黒木俊明 撮影:黒木俊明

 
対 豊田自動織機戦(5/7 日立ソフトウェア1勝24敗)
石川の熱投実らず、タイブレークで敗れる
チーム名
10 11
日立ソフトウェア 0 0 1 0 0 0 0 0 0 0 0 1
豊田自動織機 0 0 1 0 0 0 0 0 0 0 2
【バッテリー】入山,★石川(1勝2敗)−藤本
【本塁打】川崎(3回) 【盗塁】来條(2回),川崎(5回),馬渕(10回)

 ◎昨年度の1,2位の対戦が早くも実現。相手が全日本候補の高山、我が日立
  ソフトウェアは入山が先発を任される。入山は立ち上りに一死満塁のピンチ
  を招くものの、威力のあるストレートで後続を断つ。
 ◎3回表、ここ2試合、会心の当たりが出なかった川崎がセンターオーバーの
  今シーズン第1号の本塁打を放ち先制!!
 ◎しかし、その裏、入山が左中間二塁打を浴び、さらにセンター前に運ばれて
  試合は振り出しに戻る。
 ◎その後、4回から代った石川が9回まで相手打線をパーフェクトに抑えるが、
  味方打線が決定打不足で残塁の山を築き、なかなか得点ができない展開。
 ◎延長11回裏、守備陣の野選と振り逃げによる無死満塁のピンチに、石川が
  痛恨の押し出し四球を与え、熱投実らず、ついに力尽く。
 
撮影:黒木俊明 撮影:黒木俊明

文:桐越信一

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