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2000 日本女子ソフトボールリーグ1部 決勝トーナメント

創部以来の悲願の初優勝を達成!!
 
 11月25日〜26日にかけて、京都府西京極球場で日本リーグ1部の上位4チー
ムによる決勝トーナメントが行われた。
 リーグ戦第3位の我が日立ソフトウェアは初日、4位の大徳と対戦し、タイブレー
クの末、川崎のタイムリーでサヨナラ勝ち。続く2日目の豊田自動織機戦は、来條の
先制タイムリー、投げては入山の完封で昨年決勝で敗れた雪辱を果たし、2年連続の
決勝戦に進出した。決勝の日立高崎戦は、タイブレークの8回表、主将藤本のタイム  
リーなどであげた2点を、エース石川がノーヒットピッチングで守りきり、創部以来
悲願のリーグ初優勝を達成した。
   
 選手の皆さん、今シーズンも数々の感動をありがとうございました。そして応援の
皆さん、本年度も一年間、大きなご声援を頂き、ありがとうございました。
撮影:黒木俊明 撮影:黒木俊明


対 大徳戦(11/25 リーグ3位 VS 4位)
川崎のタイムリーでサヨナラ勝ち!
チーム名
大徳 0 0 0 0 1 0 0 0 1
日立ソフトウェア 0 0 1 0 0 0 0 1x 2

【バッテリー】☆石川−藤本

 ◎初回、先頭の川崎が四球で出塁。一居が二塁へ送り、早くも先制のチャンス  
  を作るが無得点に終わる。
 ◎3回裏、先頭打者の藤本が四球で出塁。続く川崎のレフト前ヒットと一居の  
  犠打でニ死二、三塁とする。ここで、斎藤の三遊間への当たりの間に藤本が
  生還し、幸運な先制点をあげる。
 ◎先発の石川は、初回から切れのある球で相手を寄せつけず、4回を1安打に
  抑える危なげない立ち上がり。
 ◎しかし5回表、ニ死二塁からタイムリーヒットを許し、同点に追いつかれて  
  試合は結局、タイブレークに突入。  
 ◎8回表、定石通りランナーを三塁へ進められ、更に続く打者を四球で歩かせ
  て一死ニ、三塁のピンチを迎える。しかし、バッテリーが相手打者のエンド  
  ランを外し打者は三振、更に飛び出したランナーを挟殺してピンチを脱する。  
 ◎続く8回裏の攻撃、先頭の藤本がランナーを三塁へ進め、川崎がセンター前
  にタイムリーを放ち、サヨナラ勝ち!!
  これにより3位以上が確定し、準決勝に駒を進めた。  
撮影:新留幸一 撮影:黒木俊明


対 豊田自動織機戦(11/26 準決勝 3位VS4位の勝者 VS 1位VS2位の敗者)
来條、先制タイムリー! 入山、完封で決勝進出!
チーム名
日立ソフトウェア 0 0 0 0 0 1 1 2
豊田自動織機 0 0 0 0 0 0 0 0

【バッテリー】☆入山−藤本
【盗塁】斎藤(1回),亀田,黒田(6回),新海(7回)

 ◎準決勝の相手は昨年の決勝戦で敗れた豊田自動織機との戦いとなり、またも
  M・スミスとの対決となる。
 ◎1回表、先頭打者川崎のレフト前ヒットと、一居が相手野手の野選で出塁し
  無死一、二塁の先制チャンス。しかし、後が続かず無得点に終わる。  
 ◎その後も2回表の来條、3回表の一居と、先頭打者がヒットを放ち出塁する  
  など4回まで毎回のランナーを出すが、得点には至らず。
 ◎先発の入山は気合のこもったピッチングで、5回まで被安打2の力投を続け  
  0対0のまま試合は終盤に突入。
 ◎6回表、四球で出塁した斎藤を二塁へ送ることが出来なかったものの、すか
  さず亀田が盗塁を決め、二死二塁。ここで、続く来條が三遊間を抜く見事な
  タイムリーを放ち、待望の1点を先制する。
 ◎さらに7回表、先頭の馬渕がバントヒットで出塁。続く新海の時にパスボー
  ルで進塁、新海も一塁線への当たりが内野安打となり、無死一、三塁の追加
  点のチャンス。ここで藤本がエンドランをライト前に決め、2点目を奪う。
 ◎7回裏は入山が3人でピシャリと抑え、結局2安打完封勝利。チームは昨年
  の決勝戦での雪辱を晴らし、2年連続となる決勝進出を決めた。  
撮影:黒木俊明 撮影:黒木俊明


対 日立高崎戦(11/26 優勝決定戦)
藤本、貴重なタイムリー! 石川、ノーヒットピッチング!
チーム一丸となり、悲願のリーグ初優勝を達成!!
チーム名
日立ソフトウェア 0 0 0 0 0 0 0 2 2
日立高崎 0 0 0 0 0 0 0 1 1

【バッテリー】☆石川−藤本
【盗塁】馬渕,藤本(8回)

 ◎優勝決定戦の相手は日本代表選手も多く所属する強豪の日立高崎。
 ◎2回表、亀田がレフト前ヒットで出塁。続く来條がニ塁へ進め、一死ニ塁の
  チャンスを作るが、後が続かず得点には至らず。
 ◎その後も3回表の川崎、4回表の田村がヒットで出塁するが、後続が断たれ
  なかなか得点には結び付かない展開となる。
 ◎先発の石川は、立ち上がりから気合のこもったピッチングで相手打線を封じ  
  込め、味方の守備陣も随所に好プレーが飛び出して、7回を四球1つだけに  
  抑える快投。結局、試合は0対0のままタイブレークへ突入。
 ◎8回表、先頭の馬渕の送りバント処理を相手捕手がエラー。すかさず盗塁を
  決めて無死ニ、三塁の絶好のチャンス。ここで、続く藤本が準決勝と同様に
  エンドランをライト前に決め待望の先取点をあげる。その後、田村への初球、
  パスボールが出て貴重な1点を追加し、この回2点をあげる。
 ◎8回裏、石川は一死三塁から犠牲フライで1点を失うが、最後の打者をニ塁
  ゴロに打ち取りゲームセット。石川は結局、ここ一番の大舞台で相手打線を
  ノーヒットに抑える最高のピッチングを演じ、チームは、創部以来の悲願で  
  あったリーグ初制覇を達成した!!  
撮影:黒木俊明 撮影:柴田兼一

2000決勝トーナメント

文:古園敏幸

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