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'98 日本女子ソフトボールリーグ1部 第8節(最終節)

最終節の粘り届かず、決勝進出をかけたプレーオフで惜敗


 10月18〜19日にかけて、愛知県岡崎市岡崎中央公園野球場で日本リーグ第8節
が雨天で一日順延されて行われた。我が日立ソフトウェアは、負けられない試合で見事
連勝し、自力決勝トーナメント進出の権利を引き寄せ、ドリームセクション同率2位の
トヨタ自動車とのプレーオフに持ち込んだ。
 プレーオフではリサ・フェルナンデスからタイムリーで1点をもぎ取るものの、その
裏に3つのエラーで自滅し、あと一歩のところで決勝トーナメント進出はならなかった。
 本年度のリーグ戦、多くの皆様のご声援、ありがとうございました。
K989331 撮影:黒木俊明 N981424 撮影:新留幸一


対 日立高崎戦(10/18 日立ソフトウェア11勝4敗)
石川、2安打完封! バックも盛り立てタイブレークを制す!
チーム名
日立ソフトウェア 0 0 0 0 0 0 0 1 1
日立高崎 0 0 0 0 0 0 0 0 0

【バッテリー】☆石川(10勝4敗)−藤本 【二塁打】斎藤(7回)   
 
 ◎2位のトヨタ自動車が前の試合で敗れ、自力決勝進出の望みが出たことで、  
  エース石川も気合のこもった力投を披露。4回まで完全試合のペースで首位  
  日立高崎を苦しめる  
 ◎一方、打線は2,4,5回にチャンスを作るものの決定打が出ず。4回には、  
  廣田のライト前で田村が本塁を突くもののタッチアウト。  
 ◎7回、先頭打者の斎藤が左中間を破る二塁打で出塁し、一死三塁の絶好の得点  
  チャンスを作るが、エンドラン失敗でなかなか点が入らない。
 ◎結局、試合はタイブレークに突入。8回、田本のエンドランで待望の一点を  
  あげ、勝負の行方はその裏の攻防へ。  
 ◎8回裏、相手の当たりそこないのサードゴロで同点かと思われたピンチに、  
  廣田が5回裏の二塁封殺に続く2回目の華麗な守備を披露。本塁で封殺し、  
  その後の打者も石川が切って取り、自力決勝進出の権利復活を遂げた。
K988725 撮影:黒木俊明 K988726 撮影:黒木俊明
K988622 撮影:黒木俊明 K988910 撮影:黒木俊明
K988911 撮影:黒木俊明 K988922 撮影:黒木俊明


対 太陽誘電戦(10/19 日立ソフトウェア12勝4敗)
石川、入山のリレーでノーヒット・ノーラン!
チーム名
日立ソフトウェア 1 0 0 0 3 0 0 4
太陽誘電 0 0 0 0 0 0 0 0
 
【バッテリー】☆石川(11勝4敗)−藤本 【二塁打】川崎(1回)   
 
 ◎初回、先頭の川崎が左中間のエンタイトル二塁打で出塁し、すかさず一居が  
  センター前に弾き返し先制する。  
 ◎5回には、廣田、斎藤の連続タイムリーで3点を追加して試合を決定。  
 ◎投げては石川が5回をパーフェクト、代わった入山も四球一つだけの完璧な  
  リリーフを見せ、二人で相手打線をノーヒットに抑えて完勝した。  
 ◎この結果、全試合を12勝4敗の成績で終了し、トヨタ自動車と同率2位となり、  
  決勝進出をかけたプレーオフの決戦となった。
K989109 撮影:黒木俊明 K989112 撮影:黒木俊明
K989302 撮影:黒木俊明 K989315 撮影:黒木俊明
K989416 撮影:黒木俊明 K989317 撮影:黒木俊明


ドリームセクション・プーレーオフ(決勝進出チーム決定戦)
対 トヨタ自動車戦(10/19)

1点を先行した直後、エラーで自滅し決勝進出ならず
チーム名
日立ソフトウェア 0 0 0 0 1 0 0 1
トヨタ自動車 0 0 0 0 2 0 × 2
 
【バッテリー】石川−藤本 【二塁打】南中(5回) 【盗塁】行(5回)   
 
 ◎最終節、驚異の粘りによりトヨタ自動車と勝率が並び、かつお互いの対戦成績も  
  1勝1敗のため、ドリームセクション2位が2チームとなったことで決勝トーナ  
  メント進出をかけたプレーオフを実施。  
 ◎両チームとも石川、リサ・フェルナンデスの両エースが一日2試合の連投となり、  
  白熱の投手戦を繰り広げる。  
 ◎味方打線は4回まで7三振を奪われ、藤本の内野安打1本に抑えられるが、石川  
  も負けずに4回までパーフェクトピッチングを続け、一歩も譲らない。  
 ◎5回表、廣田がセンター前に弾き返し、代走、行のディレードスチールで二死二塁  
  のチャンス。ここで南中が豪腕リサ・フェルナンデスから、あわやホームランかと  
  思われる左翼フェンス上段にぶつけるタイムリー二塁打を放ち、ついに1点を先制。  
 ◎しかし、その裏、先頭バッターに強襲ヒットで出塁された後、3つのエラーを重ね、  
  まさかの2点を献上。  
  あと一歩で決勝トーナメントの夢を断たれた。
K989609 撮影:黒木俊明 K989615 撮影:黒木俊明
K989617 撮影:黒木俊明 K989620 撮影:黒木俊明
K989626 撮影:黒木俊明 K989635 撮影:黒木俊明

文:桐越信一

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