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Hitachi

企業情報 採用・インターンシップ

柴田

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自分の頭の中で考えていたものが形になって動き出す瞬間は<br />鳥肌が立つほど感動的です

入社動機

私は学生時代に入っていたサークルが縁でホイストという製品とホイストを作る会社に興味を持ちました。

サークルは、フォーミュラカーを学生だけで設計し、自分たちの手で作って大会に出場するというもので、当時のものづくりは体力勝負。例えば、フレームに重いエンジンを載せる際は、たくさんの部員でエンジンを持ち上げて運び、フレームに固定するまでは同じ姿勢でエンジンを支え続けなければなりません。これがなかなかの重労働でいつも苦労していました。そんな中、活動にご協力いただいていたある工場で使われていたのがホイストでした。ホイストのフックにエンジンを吊ったら、後はボタンで操作をするだけで自在に搬送でき、任意の高さでエンジンを保持し続けることもできます。その工場では当たり前のように使われていたホイストに私は衝撃を受けました。ものづくりの現場には、一人では持ち上げられないような部品や製品、金型などがたくさんあります。無理に持ち上げると腰を痛めたり、怪我をしたりと災害へつながりかねません。ホイストはさまざまな面においてものづくりには欠かせない装置なんです。

仕事内容

電気ホイストのメカ系の設計を担当しています。電気ホイストとは、重量物をモーターを使って持ち上げる搬送装置です。装置の組み合せによって、搬送したいものを上下・左右・前後と3次元的に運ぶことができるので、工場や作業場の天井に取り付けられ、ものづくりの現場で広く使われています。現在担当しているのは、何十トンという荷を搬送できる大型のホイストに新たな技術を複数取り入れるという開発プロジェクトのメカ設計です。

プロジェクトの目標仕様を満足する機能や機構を考え、それらを構成する部品の具体的な形状や寸法、材質を、強度計算や解析を用いて決めていきます。その他、いかに作りやすい形状で低コストにできるか、コストや加工性、製造方法にも配慮して設計する必要があります。特に、ホイストは建物の天井付近に取り付けられる装置なので、据付やメンテナンスがしやすいよう、構造に配慮して設計しています。例えば、当社のホイストのブレーキには、ブレーキライニングの磨耗量に応じて自動的にギャップ量が調整され、常に安定したブレーキ力を発揮する自動調整装置がついており、面倒なブレーキの調整が不要な構造になっているんですよ。

仕事の面白さ・醍醐味について

設計は自分の頭の中で考えたものを、実際の形にするために、図面に落とし込み情報化する仕事です。自分が思い描いた製品が形となって動く、というのが一番の醍醐味です。試作検討しながら設計した製品が初めて駆動する瞬間は、本当に鳥肌が立ちます。特にホイストは、単独でも重量物を持ち上げたり搬送することができる装置のため、動作が目に見えて確認できる分、びっくりする程の感動があります。

また、開拓者精神といわれる技術者魂あふれる日立の企業風土も魅力ですね。開拓者精神とは何事にも果敢に挑戦していくという意味で、私がこの会社で一番好きなところです。発売までの開発スケジュールが短く日程が厳しい中でも、守りに入らず、失敗を恐れずやってみようという環境の中で仕事ができるのは本当にやりがいがあります。挑戦を恐れないでいろいろなことにチャレンジさせてくれる上司には本当に感謝しています。

仕事で苦労する点について

スケジュール通りに開発を進めるためには、各関係部門と細かい日程を調整しなければなりませんが、人に動いてもらうということは自分で動く何倍も難しく、日程の調整に苦労しています。

設計の仕事は、デスクに向かってただ黙々と図面を描いているというイメージがあるかもしれませんが、実は非常にアクティブに動く部署で、社外や他部門とのやり取りも多く、営業部門やサービス部門はもちろん、工場を飛び出してお客様から直接製品のご意見を伺う機会も多々あります。図面を描いたら、製造部門や協力メーカーさまと製造方法・加工内容・コストを協議し、内容を修正しながら資材部門と連携して試作を進めます。組立や試験など、開発が進めば進むほど設計だけではできないことが多くなり、連日各部門と打合せを重ねるため、開発が佳境に入るとどうしても日中は席を外すことが多くなります。

印象に残っている仕事やエピソード

・入社して初めて設計した製品の組立に立ち会った真冬の夜。自分の設計が遅れたために、夜遅くまでみんなで組み立て・試験をすることになり、とても申し訳ない気持ちになったのですが、寒くて凍えながら立ち会った作業は、みんなでワイワイ盛り上がり、祭りの前日のようで楽しかったこと。

・徹夜で描いた図面を持って海外に飛んだ日。寒くて眠くて図面も描き終わらずどうしようかと思ったのですが、上司が最後まで会社に残って何もいわずに図面を描き上げるのを待っていてくれたこと。

・開発したホイストの試作機が初めて動いた瞬間。ただ動いただけなのに、みんなで握手して喜んだこと。

・会社の花見(イベント)の日に、試験中の試作品に不具合が発生したとき。花見どころではなくなり、しばらくの間、原因究明に奔走し対策に悩んだこと。

・・・他にも印象に残っていることはたくさんありますが、いま振り返ると、辛かった出来事の方がいい思い出となっています。悔しかったことも、腹が立ったことも製品が形になった瞬間全部帳消しになる気がします。

今後の目標

ものづくりに精通した技術者になりたいです。ホイストには欠かせない、溶接や鋳造、歯車や熱処理といったベーシックな要素技術や加工方法、製造方法に関する深い知識と経験を積んで、未来に向けた画期的な新しいテーマやお客様のニーズに応えられる確かな技術力を身につけていきたいと思っています。今日までに諸先輩方が築き上げてきた、日立ホイストのブランドイメージをさらに高めていけるよう、たくさんのアイデアに開拓者精神でチャレンジしていきたいです。

オフの過ごし方

オフの過ごし方

休みの日は、車やバイクで出かけることが多いです。少し遠出をして他県まで足を延ばします。目的地は有名観光地の他、アウトレットや大型ショッピングモールなどが多いですが、目的地に用があるというよりも、出かけること自体が好きですので、往復の移動だけで終わってしまう日も多いです。いろいろな所に出かけるとリフレッシュするのでいい気分転換になります。

自分の仕事を楽しむためにも、仕事と趣味、ON・OFFのバランスを取るように心がけています。

一日のスケジュール

8:00 出社(メールチェックをして返信)
9:00 強度計算
13:00 試作機の検討試験に立会い
15:00 協力メーカさまと打合せ
16:00 3次元設計したモデルを応力解析
18:00 図面の作成
20:00 退社

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