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企業情報採用・インターンシップ

田中

新製品・機能が新聞やネット上に掲載されたり、製品・機能を使った学会発表を聞くと、<br />製品づくりを通じて医学の進歩に貢献しているという実感が湧きうれしく思います<br />

入社動機

もともとは宇宙物理の研究をしたいと思って物理学科に進学しましたが、大学在学中に「目に見えないものを見る」技術として放射線を使った物理の面白さと有用性に気付き、将来的に放射線物理を使って社会に貢献したいと思うようになりました。

放射線治療、原子力発電、放射線測定器、非破壊検査装置などさまざまな応用分野がある中で、特にX線CT装置は医療分野で最も身近に人々の役に立てること、超高齢化社会を背景に将来性が見込めること、研究室で学んだ多チャンネル検出器の開発・データ収集・解析の経験をベースとして活かせること、会社説明会で出会った方々の真面目で穏やかな社風が自分に合っていると思ったこと、勤務地がある程度限られており入社前から入社後の生活を想像しやすかったことなどを理由に、当社のX線CT装置の設計開発職を志望しました。

仕事内容

CT装置の画質向上技術や被ばく低減技術に関する設計開発を行っています。より少ないX線量で、より高い画質の画像を提供することが求められるCT装置ならではの仕事です。具体的には、既存技術を新しい機種に搭載するための再設計・検証、お客様(放射線技師や医師の方々)や市場要求に応えるための技術・機能の基礎検討、その有効性を証明するための画質評価や線量評価、特許執筆、時には大学病院との共同研究、学会発表支援、などの業務を担っています。

実験を進めるためにハード屋さんのように装置の調整をすることもあれば、ソフト屋さんのようにC言語を使ってプログラミングや解析をすることもあり、物理学科で幅広く学んだ経験があってよかったと思う日々です。

仕事の面白さ・醍醐味について

自分自身が携わった新製品・新機能のことが新聞やネット上に掲載されたり、CTの営業の方々から「売りやすい製品を作ってくれた」、お客様から「この機能はよく使ってるよ」などと反応が返ってくるとやはりうれしいです。自分が一番頑張った時とは少しタイムラグがあるのですが、本当に製品が社会に出て行ったのだなという親のような気持ちになります。また自社の製品・機能を使った学会発表を聞くと、製品づくりを通じて医学の進歩に貢献しているという実感が湧きうれしく思います。

仕事で苦労する点について

いいアイデアが出てきても、それを製品化するにはたくさんの苦労があります。自分の中ではかなり検討したと思う内容でも、他のハード設計者・ソフト設計者と話していると、全く別の制約があることがわかり、それに合わせて考え直さなければならないこともありますし、逆に自分の中では実現困難と思われることでも話してみると、意外と簡単に他の技術でクリアできることもあります。

製品のあらゆる機能や使い方、コスト、規格、知的財産、過去の不具合などに気を配って設計を進めなければならないので、ユーザーの要望は分かっていても、それ通りに実現できず歯がゆく思うことも多々あります。ただそうした中から最良の実装方法を考えて形にできるとやりがいと達成感を感じます。

印象に残っている仕事やエピソード

入社1カ月後に行われた営業・サービス研修です。今でも「現場」というとこの研修期間のことを思い出します。3週間、地方の営業所に行き、営業・サービスの方々と同行して、病院・クリニックのお客様にお会いしたり、CT以外のさまざまな自社製品の保守点検等を経験しました。車で何時間もかけて地域の病院・クリニックに足を運んだり、一つの施設で同時に複数の装置の保守点検を手際よく行っていることを初めて知りました。普段は目の前の仕事に気を取られて、他のモダリティのことや営業・サービス視点、ユーザー視点を忘れがちになりますが、特に仕様決めなどの重要な場面では、この研修のことやユーザーの声を思い出しながら考え直すきっかけにしています。

今後の目標

どれほど現実味があるのかわかりませんが、いつか女性設計者を中心に開発チームを組んで何かしらの製品や機能をつくってみたいです。最近はハード・ソフトの各グループに満遍なく女性が配属されるようになってきました。意識の高い方々が多く、産休・育休を経て活躍されている方もいらっしゃいます。今までは「同じ職場で仕事をするのに性別は関係ない」と思っていましたが、ふと女性だけでCTをつくったら今までとは全く違う装置ができるのではないかと思ってわくわくしたことがありました。

少なくとも設計者として一つの分野に対して責任を持てるように、広い視野や長期的な考えを持ち、日々勉強していきたいと思います。

オフの過ごし方

オフの過ごし方

職場に男性が多いことの反動か(笑)、休日はいわゆる女子会をして友達と他愛もない会話をするのがいい息抜きになり、いつも癒やされています。ディズニーランド&シーや旅行に出かけたりもします。(写真は立山黒部アルペンルートに行った時のものです)

また、学生時代から愛用しているエスプレッソマシンでカフェラテを入れながら、好きな本を読んで過ごしたり、カフェ巡りをするのも至福の時です。

一日のスケジュール

9:00 グループミーティング。ラインアップごとの進捗、実験室の使用状況などの情報共有
10:00 開発中の機能の評価のため、実験室にてデータ収集
13:00 新製品の仕様を決定するため、意見出しの打合せ
14:00 午前中に収集したデータの解析。新たな課題の抽出。適宜、口頭で上司や先輩に報告・意見交換
16:00 これまでの実験経過を他グループに報告するためのまとめ資料づくり。今後の実験や解析を効率よく進めるためのツールづくり。適宜、メール返信など
19:00 退社

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