本文へジャンプ

ミドルウェア

uVALUE 実業×IT

Hitachi

ポータル画面があなたの業務をナビゲート!

特集記事:キーマンズネット掲載

*
株式会社リクルートキーマンズネット(新規ウィンドウを開く)に2008年12月17日に掲載された記事より転載掲載しています。
サービス内容、料金などは、掲載日または更新日時点のものです。

uCosminexus Navigation Platform(業務ポータル)


日立製作所

Keyレポ

ケーススタディ 特長 問い合わせ


uCosminexus Navigation Platform(業務ポータル)

掲載日: 2008/12/17

企業規模 大企業・中堅企業 向け
オススメ
ユーザ
社員個人の知識・ノウハウを組織で共有、体系化し、業務品質の底上げを図りたい企業。業務効率のバラつきを改善したい企業。
製品形態 ソフトウェア
製品概要 業務の流れ(フロー)や操作手順を「見える化」することで、個人が蓄積する知識・ノウハウを組織で共有。業務効率の均一化を図り、現場力の底上げを支援する。
価格情報 製品サイトの情報をご覧ください。
サポート
エリア
全国


知識・ノウハウの活用の違いで業務の質に差が生まれている…


企業を取り巻く環境の変化や多様化にともない、より一層の業務品質の向上が求められる昨今。だが、現場担当者のスキルや熟練度の差により、業務品質にバラツキが生まれている企業は多い。

しかも、業務システムの増加が進む企業では、社内に複数のシステムが散在し、その使い分けは個人の知識やノウハウを駆使して補っているのが現状。もちろん、誰もがシステムを上手に使いこなせるわけではないため、人によって生じる業務の質の差が悩みのタネになっている。

こうした現場の課題の解決策となるのが、 「uCosminexus(ユーコズミネクサス) Navigation Platform(業務ポータル)」 だ。
個人の経験や知識として埋もれがちな業務ノウハウを吸い上げ、Web画面上で効率的な業務フローの構築/利用が可能。業務の質の全体的な向上に大きく貢献する。

では「uCosminexus Navigation Platform」が実際にどういった効果をもたらすのか。2つの導入ケースから見ていこう。



ケーススタディ


ケース 1

新人とベテランのスキルの差が大きく、社員教育のコストが増大…


【導入前の課題】
とある家電メーカーA社のコンタクトセンタでは、ユーザからの電話問い合わせに多くのオペレータが対応していた。しかし、スタッフの入れ替わりも多く、新人オペレータには短期間の教育研修を行い、即現場で業務にあたらせていた。

あるとき、研修を終えたばかりの新人オペレータが問い合わせを受けたのだが…
「先日購入したばかりのパソコン、なんかジ〜ジ〜音がするんですが…。」

これを聞いた新人オペレータは、マニュアル通りにヒアリングしていくものの、分からないことを聞かれると、慌ててしまい、マニュアル本のページをめくるばかりで、結局、的確な受け答えができなかった。その脇では、ベテランオペレータが流暢に対応している。この様子を見ていたコンタクトセンタ主任の若林氏は、新人とベテランのギャップにがっくりと肩を落とし、「まだまだ新人教育に時間がかかりそうだな。」とつぶやいた…。

【導入後の効果】
「uCosminexus Navigation Platform」は、フローとガイダンスによって業務の流れをPC画面に表示。オペレータは画面表示される手順にそって質問や回答をしていくだけで、的確な対応が可能。これにより、新人オペレータであっても、ベテラン並に対応できるようになった。

コンタクトセンタ主任の若林氏も新人教育にかかるコストを大幅に削減することができ、その効果に満足であった。





ケース 2

別々のシステムからのデータ抽出に、多大な時間と手間がかかる…


【導入前の課題】
とある企業B社の営業部に所属する的池氏は、ネットワーク構築の商談をかかえており、取引き先から見積り書の提出を依頼されていた。その作業には過去の取引き事例を探したり、提案書を作成して技術担当に見積りを依頼する必要があった。

しかし、この見積り依頼の一連の作業では、別々のシステムからデータを抽出したり、データ入力を行う必要があり、多大な作業負荷がかかってしまう。

取引き先からは、「1週間以内に見積り書を出してくれ」と強い要望を受けていたが、日々の業務と平行して依頼作業を行わなくてはならない的池氏にとっては、とても間に合いそうになく、途方にくれてしまっていた…。

【導入後の効果】
「uCosminexus Navigation Platform」は、「事例検索」「提案書作成」「見積り依頼」といった業務フローに合わせて、使用すべき業務システムをポータル画面上で連携可能。これにより、個別のシステムで作業をする手間がはぶけ、簡単に見積り依頼を行うことができるようになったのだ。

この導入により、的池氏は技術担当への見積り依頼を数時間で完了、取引き先に1週間以内に提案を行うことができた。





このページの先頭へ


「Cosminexus」に、業務改善を支援するフロント統合基盤が新登場


上記で紹介した「uCosminexus Navigation Platform」は、日立の SOA(Service Oriented Architecture)プラットフォーム「Cosminexus(コズミネクサス)」 ※のラインナップに新たに追加された、業務画面などのシステムのフロント部分を最適化する基盤製品。個人の知識・ノウハウを組織で共有できる仕組みを提供し、業務プロセスを体系化・共有化する革新的なシステムだ。

※「Cosminexus」は、システム構築に必要な多様な機能、技術を提供する統合システム構築基盤。業務システムやデータをサービスとして組み合わせ、業務プロセス全体の最適化を図るSOAの実現に貢献する。「Cosminexus V8」へのバージョンアップにより「知識・ノウハウとシステムの融合」をコンセプトに、業務プロセスの全体最適化を段階的に実現。

次に「uCosminexus Navigation Platform」がフロント画面統合により、どのように業務改善をもたらすのか詳しく紹介しよう。



特長


見える化

業務の流れをフローチャートにすることで、業務の質を底上げ


「uCosminexus Navigation Platform」は、効率的な業務の手順を画面上に表示し、組織で共有することで「業務の見える化」を実現する。

フローチャートとガイダンスで業務手順を画面上で共有
業務手順をフローチャート化し、ガイダンスで業務をナビゲートすることで、ベテランなどの各個人に蓄えられた知識やノウハウの「見える化」を実現。ポータルでの細やかなアクセス権限で、1人ひとりのエンドユーザに適したフローチャートを用意し、業務を支援する。

ログ収集により、業務の“つまずき”を発見
エンドユーザが画面上で行った操作をログとして記録し、そのログをもとにエンドユーザにとって「使いにくい個所」を知ることもできる。例えばコンタクトセンタの場合、何人ものオペレータがミスを起こしている業務や、想定以上の作業時間がかかっている業務などを、ログを見ることによって特定して、使いやすく改善することも可能だ。



+拡大

簡単画面作成

他システムと連携したフロント画面をGUI操作で簡単作成


ポータル画面の作成には、企業の知識・ノウハウを反映したFAQやマニュアルなどを見ながら業務フローを簡単に設計・開発できる。

ノンプログラミングだから画面 計が簡単
GUIエディタにより、ドラッグ&ドロップでボタンやテキストを配置でき、直感的な操作による画面設計が可能。

その場のレビュー/改善で短期間開発が可能
画面作成時には、利用イメージそのままの形で画面作成ができ、 その場でレビューと改善が可能。エンドユーザの要求を効率良く取り込み、手戻りによるSEの時間のロスを回避する。

業務に必要なバックエンドシステムと画面上から連携可能
業務の流れの中で必要になる各種Webサービス/ワークフローシステム/データベースなど、プラグインを追加することで既存のバックエンドシステムと画面上で柔軟に連携が可能。これにより、業務の変化に柔軟に対応できる、連携性の優れたシステムを構築できる。



+拡大

業務の最適化

蓄積/利用/改善のサイクルが、気が利いているシステムを生む


システムを設計する上で機能・性能が要件を満たすこともさることながら、その機能を活用するための「使いやすさ」が重要となる。そして、使いやすいシステムを作るためには、試作段階からエンドユーザの評価を反映して改善を行い、潜在ニーズの調査とシステムの使いやすさを検証する必要がある。

「uCosminexus Navigation Platform」では、知識・ノウハウを「蓄積/利用/改善するサイクル」が大きな役割を果たしている。このサイクルにより、エンドユーザからのニーズを引き出すことで、作業に直結した業務の最適化を図り、業務の質の向上を実現できるのだ。

蓄積/利用/改善のサイクルを回して、ベストプラクティスを確立
蓄積 :GUIベースのノンプログラミング開発環境、バックエンドシステムとの柔軟な連携
利用 :フローチャートで業務全体の流れを把握し、ガイダンスで具体的な作業を実施
改善 :ログ収集によりボトルネックを発見し、迅速に改善





このページの先頭へ


<まとめ> 必要な情報をフロントに統合することが全体最適化のカギ


これまで見てきたように、「uCosminexus Navigation Platform」は業務に必要な情報を業務の流れに沿って1つの画面に集約することで、業務の最適化や業務品質の向上に効果的だ。
エンドユーザには使いやすく、技術者には開発しやすいインターフェースを構築でき、SOAでの全体最適化に大きく貢献する製品と言えるだろう。

現場力の底上げに課題を感じているユーザは、組織での知識・ノウハウの有効活用に向けて、「uCosminexus Navigation Platform」の導入を検討してみてはいかがだろうか。

また、更に詳しく知りたいユーザは、「uCosminexus Navigation Platform」を実体験できる「体験セミナー」に足を運んでみるのもいいだろう。

<セミナーのお申込みや詳細情報はこちら>
※開催日以降または満員等により、上記セミナーは予告なく締め切らせていただくことがございます。あらかじめご了承下さい。



このページの先頭へ