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1994 日本女子ソフトボールリーグ1部 第3節

第3節、2勝1敗
通算6勝2敗で首位併走!

 5月27〜29日にかけて地元伊勢原市伊勢原球場で日本リーグ第3節が行われた。
我が日立ソフトウェアは、連日の大応援団が見守る中、2勝1敗の成績で、リーグ初
制覇に向け、依然として首位を維持している。
 第4節は6月11日〜12日、山形県白鷹町スポーツ公園で開催される。

 多くの皆様のご声援、ありがとうございました。

 
対 日通工戦(5/27 日立ソフトウェア5勝1敗)
斎藤3号、田村2号、連続アーチで快勝!
チーム名
日立ソフトウェア 2 1 0 0 0 0 4 7
日通工 0 0 0 0 0 0 0 0
【バッテリー】☆石川(3勝),福田−藤本
【本塁打】斎藤3号(7回),田村2号(7回) 【盗塁】大津(5回)

 ◎初回、二死二、三塁でチームの打点王田村がセンター前に2点適時打!
  続く2回には中島(宏)のタイムリーが出て、早くも3点をリードし、序盤で
  主導権を握る。
 ◎最終回には主砲斎藤が右越えに3ランを放てば、続く田村も同じところへと
  放り込むアベックアーチ! 本塁打攻勢で4点をもぎとり試合を決定づける。
 ◎投げては石川が5回1/3を1安打5三振、今リーグ初登板のルーキー福田も
  1回2/3を完全に抑え、相手につけいる隙を与えない見事な投球で快勝した。
 

 
対 豊田自動織機戦(5/28 日立ソフトウェア5勝2敗)
初回の1点が重く、豪腕M・スミスに2安打完封負け
チーム名
日立ソフトウェア 0 0 0 0 0 0 0 0
豊田自動織機 1 0 0 0 0 0 × 1
【バッテリー】★石川(3勝1敗),福田,中島加−藤本
【盗塁】石井(2回)

 ◎1点が勝負のこの試合、相手左腕のM・スミスに対し1番から3番を右打者
  で揃えるが、初回は三者連続三振に切って取られる重苦しいスタートとなる。
 ◎一方、先発の石川は立ち上がり簡単に二死をとるものの、この日は制球が定
  まらず、ランナー二人を背負ってスミスにタイムリーを喫し1回途中で降板。
 ◎3回表、藤本のヒットと四球で二死二、三塁と一打逆転のチャンスを作るが
  得点できず。その後はランナーは出ても併殺、盗塁死などで好機をつぶし、
  リリーフの福田,中島(加)が頑張るものの、残塁は3回表のみの2安打完封
  負けを喫した。
 

 
対 シオノギ製薬戦(5/29 日立ソフトウェア6勝2敗)
斎藤2点適時打! 山口,中島(加)の完封リレー!
チーム名
日立ソフトウェア 0 0 3 0 0 0 0 0
豊田自動織機 0 0 0 0 0 0 0 0
【バッテリー】山口,☆中島加(2勝1敗)−藤本
【二塁打】藤橋(3回)

 ◎3回表、藤橋の左翼線二塁打を足がかりに相手エラーで1点を先取。なおも
  二死二、三塁で主砲斎藤が右前に2点タイムリーを放ち、3点をリードする。
 ◎先発の山口は初回、いきなり先頭打者に右中間二塁打を浴びるが後続を断ち
  切り、リリーフの中島(加)も4回を散発3安打に抑える完封リレー。
 ◎終わってみればヒットは3本ながら、数少ない好機をものにしてリーグ随一
  の豊富な投手陣が守りきるパターンで首位の座を維持した。
 

文:桐越信一

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