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1993 日本女子ソフトボールリーグ1部 第3節

第3節、1勝1敗
通算5勝2敗で首位を維持!

 5月8日〜9日にかけて、日本女子ソフトボールリーグ1部第3節が愛知県渥美郡
田原町営滝頭グラウンドで行われた。我が日立ソフトウェアは、豊田自動織機に惜敗
したものの、大徳ドレッサズを自慢の打線で打ち破り、1勝1敗の成績で通算を5勝
1敗とし、同率ながら1部リーグ昇格以来、初の首位を依然として維持している。 
 第4節は5月15日〜16日、兵庫県尼崎市記念運動公園野球場で開催される。

 多くの皆様のご声援、ありがとうございました。

 
対 大徳ドレッサズ戦(5/8 日立ソフトウェア5勝1敗)
猛打爆発、大量5点! 須永3安打完封勝ち!
チーム名
大徳ドレッサズ 0 0 0 0 0 0 0 0
日立ソフトウェア 0 1 3 0 1 0 × 5
【バッテリー】☆須永(4勝1敗)−桜井 【盗塁】河村(2回)
【二塁打】梨羽(2回),大津(3回)

 ◎2回裏、一死一塁で梨羽が左翼線にタイムリー二塁打を放ち、早くも先制!
 ◎続く3回裏には石井のセンター前ヒットを足がかりにして、加藤のライト前、
  大津のセンター横へのタイムリー二塁打で、相手エースのD・ディをKO!
  代わった2番手投手へ斎藤が走者一掃の左中間二塁打を浴びせ、この回3点
  をあげて早くも試合を決定付ける。                  
 ◎5回裏には、リエントリー出場のD・ディに、またもや打線が襲い掛かる。
  先頭打者の浦川がレフト前、続く大津がセンター前の連続ヒットで出塁し、
  二死一、二塁から廣田がセンター前に落としてダメ押しの5点目を奪う。 
 ◎先発の須永は1,2節とは見違えるピッチングを披露。散発の3安打で今リ
  ーグ初の完璧なシャットアウトゲームを演じた。            
 

 
対 豊田自動織機戦(5/9 日立ソフトウェア5勝2敗)
須永、4安打に抑えるものの惜敗する
チーム名
日立ソフトウェア 0 0 0 0 1 0 0 1
豊田自動織機 1 0 0 0 0 1 × 2
【バッテリー】★須永(4勝2敗)−桜井 【盗塁】石井(3回)
【三塁打】梨羽(5回) 【二塁打】石井(3回)

 ◎初回裏、四球のランナーを三塁に進められ、スクイズで1点を奪われる。
 ◎相手エースのM・スミスは全米代表の好投手。サウスポーから繰り出す剛速
  球に4回までランナーを出すものの、後続を完全に断ち切られる。    
 ◎しかし5回表、この回の先頭打者の梨羽が左中間を深々と破る三塁打でチャ
  ンスを作る。石井、河村が倒れたものの加藤がしぶとくセンター前にはじき
  返し、ついに同点とする!!                     
 ◎先発須永は初回にノーヒットで1点を奪われたが、緩急をつけたピッチング
  で5回までわずか2安打。しかし6回裏、二死一塁から左翼線に落とされる
  不運なタイムリーで、ついに決勝点を奪われ惜敗した。         
 ◎試合に敗れはしたものの今リーグのNo1ピッチャーから2本の長打と1点
  を奪った打線は今後に大いに期待が持てた。              
 

文:桐越信一

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